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醤油の正しい保存方法と1日の目安摂取量とは?

日本人の料理に欠かせない醤油。毎日使うものだからこそ、正しく保存して品質を保ちたいですよね。今回は、醤油の正しい保存方法と賞味期限、1日の目安摂取量をご紹介します。

最終更新日:2024.9.27

目 次

醤油は長期保存していると腐る!?

大豆と醤油

PIXTA

醤油は、基本的に長期保存しても腐ることはないと考えられています。ただ、開栓後は空気に触れることで酸化が進むため、時間が経つにつれ風味・美味しさは落ちていきます。

しぼりたての醤油は透明感のある茶褐色をしていますが、時間が経つにつれ酸化して黒く変化していきます。真っ黒に近づくほど、美味しさが落ちているとか。

酸化しても使用することは可能ですが、醤油本来の風味は失われていくので、美味しい状態で使用したい方は、開栓したら早めに使い切ってくださいね。

【醤油の正しい保存】賞味期限は? どれくらいもつ?

刺身醤油

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一般的なペットボトルに入っている醤油の賞味期限は、開栓前で1年から1年半、開栓後は約1ヶ月だと言われています。

1ヶ月で使い切れそうなサイズを買うと、最後まで美味しく使い切れていいですね。

使い切りたい気持ちが先行し、1回の食事に醤油を使いすぎると塩分の取りすぎになってしまうため、健康的に使いきれるサイズで購入することをオススメします。

【醤油の正しい保存】常温保存? 冷蔵保存?

冷蔵庫にものをしまう

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醤油は冷蔵保存を推奨されています。

醤油の保存場所として避けたいのは、直射日光に当たる場所です。直射日光の当らない場所としてキッチンの流しの下などがありますが、湿気や熱がこもりやすく、温度や湿度が一定ではないので、醤油の保存場所として適切ではないそうです。

冷凍保存については、醤油は凍りにくく-60℃まで下げないと凍らせることができません。そのため家庭の冷蔵庫では醤油を冷凍保存することはできません。

醤油を良い状態で保存したい方は、冷蔵保存するようにしましょう。

【醤油の正しい保存】品質を保つちょっとしたコツ

品質を少しでも保つためにできるちょっとしたコツは、小型の容器に移して使うことです。大きな容器のまま使用すると、使うたびにたくさんの量の醤油が酸素に触れ、酸化しやすくなります。

小分けすることで、全体的な酸化を遅らせることができます。

小分けする容器も、蓋つきのものにするとより良いでしょう。

醤油は1日どれくらい摂取してよい?

醤油差し

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世界保健機関(WHO)では、1日の塩分摂取量は5グラム未満が推奨されていますが、日本人は平均で1日約10グラム※の塩分を摂取しており、2倍近く摂取していることになります。

※平成26年「国民健康・栄養調査」結果(厚生労働省)より。日本人のナトリウム(食塩相当量)の目標量は、男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満。

醤油の塩分量は、普通の醤油で小さじ1杯あたり約1グラム、減塩醤油で約0.5グラムとなっており、小さじ5杯で1日の塩分摂取量の目安(5グラム)に届く計算になります。

塩だけでなく醤油の塩分も意識し、控えめに使うことを意識してみましょう。

おわりに

醤油は日本人に欠かせない調味料の一つ。できれば美味しい状態で使いたいですよね。今回ご紹介した保存方法をぜひ実践、塩分についても意識して使用してみてくださいね。


参考:厚生労働省:平成26年「国民健康・栄養調査」の結果
参考:しょうゆ情報センター「しょうゆが凍りにくい理由」

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公開日:2016.9.26

最終更新日:2024.9.27

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