「拭く活」ってなに?

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『拭く』と『福』を掛け合わせた『拭く活』は、ヤスキチさんが2年ほど前からInstagramで発信し始めたことをきっかけに広まった言葉です。
「10年ほど前、一冊の本に出会ったことがきっかけで暮らしを少しずつ変化させていきました。それがものを減らしてシンプルに暮らすこと。その状態を保つため、汚れが気になったときだけではなく、日々の習慣として拭き掃除を取り入れるようになり、今では、拭くことそのものが毎日のルーティンになっています」(ヤスキチさん)
普通の拭き掃除とどう違うの?
拭き掃除=掃除と思うと、義務感やわずらわしさを感じることもあるかもしれません。でも、「福が来るかもしれない」という気持ちで取り組むと、少し前向きに行えるという点が普通の拭き掃除と「拭く活」の違いなのだそう。
そのため、ヤスキチさんは、掃除を面倒に感じている方や、苦手だと思っている方にこそ、「拭く活」にチャレンジしてほしいと言います。
「拭く活」を実践してみたフォロワーさんからも「前向きな気持ちで掃除ができるようになった」というメッセージが届くそうです。
面倒な掃除を気持ちよく行うことができたら、それだけでハッピーですね。
「拭く活」の魅力

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「拭く活」には、前向きな気持ちで掃除ができるようになること以外にも魅力があるとのこと。その中でもわかりやすいものをいくつか、ヤスキチさんに教えていただきました。
意識せずに空間を整えていける
まず挙げられる魅力は、自然に部屋が整うことです。拭くためには物を移動させる必要もありますし、小さなゴミやほこりも拭き取れるため、空間がすっきり整います。
暮らしの中の小さなイライラを減らせる
床に落ちた小さなゴミや食べかすなどが足に触れるとちょっとした不快感がありますが、「拭く活」が習慣化するとそうした小さなノイズを減らせます。
「拭く活」を行うことで、出しっぱなしになっていたものなども片付けるきっかけになり、すっきりと整うことでこうしたストレスも減らすことができます。
小さな達成感を得られる
たとえ狭い範囲でも、「拭く活」を行うと目に見えてすっきりするので、小さな達成感を得られます。
「片付いていない場所を放置して、あそこをキレイにしなきゃと思っているときには、できていないことに意識が向いていますが、気になる場所をキレイにすると、できたことに意識が向くんです。結果的に自己肯定感を高めることにもつながりますので、ぜひチャレンジしてほしいです。『拭く活』をするようになって、物事をポジティブに考えられるようになったとメッセージをくださった方もいらっしゃいます。また、家の中が少しずつ整っていくのがわかってうれしいという声が多いです」(ヤスキチさん)
自己肯定感を高め、さらにポジティブな考え方になるとは、「拭く活」は奥が深いですね。
汚れがたまりにくくなる
まめに「拭く活」を続けていくと、汚れがこびりつく前に落とすことができるため、汚れ自体がたまりにくくなることを実感できます。年末の大掃除でこびりついた汚れを苦労しながら拭いている場所なども、日常的な「拭く活」に組み込むことで、負担なくキレイな状態をキープすることもできそうです。
「拭く活」をやってみよう!
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実際に「拭く活」をやってみると、「掃除しなきゃ」と思いつつも見て見ぬふりをしている場所があることに気づくことも。また、「ついでにここも拭いておこう」と連鎖的に拭くことになるので、部屋全体のキレイさもレベルアップします。
「拭く活」は、どこから始めればいい?
初めて「拭く活」にチャレンジする際には、まずどこから手をつければよいでしょうか?
「『拭く活』にルールや決まりはないので、自分が気になるところから手をつけるのがおすすめです。リビングやキッチンなどエリアごとに始めてみようと考える方も多いかもしれませんが、もっと範囲を狭くして始めるのもよいでしょう。例えば、洗面台だけ、冷蔵庫の中だけなど、より狭い範囲から始めるとハードルが低くなるかもしれません。また、気になるところがたくさんある方は、まずは目の前の気になる場所から『拭く活』を始めるのもおすすめです」(ヤスキチさん)
「拭く活」のおすすめ道具は?
「拭く活」を行うにはどのような道具を用意すればよいのでしょうか。
ヤスキチさんによると、使用するのはふきんでもウェットティッシュでも何でもよいのだそう。
ちなみに、ヤスキチさんが日常的に使用しているのは『びわこふきん』というアイテムです。
「これはもともと食器洗い用として作られているため、丈夫で乾きが早い点、洗剤なしでも汚れが落とせる点ではおすすめです。でも、『拭く活』に使ったふきんなどを洗うのが面倒という方ならウェットティッシュなどの使い捨てできるものがよいでしょう。自分が使いやすいアイテムを使って続けていただくのが一番です」(ヤスキチさん)
「拭く活」を実践する際のポイントは?
ヤスキチさんによると、「拭く活」で大切なのは、「できるだけ丁寧に拭く」ことだそう。
「広い面はざっと拭けると思いますが、隅などはほこりやゴミがたまりやすいので丁寧に拭くことを心がけてみてください。汚れを落とすだけでなく、丁寧に拭くことで、日常の他のことも丁寧に対応できるようになると考えています。私は禅の本が好きなのでよく読むのですが、『拭く活』は禅に通じるところがあると思っています」(ヤスキチさん)
丁寧に拭くことで目の前のことに丁寧に向き合えるようになる、さらには日常生活のほかのことにも丁寧に対応できるようになるという「拭く活」。
なるほど、食事や掃除など、日常の作業を修行ととらえる禅と似ているかもしれません。
どうすれば続く?「拭く活」を習慣化するために

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「拭く活」は一度きりではなく、続けることが大切です。
「毎日続けなくてもよいので、無理なくできるところから始めてみてください」というヤスキチさんに、「続けるためのコツ」についても教えていただきました。
完璧主義にならない
「拭く活」に限らず、何事も完璧にやろうとすると挫折しがち。「やろうと思っていたのにできなかった」という日があってもよい、というスタンスで取り組むのがよいそうです。
現在のルーティンに組み込む
「拭く活」は、今の生活習慣に組み込むのが習慣化しやすいとのこと。例えば、ヤスキチさんは、朝の洗顔後に洗面所から「拭く活」を始めるようにしているそう。
一日の始まりに「拭く活」を組み込むと、小さな達成感によって気持ちよく一日をスタートできそうですね。逆に、夜の習慣として組み込めば、一日を気持ちよくリセットできそうです。
道具を身近な場所に置いておく
「拭く活」に必要な道具を手に取りやすい場所に置くのも継続を後押しするポイントとのこと。朝の洗顔後に「拭く活」を行うヤスキチさんは、洗面台後ろの洗濯機横にふきんを置いているそうです。
「掃除道具が目につくことがストレスという方は、さっと取り出せる収納に入れておくとよいでしょう」(ヤスキチさん)
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玄関まわりの「拭く活」を習慣化したいなら、げた箱の中のよく履く靴の横に掃除道具を置くのも一つの方法です。
「拭く活」では落とせない汚れに気づいたら

※画像はイメージです。
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「拭く活」や自分の掃除では落としきれない汚れに気づいたら、掃除の専門家に依頼するのも一つの方法です。
東京ガスのハウスクリーニングは、高度な専門知識と技術を有するスタッフが、適切な道具や洗剤を使っておうちを丸ごとクリーニングしてくれます。いろいろなメニューがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
プロの手で一度キレイな状態にリセットした後、そのキレイを保つためにも「拭く活」は大いに役立ちますね。
おわりに
「拭く活」は、家中を完璧に掃除する活動ではありません。暮らしの中で無理なく拭き掃除を続けることで、日々たまってしまうほこりや汚れなどの生活のノイズを取ることができるんです。まずは、テーブルや洗面台など、目につきやすい場所を30秒拭くことから始めてみてはいかがでしょうか。小さな習慣であっても、部屋とともに心まで整う感覚を味わえますよ。





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