【春の一汁一菜献立レシピ(1)】火曜日「グリーン野菜とタラコのパスタ 他」

火曜日は元気いっぱいになれる、おしゃれなカフェ飯風の一汁一菜献立です。

メインはたくさんの春野菜とタラコを合わせた目にも嬉しいパスタです。今日のレシピでは、スパゲティを茹でる鍋で同時に野菜を茹でてしまいます。茹で上がったスパゲティと野菜は、ボウルに準備しておいたパスタソースと混ぜ合わせるだけでできあがり。最小限の調理器具で作るから片付けも時短になりそうですね。

ボリュームいっぱいの牛じゃがスープは下ごしらえでひと手間。
スープの主役の牛肉は、週末の下ごしらえで塩、コショウをして冷蔵庫で寝かせておきました。しっかりと下味をしておくと中まで味が染みわたるので、食べた時の味のバラつきがなくなります。

また、火通りに時間がかかるジャガイモは週末に皮を付けたままグリルで加熱しておきました。若いうちに収穫された新ジャガイモの皮はとても薄くて柔らかいのが特徴です。グリルで焼けばパリッと弾ける皮の食感を楽しめます。繊細な皮はむけやすいので、タワシなどを使わずに優しく丁寧に手で洗ってあげましょう。

週末の下ごしらえで下処理を済ませておけば、煮込む時間も短時間でOK。あっという間にできあがりますよ。

今回使用する下ごしらえ食材は「ジャガイモを焼いたもの(冷蔵)」、「牛肉に下味をつけたもの(冷蔵)」の2つです。冷蔵食材だけなので、すぐに調理に取り掛かれますね。

「ジャガイモを焼いたもの」は週末の下ごしらえで2つに分けて保存してあります。火曜日分は冷蔵、金曜日分は冷凍保存してあるので間違えずに冷蔵庫から取り出してください。ジャガイモは火通りに時間がかかるので、下ごしらえしておけば時短になりますね。

キャベツ･･･1/6コ(約150g)
スナップエンドウ･･･8本
サヤインゲン･･･8本
タラコ･･･120g

[A]
　バター･･･30g
　生クリーム･･･1/2カップ
　レモン汁･･･大さじ1

スパゲティ(1.6㎜)･･･240g
塩･･･適量
コショウ(黒)･･･適量

牛肉に下味をつけたもの･･･全量
ジャガイモを焼いたもの･･･3コ分
ニンジン･･･1/2本
サラダ油･･･適量

[A]
　水･･･3カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

塩･･･小さじ1/2
コショウ(黒)･･･適量
パセリ(ドライ)･･･適量

小鍋ではスープを、深鍋ではスパゲティと野菜を茹でます。

今日はコンロ調理タイマーを活用しましょう。設定した時間に自動で火を消してくれるので、乾麺を茹でる時はもちろん、カレーや肉じゃがなどコトコト煮込みたい料理にも活用できます。この機能を使えば火の前につきっきりにならずにすむので、すきま時間に洗い物や片付けができてしまいますね。いつでもキッチンがスッキリと整理されていれば、料理がもっと効率よく進みますよ。

調理に使う調理器具と食材をすべてキッチンに揃えたら、まずは鍋にたっぷりのお湯を沸かします。

スパゲティを茹でている時間にスープを作ってしまいましょう。この時間を上手に活用すれば15分という時間の中でも一汁一菜献立が難なくできてしまいます。そのためにも、あらかじめ工程表で手順を確認してくださいね。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

キャベツ、スナップエンドウ、サヤインゲンなどの緑の春野菜とプチプチ感が楽しいタラコを合わせたパスタです。ソースはバターと生クリームにレモン汁の酸味を効かせてさっぱりクリーミーに仕上げました。野菜はスパゲティの茹で鍋を利用して同時に茹でます。手間と時間を省いた、フライパンいらずのお手軽パスタレシピです。

ボリュームいっぱい! 牛肉を主役にしたスープです。今回は牛肉から出る出汁がおいしさの秘訣です。煮込む前に炒めて香ばしさやコクをプラスしてからスープにします。皮付きのままグリルで香ばしく焼いた新ジャガイモを加えれば、さらに香ばしさとボリュームがアップします。牛肉と野菜の旨味が詰まった一品に仕上がりました。