火曜日は鶏肉とサツマイモのチーズピカタとカブのポタージュ風スープの組み合わせをご紹介します。パンを添えて、おしゃれな洋風一汁一菜献立になりました。
イタリアの家庭料理ピカタは、黄金色の卵衣が美しいおしゃれな料理ですね。卵に粉チーズを入れると濃厚に、香ばしくいただけます。今回はご家庭で食べやすい一口サイズで作りましたが、お肉を薄く叩いてから衣を付ければ大きくダイナミックに仕上げることもできます。
お肉で作るピカタが定番ですが、野菜で作るのもおすすめです。衣がコーティングしてくれることで野菜が蒸し焼き状態になり、旨味が凝縮します。今回はサツマイモを皮つきのまま厚切りにしてグリルで焼いてから使いましたが、ズッキーニやカボチャで作ってもおいしいですよ。
一緒にいただく、ポタージュ風スープはミキサーを使わずにできる手軽なスープです。週末の下ごしらえでカブをすりおろしておくことで、当日は加熱するだけで簡単に作ることができます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今日使う下ごしらえ食材は、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」、「サツマイモをグリルで焼いたもの(冷蔵)」、「カブをすりおろしたものとベーコン(冷凍)」、「下味をつけた鶏ムネ肉(冷凍)」の4つです。
「カブをすりおろしたものとベーコン」は変色を防ぐために冷凍しておきます。調理の際は、水と白ワインで煮込むので解凍の必要はありません。
「下味をつけた鶏ムネ肉」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しましょう。
「鶏肉とサツマイモのチーズピカタ」の材料(4人分)
下味をつけた鶏ムネ肉・・・全量
塩、コショウ・・・各適量
サツマイモをグリルで焼いたもの・・・全量
小麦粉・・・適量
サラダ油・・・適量
[衣]
卵(L)・・・2コ
粉チーズ・・・大さじ4
キャベツ・・・約150g
ニンジン・・・約30g
ケチャップ・・・適量
「カブのポタージュ風スープ」の材料(4人分)
カブをすりおろしたものとベーコン・・・全量
[A]
水・・・2カップ
白ワイン・・・大さじ1
ブイヨン(固形)・・・1コ
片栗粉・・・小さじ2
塩、コショウ・・・各適量
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
ピカタには揚げ物用の深めのフライパン、スープにはお鍋を使用します。
ピカタは衣の色をきれいに残したいので、温度調節機能は170℃に設定します。揚げ物で使うイメージが強い温度調節機能ですが、炒め物や焼き物でも大活躍します。150℃~160℃の低温、170℃の中温、180℃~190℃の高温と、料理にあわせて温度調節機能を上手に使いこなせば、料理の腕がぐんと上がりますよ!
工程表を確認しながら作ってみましょう!
スープは冷凍のカブを解凍しながら加熱していくので、まずはスープから取り掛かりましょう。スープを煮ている間にピカタを作ります。
手順を先に整理しておくと調理が手早くできます。工程表には必ず目を通しておいてくださいね。
食材と調味料も、必要な時に手の届くところにあると、スムーズに調理を進められますよ。
それでは、調理を始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
優しい味!「鶏肉とサツマイモのチーズピカタ」
黄金色の卵がふんわりと、粉チーズの風味が香ばしいピカタです。気持ち油を多めに使って揚げ焼きにしましょう。そぎ切りにした鶏肉に衣をまとわせれば、外はふっくら、中はジューシーに仕上がります。サツマイモもボリュームアップして食べ応え抜群です。ケチャップを添えて、お子さんも大喜びしてくれそうな一品になりました。
とろ~りおいしい「カブのポタージュ風スープ」
皮をむいてすりおろしたカブを火にかければ、簡単ポタージュ風スープの完成です。牛乳やバターを加えずに軽やかに仕上げました。ベーコン、白ワイン、ブイヨンでスープの味を整えて、片栗粉でとろみをつければ、カブのつぶつぶ感ととろみが楽しい食感になります。ミキサーいらずでおろし金さえあれば作れる手軽さが魅力ですね。