そろそろ年末進行で仕事も家事もバタバタしてくる頃ですね。
月曜日は家庭料理の定番竜田揚げと、サツマイモとタマネギの甘味とゴマの風味をアクセントにした優しい味わいのみそ汁の一汁一菜献立をご紹介します。
竜田揚げといえばサバが代表的ですが、今日のレシピではカレー粉をアクセントにして、いつもと少し違ったサバの竜田揚げに仕上げます。週末に下ごしらえ済みなので、すぐに揚げられる状態なのが嬉しいですね。
今日ご紹介する「竜田揚げ」、一般的に片栗粉を使用しますが、なぜ片栗粉を使うのかご存じでしょうか? 同じ揚げ物でも「唐揚げ」の場合には、各家庭それぞれにこだわりの粉の配合があることが多いですよね。小麦粉だけだったり、小麦粉に片栗粉を加えたり、溶き卵を加えるという方も。多種多様なバリエーションが楽しくもあります。
「竜田揚げ」は高温の油でしっかり揚げた時、衣の薄い部分は赤褐色に、厚い部分は白く浮き出してきます。これは片栗粉で揚げるからこそ起きる現象です。一説では、この様子を紅葉の名所で有名な、奈良県の竜田川の白い波に浮かぶ紅葉に見立てたのが名前の由来だともいわれています。これを知ると、片栗粉で揚げる理由も納得できますね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「下味をつけたサバ(冷蔵)」です。
サバには週末の下ごしらえで下味をつけてあるので、使う日は汁気を拭き取るだけでOKです。
「サバのカレー竜田揚げ」の材料(4人分)
下味をつけたサバ・・・全量
[A]
片栗粉・・・大さじ6
カレー粉・・・小さじ2
揚げ油・・・適量
キャベツ・・・約150g
ニンジン・・・約30g
「サツマイモとタマネギのゴマ風味みそ汁」の材料(4人分)
サツマイモ・・・小1本(約160g)
タマネギ・・・100g
水・・・3カップ
顆粒和風だし・・・小さじ1/2~1
味噌・・・約大さじ3
すりゴマ(白)・・・大さじ1
ガスコンロで同時調理に挑戦!
サバのカレー竜田揚げには揚げ物用の深めのフライパン、みそ汁にはお鍋を使用します。
揚げ物には温度調節機能が大活躍します。設定した温度になるとピピッと音でお知らせしてくれるので食材を入れるタイミングを逃しません。さらに食材を入れて下がった油の温度を自動で設定温度まで戻してくれる優れものです。ご自宅のガスコンロにこの機能が搭載されていれば利用しましょう。今回はしっかり高温でカラッと仕上げたいので180℃に設定します。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日の献立はみそ汁から作り始めましょう。サツマイモとタマネギがしっかりとやわらかく、甘くなるまで加熱します。
みそ汁を火にかけている間にキャベツ、ニンジンはせん切りにします。
工程表を見てから料理すれば、15分という短時間でもちゃんと料理が出来上がります。
すべての材料を手の届くところに揃えて、調理開始です。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
食欲そそる!「サバのカレー竜田揚げ」
定番の竜田揚げにカレー粉をプラス。スパイシーな香りで食欲増進! 青魚のクセも感じないのでお子さんでも喜んで食べてくれそうです。片栗粉は多めにつけるとサクサクとした食感になりますよ。 好みで量を調整しましょう。180℃でしっかり揚げると片栗粉の粉が白く浮かび上がってきます。これが出来たら「おいしい」のサインです。
「サツマイモとタマネギのゴマ風味みそ汁」
皮付きのまま厚く切ったホクホクのサツマイモをいただく、ボリューム感のあるみそ汁です。野菜の優しい甘味に、仕上げにたっぷりと入れた白すりゴマが味のアクセントになります。サツマイモとタマネギはじっくり加熱すればする程が甘味が引き出されますよ。