週末に近づいて休日が待ち遠しい木曜日ですね。今日は和の一汁一菜献立です。
主菜のレンコン入り鶏つくねは、モチモチとシャキシャキの2種類の食感を楽しみましょう。
レンコンは切り方や調理の仕方で大きく食感が変わります。いつも同じ切り方、調理ではもったいない! レンコンを味わい尽くすにはそれぞれの特徴を知っておくといいですね。
まずは定番の4種類の切り方をご紹介します。
繊維の向きに合わせて縦に切れば、歯ごたえが残りサクッとした食感に。炒め煮がおすすめです。
輪切りは薄く切ればシャキシャキとしてサラダや酢の物に向いています。厚く切ればやわらかな食感で天ぷらなどに。
すりおろしてスープにすればトロっとした仕上がり、焼くとモチモチとした食感に変わります。
乱切りならば、味が染み込みやすくなるので煮物と相性がいいですね。
ほぼ通年流通しているレンコンですが旬は秋から冬です。今の季節のレンコンを食感と調理方法を変えながら楽しみましょう。
味噌汁は具材にひと工夫。油揚げをグリルで焼いて香ばしさを出すだけで、いつもと同じ材料なのにガラッと印象が変わりますよ。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「ホウレン草を茹でたもの(冷凍)」と「つくね種と輪切りにしたレンコン(冷凍)」の2つです。
「ホウレン草を茹でたもの」は冷凍のまま使用します。
「つくね種と輪切りにしたレンコン」はレンコンとつくね種を別々に冷凍してあります。レンコンは冷凍のまま使用して、つくね種は調理当日の朝に冷蔵庫へ移しておきます。
レンコンは無理に解凍せず、冷凍のまま調理した方がシャキシャキ感が残りますよ。
「レンコン入り鶏つくね」の材料(4人分)
つくね種と輪切りにしたレンコン・・・全量
シシトウ・・・16本
塩・・・適量
[A]
砂糖・・・大さじ1と1/2
めんつゆ(3倍濃縮タイプ)・・・大さじ3
水・・・大さじ2
サラダ油・・・適量
「ホウレン草と焼き油揚げの味噌汁」の材料(4人分)
ホウレン草を茹でたもの・・・半量
油揚げ・・・1枚
水・・・3カップ
顆粒和風だし・・・小さじ1/2~1
味噌・・・約大さじ3
ガスコンロで同時調理に挑戦!
鶏つくねにはフライパン、付け合わせのシシトウはグリルで焼きます。味噌汁はお鍋を、具材の油揚げはグリルで焼き色を付けます。
どちらの料理にもグリルを使用します。実はグリルは工夫次第でとても便利な熱源になります。例えばお弁当のおかず。忙しい朝でも焼き鮭、グリル野菜、アルミカップに入れた目玉焼きなど、一度に数種類のおかずを作ることが可能です。材料をグリルにセットするだけなので洗い物がほとんど出ないのも嬉しいですね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今回の献立ではグリルで焼き上がった食材を上のコンロで調理するので、どの食材をいつグリルにセットするかのタイミングが重要です。必ず工程表で確認してくださいね。
すべての食材と調味料はキッチンに揃いましたか? 準備が出来たら調理を始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
食感が楽しい!「レンコン入り鶏つくね」
丸いレンコンの形をそのままに、香ばしい甘辛タレが食欲をそそる鶏つくねです。つくね種にすりおろしレンコンを入れることでもっちりとした食感が生まれます。シャキシャキの輪切りレンコンと2つの食感が楽しめる一品になりました。つくね種とレンコンに一体感を持たせるために、輪切りレンコンを乗せた面から焼きましょう。
旬の味!「ホウレン草と焼き油揚げの味噌汁」
グリルで焼いた油揚げと旬のホウレン草を具材にしました。いつもの味噌汁でも、油揚げをグリルして香ばしさをプラスするだけでガラッと印象が変わります。油揚げはグリルすることで油抜きをする手間を省くことができますよ。いつもの味噌汁に変化が欲しい時におすすめです。これからの定番味噌汁にしていきたいですね。