そろそろ冬の気配が近づいてきました。
11月に入り新たな気持ちで月曜日をスタートさせましょう。今日の献立は韓国風一汁一菜献立です。
韓国のビビンバはコチュジャンの辛みが刺激的ですが、お子さんがいらっしゃるご家庭向けに刺激を和らげた一品に仕上げました。食べ慣れた和風のそぼろ丼に韓国のエッセンスを加えたナムル風野菜を添えて、食べやすくアレンジしています。
鶏そぼろは作り置きしておくと便利な食材です。そのままでもご飯のお供になりますし、スープの具材にも変身します。食卓にもう一品欲しい時は、そぼろ入り卵焼きや、野菜と和えるだけで立派な副菜が出来上がります。何より、冷めてもおいしいのでお弁当にも重宝しますよ。
一緒にいただくのは韓国風スープです。
ゴマ油と醤油でしっかり炒めた木綿豆腐は水気が抜けて食べ応えのある食感になります。糸唐辛子は最近では韓国食材専門店だけでなく、スーパーなどでも販売しているところが増えました。調味料としてだけでなく料理を華やかにする彩りとしての要素も強いので、常備しておけば、お客さまへのおもてなし料理などでも活躍しそうですね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「ホウレン草を茹でたもの(冷蔵)」と「鶏そぼろ(冷蔵)」の2つです。
鶏そぼろのビビンバ風には数種類の具材を使用するので、週末に作り置きできるていると平日の調理がスムーズになります。
ホウレン草は下ごしらえの段階で味付けすると水が出て味が薄まってしまうので、ご飯に乗せる直前に味付けします。このひと手間がおいしさのコツですよ。
「鶏そぼろのビビンバ風」の材料(4人分)
鶏そぼろ・・・400g
[卵そぼろ]
卵・・・3コ
砂糖・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
モヤシ・・・1袋(約250g)
ホウレン草を茹でたもの・・・半量
ニンジン・・・80g
[A]
すりゴマ(白)・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
ニンニク(すりおろし)・・・少々
砂糖・・・小さじ2
ゴマ油・・・小さじ2
ご飯・・・適量
韓国のり・・・適量
「豆腐とワカメの韓国風スープ」の材料(4人分)
木綿豆腐・・・200g
ゴマ油・・・適量
醤油・・・小さじ2
[A]
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
ワカメ(乾燥)・・・3g
糸唐辛子・・・適宜
ガスコンロで同時調理に挑戦!
スープにはお鍋を使います。鶏そぼろのビビンバ風は具材ごとに調理方法を変えて、野菜には小鍋を、卵そぼろにはフライパンを使います。
実は卵料理はプロでも温度調節が難しいといわれています。それぞれの料理に合った適温がありますので覚えておくといいですね。例えば卵焼きなら140℃、クレープやホットケーキなら160℃で上手に焼くことができます。卵そぼろの場合は、コンロの温度調節機能を使って160℃に設定して調理すれば、焦げ付かず、ふわふわに仕上がりますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
15分で献立を作るためには、工程表を必ず確認しましょう。最短の手順で料理が作れる設計図のようなものです。
今回はスープを最後の5分で作りますので、その前に鶏そぼろのビビンバ風の具材をすべて用意してしまいましょう。
手際よく調理するためにも、食材と調味料すべてをキッチンに揃えたら、調理スタートです!
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで出来立てを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
野菜たっぷり!「鶏そぼろのビビンバ風」
定番の鶏と卵のそぼろ丼に、ナムル風に和えた野菜を添えて韓国の人気料理ビビンバ風にアレンジしました。ご飯の上に乗せる具材の種類が増えれば増えるほど下準備が慌ただしいこの料理ですが、余裕をもって週末に下ごしらえしてしまえば、15分で色とりどりの具材が並ぶ、目にも嬉しい一品になりますね。
コク深い!「豆腐とワカメの韓国風スープ」
たった5分で完成する韓国風スープです。木綿豆腐をゴマ油でよく炒めた後に、さらに醤油と共に炒めます。しっかり炒めて水分を飛ばすことで醤油の香ばしさも引き出されます。具材も少なく、手軽でシンプルな味付けだからこそ、この工程が肝心です。丁寧に行うことで、より香り高く、よりコクのある仕上がりになりますよ。