「地元で採れる新鮮なトマトで作るトマトソース~お好きなパスタで~」の材料(4人分)
トマト…4~5個(約600g)
ニンニク…1かけ
タマネギ…80g
オリーブオイル…40ml
水…約100ml
スパゲッティー、マカロニなど…320g
塩…適量
バジリコの葉…8枚
EXVオリーブオイル…適量
パルミジャーノ レッジャーノ…適宜
バジリコの葉…適宜
【作り方1】
トマトはヘタを取ってざく切りにします。
ニンニクはスライスし、タマネギは粗みじん切りにします。
【作り方2】
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけます。
フライパンを傾けながらゆっくりと火を入れます(2分ほどかけて、ニンニクの香りをオイルにしっかり移します)。
【作り方3】
ニンニクがキツネ色になったらタマネギを入れ、弱火で炒めます。
途中、タマネギの味を引き出すために塩少々を振り入れます。
【作り方4】
タマネギがしんなりとしたら一度火から外して水を入れ、強火にかけます。
沸騰したら中火にし、水分が半量くらいになるまで煮詰めます。
【作り方5】
トマトを入れて強火にします。
沸騰したらトマトの味を引き出すために塩少々を振り、中火で煮詰めます。
【作り方6】
トマトの果汁が煮詰まってとろみがついたら火からおろし、ボウルに入れて常温で5分以上休ませます(こうすることで味がまとまります) 。
【作り方7】
鍋にたっぷりの湯を沸かして塩(湯の量の1%)を入れ、パスタを茹でます。
コンロ調理タイマーで茹で時間を設定します。
【作り方8】
【6】をフライパンで温めなおし、茹で上がったパスタとちぎったバジリコの葉を入れて和えます。
仕上げにEXVオリーブオイルを回し入れ、強火で手早く乳化させます。
【作り方9】
器に盛り、好みでパルミジャーノレッジャーノとバジリコの葉をのせ、熱いうちにいただきます。
「地元で採れる新鮮なトマトで作るトマトソース~お好きなパスタで~」のコツ・ポイント
・トマトは季節や種類によって味に違いがありますが、あえて余計な調味料を入れないでシンプルに作ります。トマトの味の違いを、そして皮や種の食感も楽しんでください。
・どうしても味にコクがほしい場合は、蜂蜜か砂糖、バターを少量加えてください。
森田善規(「トラットリア カンパーニャ」オーナーシェフ)
日本とイタリアで料理を学び、1992年に八王子三崎町に「カンパーニャ」をオープン。2008年に本場のレストラン協会「ボンリコルド」に日本で12店舗目として加盟。毎年イタリア各地をめぐり、出会った人々や食材・料理を通して感じた食文化(スローフード)を地元八王子で表現することを心がけている。
URL:http://www.italia-campagna.jp/
トマトは地元の農家の人達も沢山作っていて、一年を通して手に入る野菜です。この料理は夏だけではなく、あえて他の時期にも作ってもらいたいです。季節ごとの味の変化を家族で楽しんで下さい。
「やっぱり夏の採れたてトマトが一番美味しいね!」と、トマトを通して旬の会話が100年続いたら素敵だなと思います。