木曜日は夏野菜を先取り! 爽やかな一汁一菜献立です。
みずみずしい夏野菜は年中生鮮売り場に並ぶものもありますが、旬のものは格別の味わいです。また、色が濃いのも特徴です。沢山の種類が入れば、赤、緑、紫と色とりどりな一皿になります。今はまさに夏野菜が出始める時期。おいしさを先取りしてしまいましょう。
南フランスの郷土料理、ラタトゥイユはもはや日本でも定番料理となりつつありますね。野菜はざっくりと大きく乱切りにしたり、輪切りにしたり、切り方はそれぞれの家庭の好みでまちまちですが、パスタソースにするならば小さいサイコロ状がスパゲティとの絡みがよくおすすめです。
けれど、野菜の種類が増えるほど、下準備の手間はかかります。週末の下ごしらえで野菜のカットと、軽い加熱を済ませておけば、当日の調理が楽になります。ラタトゥイユは冷凍しても味わいを損なわないので、沢山作っておけばミネストローネスープやカレーの具材にもアレンジできますね。
サラダにトッピングする鶏ささみは、週末の下ごしらえで、白ワインと塩で下味を付けて冷凍しておきました。今日はグリルで蒸し焼きにしましょう。手作りするシーザードレッシングとの相性抜群ですよ。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ラタトゥイユ用具材(冷凍)」、「鶏ササミに下味をつけたもの(冷凍)」の2つです。どちらも使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。
パスタソースに変わる「ラタトゥイユ用具材」は半解凍しておくことで加熱時間を短くすることができます。「鶏ササミに下味をつけたもの」はサラダの具材になります。こちらも半解凍なら肉の水分の流出が抑えられるのでジューシーに仕上がりますよ。
「ラタトゥイユのスパゲティ」の材料(4人分)
ラタトゥイユ用具材・・・全量
[A]
水・・・1/4カップ
トマトケチャップ・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2
コショウ・・・適量
スパゲティ・・・280g
塩・・・適量
塩、コショウ・・・各適量
粉チーズ・・・適量
「レタスと鶏ささみのサラダ」の材料(4人分)
レタス・・・3/4玉
鶏ササミに下味をつけたもの・・・全量
[A]
粉チーズ・・・大さじ2
マヨネーズ・・・大さじ2
酢・・・大さじ2
コショウ(黒)・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではパスタソースを、両手鍋ではスパゲティを茹で、グリルでは鶏ささみを加熱します。
スパゲティの茹でる時は、ガスコンロの麺ゆで機能を活用します。これはコンロが火力を調整して吹きこぼれを防ぎながら、麺を茹で上げてくれる便利な機能です。最初にタイマーを設定すれば、お湯が沸くと麺を入れるタイミングを音でお知らせしてくれる上に、茹で上がりと共に自動消火までしてくれます。まさに至れり尽くせりの機能ですね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
まずはパスタを茹でるためのお湯を沸かすことからスタートします。たっぷりのお湯を沸かすには意外と時間がかかるもの。うっかりこの工程を忘れてしまうと、調理時間が大幅にずれ込んでしまいます。工程表があれば、やるべき作業を最初に確認できるのでスムーズに調理ができるようになりますね。
さらに時短を目指すなら、すべての調理器具と食材をキッチンに出してから調理を始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
冷製でも美味しい「ラタトゥイユのスパゲティ」
ズッキーニ、ナス、パプリカ、トマト、色とりどりの夏野菜を思う存分楽しめるスパゲティです。フランスの郷土料理であるラタトゥイユは日本でも夏を感じる定番料理になりつつありますね。今日はこれをパスタソースに仕立てました。暑い日は冷蔵庫でキンキンに冷やしたラタトゥイユを絡めて冷製パスタにしてもいいですね!
しっとりジューシー「レタスと鶏ささみのサラダ」
レタスサラダにトッピングする鶏ささみは、グリルを使ってジューシーな蒸し焼きにしました。自家製シーザードレッシングは調味料をグッとシンプルにそぎ落として作りましょう。濃厚な粉チーズの香りとコクが癖になるおいしさです。仕上げにお好みで黒コショウをたっぷりと振って、スパイシーな香りをアクセントするのもおすすめです。