【冬の一汁一菜献立レシピ(12)】火曜日「にんじんのトマトクリームパスタ 他」

火曜日はホッと優しい洋食の一汁一菜献立をご紹介します。
今日は週末の下ごしらえ食材を使用しません。下ごしらえ食材がなくても15分で食卓に2品が並ぶなんて驚きですね。難しい工程や特別な材料はいらないので、ぜひ我が家の定番にしてください。

メイン料理はフリルにんじんがかわいい、トマトクリームパスタです。ソースはニンニクをバターで加熱してから、仕上げに生クリームを加えます。バターと生クリームのコク、トマトの旨味がギュッと詰まっているので、濃厚で満足感のある仕上がりです。手順は簡単ですが、お店で食べるような本格的な味をご家庭で楽しむことができますよ。

副菜のサラダは、グリルかぼちゃが存在感大です。グリルして一手間かけたかぼちゃはそのままでも十分おいしくいただけますが、素材の味わいを楽しみたい時はさっぱりとした醤油ベースのドレッシングを合わせましょう。ご紹介する自家製ドレッシングなら常備調味料でできるので、思い立ったらいつでも作ることができます。好みの味で選んだ市販のドレッシングはおいしいけれど、いつも同じ味になってしまうのが難点です。素材に合わせて、市販品と自家製を使い分けたいですね。

今日は下ごしらえ食材を使用しません。週末の下ごしらえは15分でも手間暇かけたような料理を作るための下準備です。それがないということは、材料さえ揃っていれば思い立ったその日にでも15分で一汁一菜献立ができてしまうということですね。

鶏ひき肉･･･200g
ニンジン･･･1本(約150g)
タマネギ･･･1/2コ
ニンニク(みじん切り)･･･1片分
バター･･･20g

[A]
　カットトマト(缶)･･･1缶
　水･･･1と1/2カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

生クリーム･･･1/2カップ
スパゲティ･･･280g
塩、コショウ･･･各適量
パセリ(ドライ)･･･適量

カボチャ･･･300g
オリーブ油･･･適量
サニーレタス･･･1/2株(約150g)
ロースハム･･･4枚

[A]
　酢･･･大さじ1
　醤油･･･大さじ1
　オリーブ油･･･大さじ2
　白ゴマ･･･大さじ1

フライパンではパスタソースを、両手鍋ではスパゲッティを茹で、グリルではかぼちゃを焼きます。

ホクホクとした食感が特徴のかぼちゃですが、いつもとは違った食感を楽しみたい時は、グリルを使ってみるのも手かもしれません。スライスしてから焼けばカリほく食感に仕上がりますよ。グリル調理のメリットは高火力で一気に焼き上げてくれること。同時に食材の水分を適度に抜いてくれるので、凝縮した味わいを感じることができます。

パスタを作る時は何はともあれ、スパゲッティを茹でるためのお湯を沸かすことから。水を張った鍋をコンロにセットしてから調理を始めましょう。工程表の手順通りに手を進めれば、しっかりと15分で一汁一菜献立ができあがります。

今日使う食材は最初にキッチンの手に届く場所に揃えてくと便利です。こうしておくだけで冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので時短になります。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

淡いサーモンピンクのソースに、フリルにんじんを散らして見た目も食感も楽しいパスタになりました。柔らかい酸味と旨味の濃いトマトの缶詰なら生クリームとの相性抜群です。フレッシュトマトよりも短時間で濃厚なソースに仕上がります。今日は鶏ひき肉を使いました。トマトソースを引き立てる優しい味わいになりますよ。

シンプルなサラダは野菜をおいしく食べたいですよね。今日のサラダは、かぼちゃはグリルして凝縮した甘味を引き出しました。グリルのパワフルな火力で加熱すれば、短時間でも表面はパリッと中は甘味いっぱいのほくほく食感が楽しめます。白ごまをアクセントにした自家製ドレッシングをかけて召し上がれ。