木曜日は夏の煮込み料理をメインにした一汁一菜献立です。パンを合わせていただきましょう。
主菜はチキンとなすのフレッシュトマト煮です。今日は材料に缶詰のトマトを使いません。代わりにフレッシュトマトを使うことで爽やかな酸味が心地良く、さらっとした仕上がりになります。じっくりコトコト加熱していく煮込み料理のイメージとは違い、フライパンで炒めて軽く煮込むだけ。下ごしらえ食材を上手に使って、手軽に作りました。
15分で作ったとは思えない程おいしい、の秘密はメイン食材の鶏肉となすの下準備。鶏肉は週末に塩、コショウ、白ワインで下味を付けて冷凍しておきました。こうすることで、芯までしっかり味が染み渡ります。なすは輪切りにしてフライパンで両面に焼き色を付けておきました。たったこれだけの下準備で、平日の料理がこんなに手早く作れるのなら試してみる価値ありですね。
一緒にいただくのはランチョンミートとオクラのカレースープです。ランチョンミートは調味されているので時短料理にぴったりの食材です。缶詰に凝縮された旨味の力を借りて、さっと加熱するだけでコクのあるスープに仕上がります。カレーの香りに誘われて家族がテーブルに集まってきそうですよ。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「トマト煮用ナス(冷凍)」、「鶏モモ肉に下味をつけたもの(冷凍)」の2つです。どちらもメイン料理のチキンとなすのフレッシュトマト煮に使用します。
「トマト煮用ナス」は冷凍のまま使用して、「鶏モモ肉に下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫に移しておきます。
「チキンとなすのフレッシュトマト煮」の材料(4人分)
鶏モモ肉に下味をつけたもの・・・500g
小麦粉・・・適量
トマト煮用ナス・・・全量
トマト・・・3コ
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
オリーブ油・・・適量
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ、砂糖・・・各適量
タイム(ドライ)・・・適量
「ランチョンミートとオクラのカレースープ」の材料(4人分)
ランチョンミート・・・1/3缶(約100g)
タマネギ・・・1/2コ
オクラ・・・5本
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
カレー粉・・・小さじ1~
コショウ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではトマト煮を、片手鍋ではスープを作ります。
煮込み料理では、コンロ調理タイマーを上手に活用しましょう。タイマーをセットしておけば、時間がきたら音でお知らせしてくれる上に自動で消火してくれます。これなら、時計を気にせず洗い物やキッチンの後片づけができますね。料理上手は片付け上手。調理中でも整理整頓されているキッチンなら作業効率もアップするので、時短調理がもっとスムーズになりますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
煮込み料理はじっくりコトコトと時間をかけて作るイメージですが、今日のレシピなら15分で作ることができます。
時間配分を計算して作られた、この工程表があればスムーズな手順で料理が進みますよ。今日はほとんどの工程を最初に終わらせてしまいます。これなら煮込む時間をきちんと確保できますね。
使用するすべての食材と調理道具はキッチンに揃いましたか? 準備が整ったら調理開始です。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
夏の味「チキンとなすのフレッシュトマト煮」
爽やかな夏の煮込み料理です。冬の煮込み料理のイメージとは違って、フライパン一つで手軽に作ることができます。ニンニクとオリーブ油で炒めた鶏肉と、トマトの旨味をたっぷり吸って柔らかくなったなすは絶品です。
「ランチョンミートとオクラのカレースープ」
ランチョンミートの優しい旨味とスパイシーなカレーの香りが相性ぴったり! 夏におすすめのスープです。オクラのとろみも加わって、喉越し良くいただけます。思い立ったらすぐ使えるランチョンミートは使い勝手のいい食材です。おにぎりや炒め物によく使われますが、スープにすればほっこりと優しい出汁が溶け出します。