火曜日は沖縄の代表的な家庭料理をメインにした一汁一菜献立です。
夏といえば海。沖縄の海に思いを馳せながら、今日は沖縄のおふくろの味チャンプルーを主役にしました。
ゴーヤー、お麩、野菜など、チャンプルーには様々なバリエーションがありますが、今回は、食べ応えがあり、主菜にもなるそうめんチャンプルーをご紹介します。
そうめんチャンプルーにたくさん入れたい野菜は、その下処理に案外時間がかかるものです。週末の下ごしらえで、パプリカ、万能ネギ、ランチョンミートをそれぞれすぐに炒め合わせられるようにカットしておきました。切り口から茶色く変色しやすいレタスは直前にちぎっておくときれいに仕上がりますね。
一緒にいただくのは鶏肉となすを入れたボリューム満点の味噌汁です。なすは週末の下ごしらえで、油を絡めてからグリルで蒸し焼きにしておきました。なす本来の味がギュッと凝縮して、鶏肉に負けないインパクトのある具材に変身しています。鶏肉も週末に食べやすいサイズにカットして冷蔵庫で保存しておきました。2つの下ごしらえ食材のおかげで、シンプルなのにコク深い、夏にぴったりの味噌汁を短時間で仕上げることができます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ナスを焼いたもの(冷蔵)」、「チャンプルー用具材(冷蔵)」、「味噌汁用鶏モモ肉(冷蔵)」の3つです。
「そうめんチャンプルー」の材料(4人分)
レタス・・・1/4玉
チャンプルー用具材・・・全量
卵・・・2コ
そうめん・・・300g
ゴマ油・・・適量
モヤシ・・・1袋(約200g)
サラダ油・・・適量
[A]
オイスターソース・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
「鶏肉となすの味噌汁」の材料(4人分)
ナスを焼いたもの・・・全量
味噌汁用鶏モモ肉・・・全量
[A]
水・・・3カップ
和風だしの素・・・小さじ1/2
味噌・・・約大さじ2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではそうめんチャンプルーを炒め、片手鍋では味噌汁を作り、小ぶりな両手鍋ではそうめんを茹でます。
チャンプルーは卵の炒り加減にこだわりたいですね。卵を先に炒めてから、一度取り出します。その時の温度は160℃が最適です。これは厚焼き玉子を焦がさずにしっとりと焼き上げる温度帯。菜箸で混ぜながら炒めればふんわりと仕上がりますよ。ご自宅のガスコンロに温度調節機能が搭載されていればぜひ活用してくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
そうめんは加熱時間1~2分。あっという間に茹で上がるので、手早く段取りよく調理しましょう。
そうめんチャンプルーと味噌汁が同時にできあがるように計算されているので、工程表には必ず目を通してくださいね。
段取りを確認したら、使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えましょう。
準備が整ったら調理開始です。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
野菜たっぷり「そうめんチャンプルー」
野菜や卵、お肉などいろいろな具材を炒めて作る沖縄の家庭料理、チャンプルーをご紹介します。沖縄では缶詰のランチョンミートを入れるのが定番。野菜類と一緒に彩りよく炒めましょう。そうめんは茹で上がったらゴマ油をまぶしておくのがポイントです。麺同士がくっつかないのでツルっと喉越し良くいただけますよ。
ボリューム満点!「鶏肉となすの味噌汁」
鶏肉とグリルなすを具材にしたボリューム満点の味噌汁です。なすは下ごしらえでひと手間。サラダ油を絡めてからホイルに包んでグリルで焼きましょう。蒸し焼きにしたなすはふっくらとジューシーな食感です。また、程よく水分も抜けるので、なす本来の味が凝縮します。いつもの味噌汁の具材なのにガラッと風味が変わります。