【夏の一汁一菜献立レシピ(10)】月曜日「白身魚と夏野菜の蒸し煮 他」

月曜日は暑さに負けない、軽やかな一汁一菜献立をお楽しみください。

白身魚と夏野菜の蒸し煮はオリーブ油とニンニクを加えて作るので、軽やかですが満足感もしっかりとあります。
レシピ名の「蒸し煮」とは、ほんの少しの水分を加えるか、もしくは素材の水分だけで蒸す調理法です。フライパンのフタは、ピタっと密封性の高いものを選んで、水分を逃さないように調理しましょう。こうして加熱すると食材が煮崩れにくく、旨味たっぷりに仕上がります。

蒸し煮に加えるタマネギ、ズッキーニは週末の下ごしらえで火が通りやすいキューブ状にカットしておきました。丁寧にカットした野菜は盛り付けた時にきれいですね。細かな作業は余裕のある時に済ませておくのがおすすめです。

サラダに使う水菜は週末にひと手間かけてから保存しておきました。
水菜は冷蔵庫の中の冷気に当たると、乾燥して鮮度を失ってしまいます。スーパーから買って帰ってきたら食べやすい長さにカットして、野菜保存容器に保存しておくか、濡らしたキッチンペーパーを敷いた保存容器に入れておきましょう。これをしておくだけで、みずみずしさを長持ちさせることができる上に、使いやすいので、便利な下ごしらえ食材へと変身しますよ。

今回使用する下ごしらえ食材は「水菜を切ったもの(冷蔵)」、「蒸し煮用野菜(冷蔵)」の2つです。 どちらも冷蔵食材なので調理を始める前に冷蔵庫から取り出して使いましょう。

「水菜を切ったもの」は洗う、カットする、水切りするという処理が終わっています。今日は使いたい分だけ取り出せばOKです。

白身魚(タイ・タラなど)･･･6切れ(1切れ約80g)
塩･･･小さじ2/3
コショウ･･･適量
白ワイン(または酒)･･･大さじ1

蒸し煮用野菜･･･全量
トマト･･･2コ
オリーブ油･･･適量
白ワイン(または酒)･･･大さじ2
塩、コショウ･･･適量
レモン(くし形切り)･･･4切れ

卵･･･4コ
水菜を切ったもの･･･1/2袋分
レタス･･･小1/2コ
ニンジン･･･1/2本

[A]
　粒マスタード･･･大さじ1
　ハチミツ･･･大さじ1
　レモン汁･･･大さじ1
　塩･･･ひとつまみ
　コショウ･･･適量
　オリーブ油･･･大さじ1と1/2

フライパンでは白身魚と夏野菜の蒸し煮を、片手鍋ではサラダ用の茹で卵を作ります。

茹で卵は7分で半熟、10分で固茹で、と加熱時間で仕上がりが変化します。今日はサラダにトッピングするので黄身までしっかりと火を通したいですね。うっかり茹ですぎてしまった、茹で時間が足りなかったとならないように、沸騰したらコンロ調理タイマーを10分に設定しましょう。時間がくるとピピっと音が鳴り、自動消火してくれるので失敗知らずですよ。

今日は、鍋にお湯を沸かすところから始めます。
白身魚と夏野菜の蒸し煮はフライパン一つでできあがるお手軽レシピですが、ちゃんと15分で仕上げるためには工程表の確認が必須です。必ず事前にチェックするようにしてくださいね。

使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えたら、さあ、調理開始です。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んで召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

フライパン一つでできる白身魚と夏野菜の簡単蒸し煮です。オリーブ油とニンニクを加えて夏仕様に。少しの白ワインを加えて、ほぼ食材の水分だけで蒸し上げてしまいます。こうして蒸し上がった野菜は、オリーブ油とニンニク、白身魚の出汁の旨味が染み込んで主役級のおいしさです。レモンを絞りながらいただきましょう。

シャキシャキとした水菜、ちぎりレタス、ピーラーで薄切りにしたニンジン。彩りのいい生野菜を楽しむシンプルなサラダです。オリーブ油とレモン汁をベースにした定番のドレッシングには、粒マスタードとハチミツを加えて酸味と甘みをアクセントにしましょう。茹で卵をトッピングすると彩りよく、食べ応えも増しますね。