【冬の一汁一菜献立レシピ(3)】月曜日「レモンマリネのサーモングリル 他」

年が明けて、やっと年始のせわしなさも落ち着いた頃でしょうか。
週の始まり月曜日にご紹介するのは、おしゃれな洋風の一汁一菜献立です。

サーモンは塩焼きにしたり、ムニエルにすることが多いと思いますが、週末にひと手間かけるだけでちょっとご馳走感のある一品に変身します。作り方はいたって簡単。レモン汁とオリーブ油を合わせたマリネ液に漬けてひと晩置くだけ。これだけで家族も驚くおしゃれな一品ができあがります。

しかも嬉しいことに、レモンに漬け込むことで、サーモンの生臭さが和らいで、身がしっとりジューシーになる効果も期待できます。爽やかな香りと酸味が食欲をそそるレモンですが、調味料としての使い方だけでなく、食材をもっとおいしくする力を秘めているんですね! このレモンマリネは白身魚や鶏肉などにも応用できるので覚えておきましょう。

一緒にいただくポタージュは、週末に下ごしらえしておいたサトイモをマッシュしたものを使うので、手軽に作ることができます。ショウガを加えれば、寒さが深まるこの季節に体を中から温めてくれますよ。

今日は4つの下ごしらえ食材を使います。週の始まりでバタバタしている月曜に下ごしらえの時間を省けるのは嬉しいですね。

「水菜を切ったもの(冷蔵)」、「タマネギとショウガをみじん切りにしたもの(冷蔵)」、「サトイモをマッシュしたもの(冷蔵)」、「生鮭をマリネしたもの(冷蔵)」を用意してください。

「サトイモをマッシュしたもの」は冷蔵と冷凍に分けて保存しています。今日は冷蔵庫のものを使いますので間違えないようにしましょう。

生鮭をマリネしたもの･･･全量
水菜を切ったもの･･･1/2束分
ニンジン･･･1/3本
塩･･･適量
オリーブ油･･･適量
白ゴマ･･･適量
バター･･･30g
レモンの皮(すりおろし)･･･適量

サトイモをマッシュしたもの･･･3コ分(150g分)
タマネギとショウガをみじん切りにしたもの･･･全量

[A]
　豆乳･･･2カップ
　水･･･1/2カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

サラダ油･･･適量
塩、コショウ･･･各適量
水溶き片栗粉･･･適量

サーモンにはグリルを使い、ポタージュには片手鍋を使います。

サーモンを焼く時には両面焼き水なしグリルを使うと便利です。同時に表と裏を焼くことができるので、焼いている途中で魚をひっくり返す手間がなくなります。また、タイマー機能を使えば、時間になると自動で消火してくれるので、グリルの中を気にしながら料理をしなくて済みます。時短料理の心強い味方ですね。

15分で一汁一菜献立を作るためにも工程表を必ずチェックしてくださいね。

最初はサーモンをグリルすることから始めます。グリルで焼いている時間を利用して効率よく調理の手を進めていきましょう。

使う食材と調味料、調理器具を手の届く場所に揃えたら、料理を始めましょう。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

レモン風味のマリネ液に漬けたサーモンをグリルで香ばしく焼きます。食べる直前にレモンの皮をすりおろせば、一段と香り豊かでさっぱりと爽やかな仕上がりになります。サーモンがアツアツのうちにバターをのせて溶かしながらいただきましょう。水菜とピーラーでスライスしたニンジンの簡単サラダを添えれば彩りよい一皿になります。

ショウガの力で体の中から温まる冬らしい濃厚なポタージュ風スープです。和食のイメージが強いサトイモを洋風料理に変身させます。ねっとりとしたサトイモに炒めタマネギの甘さを加えて、豆乳でまろやかなコクと深みをプラスします。