週末が待ち遠しい金曜日は、香味野菜をアクセントにした一汁一菜献立です。
お昼ご飯はそうめん、デザートにスイカ、おやつはかき氷・・・。夏はついつい冷たいものばかりを食べ過ぎてしまいがちです。けれど、体を冷やし過ぎると夏バテしやすい体になってしまうことも。暑い日々を乗り切るためにはしっかりとした食事が必須です。そんな時こそ、香りから食欲を刺激する香味野菜の力で食欲増進、夏バテ予防をしていきましょう。
この季節はみょうがやしそなどの季節感を感じる香味野菜がたくさん出回りますが、今日は定番のショウガやニンニクを効かせたレシピをご紹介します。テーブルに料理が並ぶ前から鼻をくすぐる、おいしそうな香りは最強の調味料ですね。
豚肉は週末の下ごしらえで、すりおろしショウガとニンニクを効かせた甘辛いたれに漬けて冷凍しておきました。下味冷凍することで、中まで味が染み込み、豚肉が柔らかくなります。水菜は週末に丁寧に保存してあるのでシャキシャキ食感やみずみずしさが失われていません。この2つのごしらえ食材を上手に組み合わせて食べ応えのある丼物に変身させましょう。酸味を効かせた豆腐ともずくのスープを横に添えれば、今日の一汁一菜のできあがりです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「水菜を切ったもの(冷蔵)」、「豚肉に下味をつけたもの(冷凍)」の2つです。どちらも豚肉の香味だれ丼に使用します。
「水菜を切ったもの」は週末にカットして濡らしたキッチンペーパーに包んで保存しておきました。しっかり保存しておけば金曜日になってもみずみずしさが失われずにシャキシャキ食感が楽しめますよ。
「豚肉に下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきます。
「豚肉の香味だれ丼」の材料(4人分)
豚肉に下味をつけたもの・・・全量
サラダ油・・・適量
万能ネギ(小口切り)・・・1/4束分
パプリカ・・・1/4コ
水菜を切ったもの・・・1/2袋分
ご飯・・・適量
「豆腐ともずくのスープ」の材料(4人分)
もずく(三杯酢入りのもの)・・・3パック(約150g)
絹ごし豆腐・・・100g
レタス・・・1/4玉
ショウガ(せん切り)・・・10g
[A]
水・・・2カップ
和風だしの素・・・小さじ1/2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンでは香味だれ丼の豚肉を焼き、片手鍋ではスープを作ります。
下味にハチミツを加えて甘辛く味付けしてある豚肉は焦がしてしまう可能性も・・・。時短調理ではつい強火でさっと焼きたくなりますが、逆に焦げや生焼けの心配が付きまといます。今日は比較的低温の160℃で確実に焼いていくと安心です。低温は見た目では見極めにくい温度帯です。ご自宅のガスコンロに温度調節機能が搭載されていればぜひ活用してみてくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日の献立の主役は丼物です。付け合わせのスープは5分で作れる超簡単レシピなので、丼の上にのせる豚肉を丁寧に加熱していきましょう。
最初に工程表で手順を確認してから調理すれば、ちゃんと15分で一汁一菜献立ができあがります。さらに、すべての食材と調味料を手の届くところに揃えておけば、作業の効率がアップしますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
スタミナたっぷり!「豚肉の香味だれ丼」
ショウガとニンニクを効かせた香味だれに漬け込んだ豚肉をサッと焼いて丼にしました。醤油とハチミツ、隠し味に酢を加えた甘辛い漬けだれは豚肉を柔らかくジューシーにしてくれます。肉の下に水菜とパプリカを敷けば、飽きずに食べ進められますね。食欲が落ちる夏にいただきたい、食べ応えとボリューム感いっぱいの一品です。
酸味がおいしい!「豆腐ともずくのスープ」
ヘルシーで簡単な豆腐ともずくのスープです。三杯酢入りの市販のもずくパックをそのまま使って酸味を生かした味に仕上げましょう。もずくのツルっとした食感が楽しいですよ。風味のいいせん切りショウガを加えれば香りのアクセントになります。具材はどれも生でもいただけるものばかり。ひと煮立ちさせればできあがりです。