火曜日は夏野菜のおいしさを引き出した中華の一汁一菜献立です。
今しか味わえないおいしさを目一杯楽しみましょう。
主菜のかぼちゃと豚肉の香り炒めは、週末の下ごしらえでかぼちゃの旨みを引き出しておきました。
かぼちゃは5㎜厚さのくし形切りにして、サラダ油をからめてグリルで焼きました。程よく水分が抜けて甘味が凝縮するのでホクホク食感が際立ちます。これはフライパンで焼くだけではなかなか出せない味わいです。家庭内でもトップクラスの高火力を誇るグリルだからできる仕上がりです。
一緒に炒めるサヤインゲンも週末に下ごしらえしておいたので、今日はすべての食材を炒めて調味するだけで、一手間も二手間もかけた炒め物ができあがります。
合わせるのは丸ごとトマトとオクラのスープです。
トマトをカットせずに丸ごと1個、コトコト煮込みました。トマトからの甘味や酸味が染み出して、旨味いっぱいのスープになります。カットしないのでジューシーな食感が残り食べ応えもありますね。オクラのとろみで喉越しよく、するすると体に入っていきます。飲むサラダのような感覚でいただけるので夏にはぴったりの一品です。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「サヤインゲンを茹でたもの(冷蔵)」、「カボチャを焼いたもの(冷蔵)」の2つです。
「サヤインゲンを茹でたもの」は、筋を取ってカットしてから塩茹でにしておきました。
「カボチャを焼いたもの」は、カットしてからサラダ油を絡めてグリルで約5分間焼きました。
どちらも冷蔵保存してありますので、材料を準備する際に冷蔵庫から取り出しましょう。
「かぼちゃと豚肉の香り炒め」の材料(4人分)
豚バラ肉(薄切り)・・300g
塩、酒・・・各適量
カボチャを焼いたもの・・・全量
サヤインゲンを茹でたもの・・・全量
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
ショウガ(みじん切り)・・・1片分
サラダ油・・・適量
[A]
醤油・・・大さじ1と1/2
酒・・・大さじ1と1/2
砂糖・・・大さじ1
粗びきコショウ(黒)・・・小さじ1/2
ゴマ油・・・適量
「丸ごとトマトとオクラのスープ」の材料(4人分)
トマト(小)・・・4コ
タマネギ・・・1/2コ
オクラ・・・4本
[A]
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンでは香り炒めを、片手鍋ではスープを作ります。
香り炒めの調理ではいろいろな食材を順番に加熱していくので、炒めている時はフライパンから目を離したくないですね。スープは材料を入れたら、あとは煮込むだけなので、コンロの調理タイマーを上手に使って香り炒めに集中しましょう。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
まずはスープ作りから。コトコト煮込んでいる間にメインの香り炒めを作りましょう。
シンプルな工程の今日の献立ですが、油断は禁物。しっかりと工程表に目を通してから調理をはじめてくださいね。
使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えておけば、時短調理の手助けになりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んで召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
食べごたえ抜群「かぼちゃと豚肉の香り炒め」
ニンニクとショウガの香りを効かせた食欲そそる中華風の炒め物です。グリルで焼いたかぼちゃは程よく水分が抜けるので、甘味が凝縮してホクホク食感が際立ちます。そこに、脂の旨味たっぷりの豚バラ肉を合わせれば、ご飯がすすむこと間違いありませんね。お皿に盛り付ける前にゴマ油を回しかけて、香ばしさをプラスしましょう。
夏に食べたい「丸ごとトマトとオクラのスープ」
トマトを丸ごと1個盛り付けた、カラフルで見た目においしいスープです。ジューシーで酸味のあるトマトとオクラの旨味を楽しめるシンプルな味付けにしました。このレシピなら面倒なトマトの湯剥きはいりません。切り込みを入れておけば煮込むうちに自然と皮が離れていきますよ。サラダ感覚でいただけるので夏にぴったりです。冷やして食べてもいいですね。