【夏の一汁一菜献立レシピ(5)】水曜日「厚揚げとスナップエンドウの炒め煮 他」

週の折り返し地点、水曜日ですね。今日はご飯が進む中華の一汁一菜献立をご紹介します。

主菜の厚揚げとスナップエンドウの炒め煮は厚揚げをグリルで焼いてから使います。香ばしさも調味料のひとつです。シンプルにオイスターソースで調味した炒め物にプラスすると味わいがグッとよくなりますよ。
具材となるスナップエンドウ、ニンジン、ヤングコーンは週末の下ごしらえで塩茹でしておきました。あとはグリルした厚揚げ、調味料と共に合わせてとろみを付けたらできあがり。加熱済みの野菜があれば超時短で一品が完成します。

スープは週末にまとめて作り置きしておいた茹で鶏と茹で汁をスープに展開したアイデアレシピです。
鶏肉は皮を取り、食べやすい長さに割いて具材にします。鶏肉は茹で汁に浸けて保存しておくと、しっとり感が残るので時間が経ってもおいしくいただくことができます。鶏肉を使い切ったからといって茹で汁は捨てないように要注意! 茹で汁は塩、コショウをするだけで最高においしいスープに変身します。鶏肉の旨味が染み出しているので、せっかくのおいしさを最後まで味わいましょう!

今回使用する下ごしらえ食材は「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」、「炒め煮用野菜(冷蔵)」、「茹で鶏(冷蔵)」の3つです。

「万能ネギを小口切りにしたもの」は料理の彩りに、料理のアクセントにもなるので常備しておくと便利な食材です。日持ちもするのでたくさん作って保存容器に入れて冷蔵保存しておきましょう。
「炒め煮用野菜」は今日の主菜に変身しますよ。

厚揚げ･･･4枚
炒め煮用野菜･･･全量
ショウガ(せん切り)･･･1片分
サラダ油･･･適量

[A]
　水･･･3/4カップ
　酒･･･1/3カップ
　オイスターソース･･･大さじ2強

水溶き片栗粉･･･適量
ゴマ油･･･適量

茹で鶏･･･1枚分
タマネギ･･･1/2コ
ワカメ(乾燥)･･･5g

茹で鶏の汁＋水･･･3カップ
塩、コショウ･･･各適量
万能ネギを小口切りにしたもの･･･適量

グリルでは厚揚げを焼き、フライパンでは炒め煮を、片手鍋ではスープを作ります。

ガスコンロの下に必ずといっていいほど搭載されているグリルですが、魚を焼く以外で使う機会が少ないのではないでしょうか? 手軽に使える熱源として考えると、時短調理に重宝します。今日は厚揚げを香ばしく焼き上げました。他にも前日の揚げ物やテイクアウトのお惣菜の温め直しに使うと余分な油が落ちてヘルシーに、そして揚げたてのような食感が戻りますよ。

テンポよく15分で一汁一菜献立を作るためにも、必ず工程表を確認してから調理を始めましょう。
今日の献立ではグリルに厚揚げを入れるタイミングが重要です。このタイミングがずれると次の工程に進むまでに余白の時間ができてしまいます。

さらに、テンポよく調理をするために、使う食材と調味料をすべてキッチンに出しておきます。あれもこれも、と冷蔵庫を往復する時間がなくなりますね。準備が整ったら調理スタートです!

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

グリルで香ばしさを出した厚揚げをたっぷりの野菜と炒めて、ボリュームのあるおかずに仕上げました。オイスターソースの香りが食欲をそそりますよ。ヤングコーンはその名の通りトウモロコシを若採りしたもの。トウモロコシが収穫される前のこの時期にスーパーに並びます。缶詰の水煮とは違ったおいしさを味わってくださいね。

週末にまとめて作り置きしておいた茹で鶏と茹で汁をスープに展開したアイデアレシピです。鶏肉の旨味が溶け出した茹で汁は無駄なく最後まで使い切りましょう。茹で汁はスープのベースにして塩、コショウで味を調えるだけでOK。鶏肉とタマネギ、わかめを加えれば鶏肉の旨味を丸ごと味わえる簡単中華スープのできあがりです。