火曜日は夏野菜でさっぱりといただく、洋風の一汁一菜献立です。
スーパーにも徐々にトマトやオクラなどの夏野菜が並び始めました。 みずみずしくて、栄養素が詰まった夏野菜をどんどん料理に取り入れていきましょう。
主菜のアジのソテーはフレッシュミニトマトのソースと共にいただきます。トマトソースに加える香味野菜は週末の下ごしらえでみじん切りにして炒めておきました。下ごしらえ食材があれば2~3分炒めるだけであっという間にできあがりますよ。
臭みの強いアジなどの青魚は、「ふり塩」をすることでおいしくいただくことができます。塩をしてからしばらく置くのが理想ですが、平日の料理では待っている時間がもどかしいですね。今回は週末の下ごしらえで下味を付けて保存しておきました。臭み取りと同時に魚全体に味が染み込むのでソテーにした時に味のばらつきがありません。
スープは夏の定番、オクラが主役です。オクラの自然な粘りを活かしてとろみを付けた優しい味わいに仕上げました。具材となるタマネギ、ニンジン、ベーコンは週末の下ごしらえで7~8mm角にカットしておきました。野菜の下準備はできていれば材料を鍋にざっと加えて煮込むだけ。驚く程時短でできあがります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「トマトソース用野菜(冷蔵)」、「ふわたまスープ用具材(冷蔵)」、「アジに下味をつけたもの(冷蔵)」の3つです。
野菜を洗う、皮を剥く、カットするという工程は案外時間がかかるもの。みじん切りにしたり、形を揃えてカットするとなると、さらに手間がかかります。週末に下準備済みの「トマトソース用野菜」と「ふわたまスープ用具材」があれば、平日の調理がぐっと時短になりますね。
「アジのソテートマトソース」の材料(4人分)
アジに下味をつけたもの・・・全量
[A]
塩、コショウ・・・各適量
白ワイン(または酒)・・・大さじ2
小麦粉・・・適量
オリーブ油・・・適量
トマトソース用野菜・・・全量
白ワイン・・・大さじ3
塩・・・小さじ1/3
コショウ・・・適量
レタス・・・1/2玉
「オクラのふわたまスープ」の材料(4人分)
オクラ・・・6本
塩・・・適量
ふわたまスープ用具材・・・全量
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
卵・・・1コ
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではアジのソテーを、片手鍋ではスープを作ります。
アジは、フライパンにオリーブ油を入れてから温度調節機能を180℃に設定して焼きます。温度を一定に保ってくれるこの機能を使えばフライパンが高温になりすぎて焦がしてしまった、表面は焼けているのに中は生だったなどという失敗が減ります。これなら同時に他の料理をする余裕ができますね。もし、ご自宅のガスコンロに搭載されていればどんどん活用してほしい機能です。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
同時調理で必要なのは調理の流れを事前に把握しておくことです。上手に手順を組み立てられれば、複雑なレシピも怖くありません。今回はひとつのフライパンでアジを焼き、トマトソースを作ります。工程表の流れに沿って作れば、フライパンを洗わずに、使い回すことができます。
さらに、使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えておけば、欲しいものが欲しい時にすぐに手が届くので、調理がもっとスピードアップします。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
夏が旬!「アジのソテートマトソース」
アジに小麦粉をまぶして表面をサクサクと香ばしくソテーしました。トマトソースはフレッシュなミニトマトを使います。酸味の角が少し取れる位まで軽く炒めて甘味を引き出しましょう。そのままでもおいしいアジのソテーですが、トマトソースでさっぱりといただけますよ。パンを横に添えてソースを最後まで楽しんでください。
具だくさん!「オクラのふわたまスープ」
片栗粉を使わずにオクラの自然な粘りを活かして、とろみのある優しい味わいのスープを作りましょう。最後に溶き卵を流し込んでふわふわ卵の優しさもプラスしました。コンソメベースのスープにオクラ、タマネギ、ニンジン、ベーコンをたっぷりと入れて具沢山に仕上げました。