木曜日は、グリルを上手に活用したマリネと、ほっこり優しい気持ちになれるスープの洋風一汁一菜献立です。
メイン料理のグリルチキンとカブのハニーマリネは、週末の下ごしらえで下味をつけておいた鶏モモ肉をグリルで焼きます。パワフルな火力で調理できるグリルを使えば約5分という短時間で焼き上げることができます。また、火の通りが良くなるように切り方にも工夫を。斜めにそぎ切りにすれば、表面積が大きくなるので短時間で均一に火が通りやすくなります。
一緒にいただく、キャベツと卵のスープは具材となるキャベツを手でちぎり入れてしまいます。包丁とまな板を出し入れしなくていいので、片付ける時間も節約できますね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「下味をつけた鶏モモ肉(冷凍)」です。使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。
鶏モモ肉は塩、コショウ、オリーブ油を揉み込んでから冷凍しました。そのまま冷凍した鶏肉は水っぽさやニオイが気になる時がありますが、塩を振っておくことで不要な水分と一緒にニオイも抜け、オリーブ油の作用で身がジューシーになります。シンプルにソテーにする場合にもおいしくいただけるのでおすすめです。
「グリルチキンとカブのハニーマリネ」の材料(4人分)
下味をつけた鶏モモ肉・・・全量
塩、コショウ・・・各適量
カブ・・・3コ(約300g)
ニンジン・・・1/2本
水・・・1/2カップ
塩・・・ひとつまみ
オリーブ油・・・適量
[A]
ハチミツ・・・大さじ3
塩・・・小さじ2/3
コショウ・・・適量
リンゴ酢(または酢)・・・大さじ4
オリーブ油・・・大さじ3
パセリ(ドライ)・・・適量
「キャベツと卵のスープ」の材料(4人分)
キャベツ・・・150g
卵・・・1コ
粉チーズ・・・大さじ1
水・・・3カップ
ブイヨン(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
ハニーマリネの鶏肉はグリルを、野菜はフライパンを使います。スープにはお鍋を用意しましょう。
鶏肉を焼く時はぜひ一度グリルを活用してみてください。グリルの高火力で焼けば、皮目はパリパリに、余計な脂は落ちてヘルシーに仕上がります。ただ焼くだけなのに、レストランで出てくるような一皿に仕上がります。
さらに、両面焼き水なしグリルなら上下の火で加熱してくれるので、途中で表裏を返す手間がなく、時短にもつながりますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今回のメイン料理は、グリルとフライパンで加熱した食材を次々とマリネ液に漬け込んでいきます。マリネ液で漬けておく時間や、スープの出来上がりが計算しつくされた献立です。
始める前に、工程表で手順をしっかり確認して、すべての食材と調味料をキッチンに揃えてから、調理スタートです。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで出来立てを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
手軽に!「グリルチキンとカブのハニーマリネ」
グリルで香ばしく焼いた鶏モモ肉と冬野菜を、優しい甘さのハチミツドレッシングに漬け込みます。時短調理のポイントは鶏肉をひと口大のそぎ切りにすること。そうすることで約5分で焼き上げることができます。また、肉や野菜を熱いうちにマリネ液に漬け込むと短時間でも味が染み込みます。表面にラップを密着させるとより染み込みが早くなりますよ。
チーズでコク深く!「キャベツと卵のスープ」
溶き卵の隠し味に粉チーズを加えました。シンプルなスープにチーズのコクが加わります。スープに入れるキャベツは豪快に手で食べやすい大きさにちぎりましょう。包丁もまな板もいらないので調理スピードがアップします。最後に塩、コショウで味を調えて溶き卵を流し込めば、キャベツとふんわり卵のスープの出来上がりです!