「ゴーヤチャンプルー」の材料(4人分)
ゴーヤ…300g
木綿豆腐(あれば島豆腐)…400g
ポークランチョンミート…100g
卵…2個
ラード(またはサラダ油)…大さじ3
かつお出し汁…50ml
塩…適量
醤油…少々
【準備】
木綿豆腐はペーパータオルなどに包んで重石をし、水気をきります(島豆腐を使う場合は、表面の水分を拭き取る程度で良いです)。
【作り方1】
ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取って2~3mm厚さに切ります。
ポークランチョンミートは食べやすい大きさに切ります。
卵はよく溶きほぐします。
【作り方2】
フライパンを火にかけ、温度調節機能を180℃に設定します。
ラード大さじ1・1/2を溶かし、豆腐を手でちぎりながら加え、塩をふって味をなじませながら炒めます。
全体に焼き色がついたら取り出します。
【作り方3】
同じフライパンに残りのラードを入れ、中火でゴーヤを炒めます。
塩で味を調え、ポークランチョンミートも加えて炒めます。
豆腐を戻し入れてかつお出し汁を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
【作り方4】
溶き卵を流し入れ、ほど良く混ぜ合わせたら鍋肌から醤油を入れて香りをつけます。
【作り方5】
器に盛り付けます。
*かつお出し汁は、顆粒だしを利用しても構いません。
尚 承(「おいしゅうございます北海道」店主)
1953年東京生まれ。1978年に渡米し、その後米国ワシントンD.C.にて日本料理店を経営。1985年に帰国後 、1986年東京吉祥寺に和食店『ZEN』を開店する。1994年東京銀座に店を移し、和食と沖縄料理の店とする。2008年『ZEN』を閉店し、2012年北海道札幌市に『おいしゅうございます北海道』を開店。
その間、NHK「きょうの料理」の講師や、NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の料理監修・指導、TBS「チューボーですよ」の沖縄料理の巨匠として出演するなど、沖縄料理コンサルタントとして従事。叔母は料理評論家・記者の岸朝子。
今では全国で栽培され食されているゴーヤですが、15年前には沖縄・九州ぐらいでしか手に入らない食材でした。ゴーヤチャンプルーもどんな料理なのかもわからず沖縄料理店でしか食されていませんでした。今では多くの人が認知する料理になってますし、100年後でも親しまれる逸品になっていて欲しいと思います。