柔らかな日差しが心地良い火曜日は、春の味覚を楽しむ一汁一菜献立です。
菜の花のほろ苦さをアクセントにしたパスタはアンチョビと塩、コショウでシンプルにいただきます。
キャベツは週末の下ごしらえで使いやすい大きさにちぎっておきました。春キャベツは巻きがゆるくふんわりとしているので、固く葉を巻き付けた冬キャベツに比べて、下ごしらえがしやすいかもしれません。あらかじめちぎっておけば、当日の調理時間を短縮させることができますね。
副菜のサラダは柔らかくてみずみずしい春ごぼうが主役です。
野菜の種類が増えるほど、下ごしらえの手間が何かと増えるサラダは「サラダ用野菜」として週末に下準備しておきました。ごぼうは縦半分にしてから1mm厚さの斜め薄切りに、ニンジンは4cm長さの細切りにして、モヤシと一緒に茹でておきました。カットも加熱も済んでいるから、今日の調理が断然楽になりますね。あとははグリルした鶏ササミを加えて、自家製ドレッシングで和えるだけでできあがりです。ごぼう、ニンジン、もやしのシャキシャキ食感が引き立つ仕上がりです。
どちらも今しか味わえない春の旨味を感じられるレシピです。存分に楽しんでくださいね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「キャベツをちぎったもの(冷蔵)」、「サラダ用野菜(冷蔵)」の2つです。
「菜の花とアンチョビのパスタ」の材料(4人分)
菜の花・・・1束(約200g)
キャベツをちぎったもの・・・全量
ベーコン(塊)・・・100g
アンチョビ・・・30g
ニンニク・・・1粒
オリーブ油・・・大さじ4
スパゲティ・・・280g
塩・・・適量
塩、コショウ・・・各適量
「春ごぼうのサラダ」の材料(4人分)
サラダ用野菜・・・全量
鶏ササミ・・・3本
塩、酒・・・各適量
[A]
すりゴマ(白)・・・大さじ3
酢・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1と1/2
マヨネーズ・・・大さじ4
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではパスタソースを、片手鍋では菜の花を茹で、グリルでは鶏ササミを加熱します。
鶏ササミはアルミホイルに包んでからグリルで蒸し焼きにします。グリル調理では、加熱時間を間違えるとせっかくおいしい食材でも、本来の味わいを損なってしまうこともあります。もしご自宅のガスコンロにグリルタイマー機能が備わっていれば、ぜひ活用してください。設定時間になると自動で消火してくれるので、加熱しすぎを防いでくれますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
15分でパスタを作る時は、まず最初にスパゲティを茹でるためのお湯を沸かします。パスタが茹で上がった時にパスタソースができあがっていれば、一番おいしいタイミングを逃しませんね。
使用する全ての食材はキッチンに揃えておきましょう。欲しいものが欲しい時に手に届く場所にあるだけで時短になりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
旬の味「菜の花とアンチョビのパスタ」
菜の花と春キャベツを具材にして春の訪れを演出しました。ほろ苦い菜の花がアクセントになります。柔らかい春野菜はクタクタになるまで炒めずに、パスタをソースに絡める少し前に加えて優しい歯ごたえを楽しみます。ベーコンのコクが野菜との相性抜群です。アンチョビとニンニクの豊かな香りを引き出してから作りましょう。
香りと食感を楽しむ「春ごぼうのサラダ」
春に収穫されたごぼうは年中流通しているものに比べて、柔らかくてみずみずしいのが特徴です。更に色白で見た目にも美しいのでサラダにはうってつけです。さっと茹でて歯ごたえよく仕上げました。グリルで蒸し焼きにした鶏ササミを加えて、白すりゴマたっぷりの自家製ドレッシングで和えていただきましょう。