火曜日は下ごしらえ食材が決め手! 手作りのおいしさが嬉しい一汁一菜献立をご紹介します。
メイン料理は調理時間たった5分。忙しい方の味方になってくれる、究極の時短レシピです。なんとも豪華な一皿なのにどうしてこんなに時短で作れるのか、それは週末の下ごしらえのなせる業。自家製ハヤシソースのストックさえあれば、もう慌ただしい平日の料理も怖くありません。
けれど、手作りのハヤシソースと聞くと時間がかかるし、複雑な調理があるのでは? と心配になるかもしれません。今回ご紹介したソースは煮込み時間がたった4分! 調味料も特別なものは必要ないので、想像以上に簡単にできあがります。牛肉、タマネギ、マッシュルームをバターでしっかりと炒めた後に調味料を入れて煮込むだけ。こんなに手軽で、おいしくできるなら我が家の常備ストックにしておきたいですね。
冷凍保存も可能なので、時間に余裕のある週末にたくさん作っておけば、思い立った時に温め直してご飯やパスタにかければあっという間にワンプレートの完成です。今日はふわとろオムレツをプラスして更に豪華に、華やかに仕上げました。
横に添えるのは、ホタテの缶詰を缶汁ごとドレッシングに変身させた、魚介の旨味いっぱいのサラダです。フライパンでローストしたナッツが、歯ごたえと香ばしさのアクセントに。手軽にできるのに、クセになるおいしさです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ハヤシソース(冷蔵)」のみです。
冷蔵保存してあるので解凍の必要はありません。調理を始める前に冷蔵庫から取り出して使いましょう。
「ふわとろオムハヤシ」の材料(4人分)
ハヤシソース・・・全量
卵(M)・・・8コ
牛乳・・・大さじ4
塩・・・小さじ1/3
バター・・・20g
ご飯・・・600g
「にんじんのサラダ ホタテ貝ドレッシング」の材料(4人分)
ニンジン・・・1本(約150g)
キュウリ・・・1本
[A]
塩・・・小さじ1/2
砂糖・・・小さじ2
酢・・・大さじ2
オリーブ油・・・大さじ3
ホタテ(缶)・・・1缶(約65g)
ナッツ(くるみ、アーモンドなど)・・・30g
ベビーリーフ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
大きなフライパンではオムレツを作り、両手鍋ではハヤシソースを温めます。小さなフライパンではサラダ用のナッツを乾煎りしましょう。
オムレツとナッツの加熱には、ガスコンロの温度調整機能を中低温の160℃に設定します。弱火と中火の間の繊細な温度帯で調理するのは難しいもの。そんな時はコンロの便利な機能を活用してみてください。フライパンの上の温度が一定なら、焼きすぎ、焦げ付かせなどのトラブルを防ぐことができますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
サラダを盛り付けてからオムハヤシの調理に取り掛かります。
同時調理をする時は、作業の工程を整理してから始めると調理がスムーズに進みます。工程表をしっかり確認してから作業を始めましょう。
使用する食材はキッチンの手に届く場所に揃えておくと便利です。こうしておくだけで更に時短になりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
特製ハヤシソースで!「ふわとろオムハヤシ」
下ごしらえ食材が大活躍するこのレシピの調理時間はなんと5分。今日は何もしたくない! という時のための救済レシピになりそうです。手間抜きとは言え、牛肉とタマネギを炒めて作る手作りのハヤシソースは缶詰やレトルトにはないおいしさが詰まっています。家族みんなが嬉しい一皿です。
「にんじんのサラダ ホタテ貝ドレッシング」
一口食べると、口の中に広がる豊かな魚介の香り。その理由はホタテ缶を缶汁ごと使うこと。魚介の旨味が凝縮した缶汁をドレッシングに仕立てることで、旨味いっぱいの仕上がりになります。フライパンでローストしたナッツを加えれば、歯ごたえと香ばしさのアクセントに。まるでカフェでいただくような本格的な一品になりました。