【冬の一汁一菜献立レシピ(10)】木曜日「マッシュポテトのミートグラタン 他」

お疲れモードの木曜日。今日はパーティー感のある一汁一菜献立で明るい気分で過ごしましょう。

メイン料理では久しぶりのオーブン料理にチャレンジします。そう聞くとどこか難しいようなイメージがあるかもしれませんが、実はオーブン料理は食材を並べて焼くだけのほったらかし料理の一面もあります。楽をしたい時はむしろどんどん使っていただきたい調理器具です。しかも、簡単なのに、できあがりはかけた手間以上に華やかなのも嬉しいところ。平日からこんな料理が並んだら家族も大喜びしてくれそうですね。

主菜のミートグラタンを15分で作るためには、下ごしらえ食材が必要不可欠です。マッシュポテトとミートソースは単体で見るとそこまで手間のかかる料理ではありませんが、一度にすべてを作り切ろうとすると15分ではとてもできあがりません。週末の下ごしらえにちょっと手間をかけてあげることで、平日でも手間暇かけた料理を完成させることができるのです。

スープはブロッコリー、にんじん、タマネギ、ベーコンを加えて具沢山にいただきましょう。ブロッコリーは週末の下ごしらえで茹でておきました。こうすることで、今日はスープに入れて温め直すだけでOKです。短時間でできるだけでなく、色合いもきれいに仕上げることができますよ。

今回使用する下ごしらえ食材は「ブロッコリーを茹でたもの(冷凍)」、「ジャガイモをマッシュしたもの(冷凍)」、「ミートソース(冷凍)」の3つです。

「ブロッコリーを茹でたもの」は冷凍のままスープの具材として使用します。
ミートグラタンの具材になる「ジャガイモをマッシュしたもの」と「ミートソース」は半解凍しておくと耐熱皿に広げやすくなるので使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。

ジャガイモをマッシュしたもの･･･全量
バター･･･20g
牛乳･･･3/4カップ
塩･･･小さじ1/3
コショウ、ナツメグ･･･各適量
ミートソース･･･全量

ピザ用チーズ･･･60g
パセリ(ドライ)･･･適量

ブロッコリーを茹でたもの･･･全量
タマネギ･･･1/2コ
ニンジ1/3本
ベーコン･･･4枚

[A]
　水･･･3カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

塩、コショウ･･･各適量

両手鍋ではマッシュポテトを、片手鍋ではスープを作ります。ミートグラタンの仕上げにはオーブンを使用します。

オーブンというと電気のものを想像する方も多いと思いますが、ガスオーブンがあるのをご存じでしょうか? 強い火力で熱の立ち上がりが早いので、予熱時間が短く、短時間で料理が仕上がります。また、素材の旨味や風味を包み込み、外はカリッと中はジューシーに焼き上げてくれます。時短調理には圧倒的にパワフルなガスオーブンが便利です。

久しぶりのオーブン料理の登場です。オーブンを使用するには庫内を温めるための予熱を忘れてしまいがちです。まずはオーブンのスイッチを入れて、予熱を始めましょう。

今日使う食材はすべてキッチンの手に届く場所に揃えてくださいね。こうしておくだけで冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので時短になりますよ。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

オーブンから出したらテーブルに直行! とろりと溶けたチーズがたまらないミートグラタンです。重ねる具材はみんなが大好きなミートソース。ケチャップとソースで定番の味付けにします。上には、バターと牛乳でなめらかにのばしたクリーミーマッシュポテトを重ねます。見た目以上に簡単なのに、満足感いっぱいの一皿です。

緑黄色野菜たっぷりの色合い鮮やかなスープを作りました。ごろごろと一口大にカットしたブロッコリーが食べ応えありますね。にんじんはピーラーでスライスすればあっという間に火が通ります。コンソメスープに塩、コショウを加えるだけのシンプルな味付けですが、野菜とベーコンの旨味をダイレクトに感じることができますよ。