1月も後半となり、本格的な寒さがやってきました。
月曜日は風味豊かな一汁一菜献立をご紹介します。
今日はなんと、週末の下ごしらえ食材なしで主菜と副菜の2品を作ります。
メインとなる食材はたらです。たらを使った料理といえばやっぱり定番のお鍋。ポン酢であっさり食べると身も心も温まりますね。けれど、お安く手に入る旬だからこそ、新しいレシピにチャレンジしてみませんか。たらは12月~1月に脂がよく乗り、おいしさのピークをむかえます。淡泊な味わいはどんな味付けとも相性がいいですが、実はバターとの相性が抜群です。
まずは、小麦粉をまぶしてサラダ油でソテーして、外はカリッと中はぷりっとした食感に焼き上げます。それから、ソースに柚子の絞り汁とバターをプラスして濃厚な一皿に変身させましょう。仕上げに柚子の皮を散らせば、料理がワンランクアップしますよ。
一緒にいただくのは、あっさり味のコンソメスープです。時短のポイントはにんじんをピーラーでスライスして火通り良くすること。たったこれだけでかなりの時短になります。
たった15分でここまでしっかりとした献立ができるなんて驚きですね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材はありません。週末の下ごしらえは、15分でも手間暇かけたような料理を作るための下準備です。それがないということは、材料さえ揃っていれば思い立ったその日にでも15分で一汁一菜献立ができてしまうということです。このレシピを知っておけば突然の来客も怖くないですね。
「たらの柚子バタームニエル」の材料(4人分)
生タラ・・・6切れ(1切れ約100g)
塩、コショウ、白ワイン・・・各適量
小麦粉・・・適量
サラダ油・・・適量
ユズ・・・1コ
バター・・・30g
ベビーリーフ・・・適量
塩、オリーブ油・・・各適量
ミニトマト・・・適量
「にんじんと豆腐のコンソメスープ」の材料(4人分)
ニンジン・・・1/3本
タマネギ・・・1/2コ
絹ごし豆腐・・・100g
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
パセリ(ドライ)・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではムニエルを、片手鍋ではスープを作ります。
火通りのよいたらは中強火の180℃でソテーするとおいしく焼き上がります。フライパンの上は刻々と温度が変化します。食材を入れると一気に温度が下がり、それを補うために強火にするとあっという間に高温になってしまいます。この繊細な温度管理はガスコンロの賢い機能、温度調節機能にお任せしてしまいましょう。鍋底の温度を感知しながら自動で一定の温度を保ってくれますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日は下ごしらえ食材がないので、料理に使うすべての食材の下準備から始めます。とはいえ、簡単な手順ばかりです。スムーズに調理が進むように、工程表を見ながら頭の中でシミュレーションしてみましょう。
食材はキッチンの手に届く場所に揃えておくと便利です。こうしておくだけで冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので時短になりますね。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
香りを楽しむ!「たらの柚子バタームニエル」
淡泊なたらは、実は濃厚なバターとの相性が抜群。今日はたらを軽やかな仕上がりのムニエルに変身させました。ソースに柚子の絞り汁をプラスすることで風味がグッと豊かになります。最後にすりおろした柚子の皮を散らして冬の味覚を最大限に楽しみましょう。
ヘルシー「にんじんと豆腐のコンソメスープ」
洋風料理の名脇役、彩りの美しいあっさり味のコンソメスープを作ります。にんじんとタマネギの優しい甘さが引き立つ仕上がりになりました。にんじんはピーラーでスライスすれば、あっという間に火が通ります。具材もアレンジしやすいので覚えておくと便利なレシピです。