ハレの日の料理が並ぶ日々から、そろそろいつもの食事が食べたくなってくる頃ではないでしょうか。今日は魚フライでパワーチャージ! ボリューム満点和の一汁一菜献立をご紹介します。
脂が乗った旬のぶりは食べ応えのあるカツにしてふっくらジューシーに仕上げましょう。魚の脂はさらりとしていて軽やかなので、正月料理でお疲れ気味のお腹にも優しいのが嬉しいですね。
ぶりは調理の前に下味を付けておきましょう。これは、身に味が染み渡り味わいが良くなるので、必ずやっておきたい作業です。ただし、最低でも10分は置いておきたいので、普段の調理では少し手間と感じてしまうかもしれません。でも、週末の下ごしらえで塩、コショウで下味を付けておけば、すぐに使うことができます。
一緒に、具沢山の贅沢みぞれ汁を合わせます。自然なとろみが嬉しいナメコと大根おろしを加えて、優しい味わいに仕上げました。大根おろしと万能ネギの小口切りは週末の下ごしらえで準備しておきました。大根おろしは冷凍保存してもおいしくいただけるので、一度に沢山作っておけば薬味として、彩りとしても活躍しそうです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」、「ダイコンをすりおろしたもの(冷蔵)」、「ブリに下味をつけたもの(冷蔵)」の3つです。
「ぶりカツ」の材料(4人分)
ブリに下味をつけたもの・・・全量
[A]
卵(M)・・・1コ
小麦粉・・・45g
パン粉・・・50g
レタス・・・1/3玉
ニンジン・・・1/3本
マヨネーズ・・・大さじ2
ポン酢醤油・・・小さじ1
「きのこのみぞれ汁」の材料(4人分)
ダイコンをすりおろしたもの・・・全量
マイタケ・・・1/2パック(約50g)
ナメコ・・・1袋
油揚げ・・・1枚
[A]
水・・・3カップ
和風だしの素・・・小さじ2
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
醤油・・・大さじ2
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではぶりカツを、片手鍋ではみぞれ汁を作ります。
ぶりカツの調理では、ガスコンロの温度調節機能を170℃に設定します。揚げ物の調理には迷わず温度調節機能を活用しましょう。見た目では判断しづらい温度の見極めをガスコンロがサポートしてくれます。また、この機能を使えば設定した温度になるとピピッと音でお知らせしてくれるので、材料を入れるタイミングを見誤りませんね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
ぶりカツは揚げたてを食卓に出せるように工程表を作りました。うちの揚げ物が一番おいしい! と家族に言ってもらいたいですね。そのためにも最初にしっかりと手順を確認しましょう。
今日使う食材は、最初にキッチンの手に届く場所に揃えてくと便利です。こうしておくだけで冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので時短になります。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
サクッと美味しい!「ぶりカツ」
旬のぶりは刺身や照り焼きでいただくのが定番ですが、おいしさを閉じ込めながら揚げることで、驚くほどふっくらジューシーに仕上がります。衣付けは、卵液と小麦粉を混ぜたバッター液を作ることでひとつ手順を減らしました。時短になる上にパン粉が付きやすくなり、調理の手も汚れません。酸味を効かせたマヨポンソースで召し上がれ!
大根おろしが決め手!「きのこのみぞれ汁」
ナメコの自然なとろみで口当たり良く、大根おろしでさっぱりといただくみぞれ汁です。マイタケの風味やグリルして香ばしく焼き上げた油揚げのコクも加えて、具沢山で贅沢な一品に仕上げます。大根はすりおろすことでいつもと違う食感に。体にスッと染み渡る優しい仕上がりです。寒い日にピッタリですね。