毎日悩まない! 15分でできる一汁一菜の一週間献立【冬レシピ(9)】

家事に子育て、仕事に追われて日々を忙しく過ごしている方にとって毎日の献立づくりは一苦労ですね。1分1秒でも時間を節約したいけれど、調理時間が限られてしまってレシピがマンネリ化してしまう。家族に喜ばれる料理を作りたいけれど、作り置きやテイクアウトに頼りっきりで出来立ての料理を食卓に並べられない…など。

そんな方に、週末の簡単な準備と平日5日間の夕食献立をワンセットにした一週間の一汁一菜の献立レシピをご紹介します。ウチコト流の一汁一菜は、しっかりおかずと具沢山スープの組み合わせがメインで、シンプルだけど食べ応えがあるのがポイントです。毎日の献立をアレコレ悩まなくても、時間をかけずに栄養バランスのよいおいしい料理を作ることができますよ!

一週間のはじまりは、週末に「まとめ買いリスト」に沿って買い物をすることから。あとはちょっとした手間と工夫の「下ごしらえ」。そして、平日はガスコンロを上手に活用して同時調理するだけで、忙しい日々でも頑張りすぎることなく、たった15分でアツアツのおいしい料理を作ることができます。

豪華な正月料理から少しずつ体のリズムを取り戻していきたい今週は、胃腸もいつもの調子に整えてあげる必要がありますね。揚げ物は魚で、パスタは豆乳を使って、食べ応えはあるのに体に優しいレシピをご紹介します。

月曜日:「ぶりカツ」と「きのこのみぞれ汁」
火曜日:「チキンと水菜の豆乳クリームパスタ」と「大根とりんごのサラダ」
水曜日:「ねぎ塩豚バラ丼」と「きのこのトマトスープ」
木曜日:「大根とチキンスペアリブの黒酢煮」と「かぶとホタテの中華スープ」
金曜日:「豚ロースのりんごソースソテー」と「レタスとワカメのスープ」

平日の献立に使う食材はこちら。

缶詰や乾物はストックがないかチェックしてから買い物をしましょう。
まとめ買いリストがあれば無駄な食材を買いすぎてしまうことや、スーパーでアレコレ悩む必要もありませんよ!

買い物リストの材料は、4人分を想定したものなので、家族の人数に合わせて調節してくださいね。

食材は揃いましたか? 今回の下ごしらえは11通りあります。

いつもより少し多めですが、お肉類は下味を付けるだけの簡単なものばかりですので、構えずに準備を始めてください。

先に必要な下味用の調味料を揃えておくとかなりの時短になります。下ごしらえ時でも時短を意識して、すべての食材をキッチンの手に届く場所に揃えてから始めてくださいね。
材料を切るときは、野菜、その次に肉類や魚介類の順番で切ると、まな板や包丁を洗う手間が省けますよ。

さあ、始めてみましょう!

これで下ごしらえは完了です。下ごしらえした食材はこんな感じになります。
あとは平日まで出番を待つだけ!
冷凍する食材と冷蔵する食材があるので間違えないように保存しましょう。

時間がかかると思われがちな炊飯ですが、お鍋を使って直火でご飯を炊くと、3合のご飯が約20分で炊きあがりますよ。10分程度蒸らす時間をとっても約30分ぐらいで食卓に炊きたてご飯を用意することができます。

前日の晩か当日の朝に、お米を研いて浸水させておきましょう。そうすれば、ガスコンロの自動炊飯機能を使って、帰宅してすぐにボタン一つで簡単においしいご飯を炊くことができます。ガスコンロを使ったおいしいご飯の炊き方は、以下のサイトを参考にしてみてくださいね。

毎日ご飯を炊くのは面倒という方は、おいしく炊いたご飯を上手に保存すれば、炊きたてと変わらない味を楽しむこともできますよ。以下のサイトも参考にしてみてくださいね!

それでは、一週間の一汁一菜献立のスタートです!
下ごしらえした食材がどんな料理に変身するのか、楽しみですね。

魚フライでパワーチャージ! ボリューム満点和の一汁一菜献立です。脂がのったぶりが驚くほどふっくらジューシーに仕上がります。酸味を効かせたマヨポンソースでいただきましょう。一緒に優しい味わいのみぞれ汁を合わせます。ナメコのとろみと大根おろし、グリルした油揚げのコクを加えて贅沢な一品になりました。

さっぱりシャキシャキ! カフェ風一汁一菜献立を作りました。水菜の食感が印象的なパスタは生クリームではなく豆乳を使います。甘酸っぱいりんごと大根のサラダには、カリカリベーコンをトッピングして食感の違いを楽しんで! 粒マスタードとハチミツのドレッシングで召し上がれ。

レモン汁とゴマ油の風味を効かせた特製塩ダレで下味を付けて冷凍した豚肉と長ねぎが主役です。香ばしく焼き上げてからご飯にのせていただきましょう。横に添えるのは、冷凍して旨味をアップさせたきのこのスープです。フレッシュトマトを加えて爽やかな酸味をプラスします。パパっと作れるのにお箸が止まらない一汁一菜献立です。

短時間でも濃い旨味! おいしいコツを散りばめた一汁一菜献立をご紹介します。主菜は、芳醇な旨味とまろやかな酸味の黒酢煮です。チキンスペアリブを使えば短時間でも火通りがいいので、時短調理にぴったりですね。一緒にいただくのはホタテ缶の汁ごと使った贅沢なスープです。澄んだスープには魚介の旨味が詰まっていますよ。

主菜は、豚ロース肉とりんごソースの感動的な出会いの一皿です。すりおろしりんごとタマネギで酸味と甘味を効かせたソースをたっぷりと絡めて豚肉をソテーしましょう。副菜には、簡単コンソメスープを作りましょう。ほとんどの具材はひと煮立ちさせるだけでOKです。意外な組み合わせがおいしい洋風一汁一菜献立になりました。