今週も一週間が始まります。カラフルなカフェ風一汁一菜献立で月曜日を迎えましょう。
主菜のサーモンとほうれん草のバターソテーは、フレンチの定番、ムニエルを家庭料理にアレンジしました。レストランのメインディッシュでいただくムニエルは、特別感のある一品ですね。それは、小麦粉をまとわせた魚介を、たっぷりのバターで贅沢に焼き上げるから。けれど、これを普段の食卓に取り入れようとすると、ちょっと重たく感じてしまいそうです。今日はバターとサラダ油を使い分けて軽やかに、野菜たっぷりに仕上げました。
サーモンを焼く時にはサラダ油を使います。バターは一番最後に加えて香り良く仕上げます。サーモンと同じフライパンでタマネギとマッシュルーム、茹でたほうれん草を炒めましょう。こうすることで、鍋を洗う手間が省けて付け合わせを別鍋で作る手間もありませんね。ほうれん草は生のまま炒めると水分が出てソースが薄まってしまいます。週末の下ごしらえで塩茹でして、しっかりと水気を切っておくだけで、味わいが格段に良くなりますよ。また、カサも減るのでたくさんの量をいただくことができます。
カラフルな鶏ささみとコーンのスープを添えて、一汁一菜のできあがりです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ホウレン草を茹でたもの(冷蔵)」です。
ほうれん草は塩茹でしておけば、お湯を沸かしたり、冷水を用意する手間が省けるので便利ですね。
「サーモンとほうれん草のバターソテー」の材料(4人分)
生鮭・・・4切れ(1切れ約100g)
塩、コショウ、白ワイン・・・各適量
小麦粉・・・適量
ホウレン草を茹でたもの・・・全量
マッシュルーム・・・100g
タマネギ・・・1/2コ
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
サラダ油・・・適量
バター・・・20g
塩・・・小さじ1/2
コショウ・・・適量
「鶏ささみとコーンのスープ」の材料(4人分)
鶏ササミ・・・2本
塩、コショウ、白ワイン・・・各適量
片栗粉・・・小さじ1
ニンジン・・・1/3本
ホールコーン(缶)・・・1缶(約85g)
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではバターソテーを、片手鍋ではスープを作ります。
フライパンでもおいしく魚を焼くことができるのをご存じですか。今日は一気に焼き目を付けたいので、温度調節機能を180℃に設定して焼き上げましょう。最近のガスコンロには温度調整機能がついていることが増えました。もしご自宅のガスコンロに機能があればぜひ活用してみてください。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日は最初の5分で食材の下準備をしましょう。
この工程表は主菜と椀物が同時にテーブルに並ぶように計算されています。調理に取り掛かる前にしっかりと手順を頭に入れてくださいね。
また、すべての食材をキッチンの手に届く場所に揃えておくことで、冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので手早く調理が進みますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
「サーモンとほうれん草のバターソテー」
サーモンのムニエルを家庭料理にアレンジしました。マッシュルームとタマネギ、茹でたほうれん草を加えて野菜たっぷりな仕上がりです。おいしさのポイントは、サーモンに付いた香ばしい焼き色。小麦粉をまぶしてからカリッと焼き上げましょう。バターとニンニクで炒めれば食欲そそる香りがたまりません。ご飯にもパンにも相性のいい一品です。
ほっこり温まる「鶏ささみとコーンのスープ」
鶏ささみ、優しい甘味のコーンとニンジンを入れたコンソメスープです。鶏ささみは下味を付けてから片栗粉を揉み込みましょう。加熱すると片栗粉がコーティングの役割をしてくれるので、パサつきがちな身がふっくらジューシーに仕上がります。また、つるりと喉越し良くなるのでいつもと違う食感でいただくことができますよ。