日々慌ただしさが増してくる師走。
月曜日はクリーミーだけれど食後感はさっぱりとしたバランスのいい一汁一菜献立をご紹介します。
生鮮売り場には冬に旬を迎える食材が並び始めました。今日はメインに小松菜を、副菜に白菜を使いましょう。
パスタに彩りを加えてくれる小松菜は冷蔵庫の乾燥に弱いので、そのまま保存すると数日で葉がしおれてしまいます。おいしくいただくためにも週末に塩茹でして鮮度を閉じめてしまいましょう。冷蔵ならば1週間程、冷凍すれば1か月程は日持ちするので便利なストック食材になりますよ。
みずみずしい白菜は冬野菜の代表ともいえるのではないでしょうか。そろそろ手軽な価格になってきた頃です。けれど、大振りな白菜は場所を取るのが悩みどころ。そんな時は買って帰ってきたらすぐにカットしてしまいましょう。平らに保存袋に入れればグッとカサが減るので保存場所に頭を悩ませることがなくなります。また、葉を剥がして、洗ってと調理の都度キッチンを占領してしまうストレスから解放されるので、気軽に使うことができますね。煮物に、スープに、サラダにと、あっという間に使い切ってしまいますよ。今日はシャキシャキ感が楽しいサラダにしていただきます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ハクサイを切ったもの(冷蔵)」と「小松菜を茹でたもの(冷蔵)」の2つです。
今週は月、火、金曜日の献立に白菜が登場します。大振りで保存場所を選ぶ白菜は週末にあらかじめカットしておけば調理時間の短縮にも、野菜室の整理整頓にもなりますね。庫内が整理されていれば食材を見つけやすくなるので、更なる時短にもなります。それぞれの保存袋に使用する曜日をメモしておくと便利ですよ。
「サーモンのクリームパスタ」の材料(4人分)
生鮭・・・4切れ(1切れ約100g)
塩、コショウ・・・各適量
白ワイン・・・大さじ1
タマネギ・・・1/2コ
小松菜を茹でたもの・・・1/2束(約150g)
塩・・・適量
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
バター・・・20g
スパゲティ・・・280g
塩・・・適量
[A]
牛乳・・・1カップ
生クリーム・・・1カップ
粉チーズ・・・大さじ2
塩、コショウ・・・各適量
「白菜のアンチョビガーリックサラダ」の材料(4人分)
ハクサイを切ったもの・・・500g分
ミニトマト・・・8コ
[A]
アンチョビ・・・40g
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
オリーブ油・・・大さじ6
酢・・・小さじ2
塩、黒コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではパスタソース、片手鍋ではサラダのドレッシングを作り、両手鍋ではスパゲッティを茹でます。
ガスコンロの機種によっては、麺ゆで・ゆでもの機能があります。これは、お湯に食材を入れるタイミング、茹で上がりのタイミングを音でお知らせしてくれるのはもちろん、加熱中も吹きこぼれないように自動で沸騰状態を保ってくれる機能です。加熱の始めから終わりまで火の面倒を見てくれるので、使い慣れると手放せなくなりますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
まずは、スパゲッティを茹でるためのお湯を沸かすことから始めましょう。お湯が沸くまでの時間に食材の下処理を済ませてしまいます。工程表があればするべき作業が一目でわかるのでスムーズに調理が進みます。
また、今日使う食材は最初にキッチンの手に届く場所に揃えておきましょう。こうしておくだけで冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので時短になりますね。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
濃厚! 小松菜と「サーモンのクリームパスタ」
大きくカットしたサーモンが印象的なクリームパスタです。旬の小松菜を加えて彩りよく華やかに仕上げましょう。濃厚でクリーミーなソースは生クリームと牛乳を1カップずつ、わかりやすく同量にしました。一度作れば忘れない簡単レシピです。隠し味に粉チーズを振り入れれば、香りよく深みのある味わいになりますね。
食欲そそる「白菜のアンチョビガーリックサラダ」
お鍋や煮込みのイメージのある白菜ですが、今日はサラダにしていただきます。旬の白菜をなんと500gも使用します。生のままだと少し多く感じる分量でも、できたてアツアツのアンチョビガーリックオイルを回しかけてあげるとことで、食べすすめやすくなります。しんなり食感とシャキシャキ食感の両方を楽しめる仕上がりです。