【秋の一汁一菜献立レシピ(12)】水曜日「根菜たっぷりドライカレー 他」

週の折り返し地点、水曜日は子どもも喜ぶ一汁一菜献立です。
メイン料理はドライカレーです。普段からカレーは大人用と子ども用で作り分けている、という方もいらっしゃるかもしれませんね。大人好みのスパイシーな風味は小さいお子さんだと食べられないことも多いですが、今日は子どもから大人まで誰もが食べたくなる味付けのカレーをご紹介します。

具材にはレンコン、タマネギ、ニンジン、ゴボウとたくさんの種類の根菜を加えました。歯ごたえが良く、それぞれが個性的な味わいの根菜はカレーに深い旨味をプラスしてくれます。ただ、種類が増える程、皮剥きやカットにも手間がかかるものですね。今回は、余裕のある週末に下ごしらえをしておきました。

具材の下ごしらえが終わっているので、今日は煮込むだけです。カレー粉と中濃ソース、トマトケチャップに加えてカットトマトの缶詰を一缶入れます。さっぱりとした酸味とコクで根菜を上手にまとめてくれます。これで、みんなが大好きなドライカレーのできあがりです。

合わせるのは、ほうれん草のコーンスープです。週末の下ごしらえでほうれん草を茹でておけば、今日はスープを一煮立ちさせるだけでOKです。 手軽にできるのが嬉しいですね。

今回使用する下ごしらえ食材は「ホウレン草を茹でたもの(冷凍)」、「カレー用具材(冷凍)」の2つです。どちらも使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。

「ホウレン草を茹でたもの」は水曜と木曜日分に分けておきました。同量なのでお好きな方を選んでください。
「カレー用具材」はほとんどの材料をカットして炒めておきました。4人分の材料が入った大きな保存袋がなくなると冷凍庫に余裕ができますね。

カレー用具材･･･全量

[A]
　カットトマト(缶)･･･1缶
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ
　中濃ソース･･･大さじ2
　トマトケチャップ･･･大さじ2
　カレー粉･･･大さじ1～2
　水･･･1カップ

砂糖･･･大さじ1と1/2
塩･･･小さじ1/4
コショウ･･･適量

卵･･･2コ
ごはん･･･適量
パセリ(ドライ)･･･適量

ホウレン草を茹でたもの･･･1/2束分

[A]
　クリームコーン(缶)･･･1缶(約190g)
　牛乳･･･1と1/2カップ
　生クリーム･･･1/2カップ
　コンソメスープの素･･･1コ

塩、コショウ･･･各適量

フライパンではカレーを、片手鍋ではスープを、小さな片手鍋では茹で卵を作ります。

時短調理では、ドライカレーのように軽い煮込みにはフライパンがおすすめです。弱火でじっくりコトコトと煮込む料理は深さのある鍋を使うイメージがありますが、それは、鍋の中で料理を対流させて熱効率をよくするため。逆にサッと煮込む料理は短時間でまんべんなく材料に火を入れたいので、フライパンのように口径が広くて浅い鍋が最適です。

今日は茹で卵を作ります。パスタやうどんなどの麺類でも同様ですが、茹でる工程のある調理では何はともあれお湯を沸かすところから始めましょう。茹で卵は約6分加熱します。工程表をしっかり確認して手順を確認してくださいね。

また、すべての食材をキッチンの手に届く場所に揃えておけば、もっと手早く調理が進みますよ。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

ゴボウ、レンコン、ニンジンと歯ごたえのある根菜をたっぷりと入れました。しっかりとした食感で食べ応えのあるドライカレーに仕上がりました。カレー粉に中濃ソース、トマトケチャップを加えた誰もが食べやすい王道の味付けです。トマトの缶詰を入れて爽やかな酸味をプラスすればさっぱりといただけますよ。

コーンの甘さとほうれん草が相性ぴったり! 生クリームを加えて、コクのある味わいに仕上げました。クリームコーンの缶詰を使えば簡単にクリーミーなスープができあがります。ほうれん草はミルクと合わせると小さいお子さんにも食べやすくなりますね。水溶き片栗粉で優しいとろみを付けて更に食べやすく仕上げましょう。