暑さもそろそろ本番です。
月曜日はスタミナ満点のうなぎを主役にした献立でテーブルに夏を呼び込みましょう。
市販のうなぎの蒲焼きは、グリルで焼き直してから使います。このひと手間で、うなぎの香ばしさが倍増しますよ。そして、単調になりがちな混ぜごはんのアクセントとなるのは塩もみキュウリと甘い味付けの卵そぼろです。
キュウリは週末の下ごしらえで、塩を振って水分を絞ったものを冷蔵保存しました。塩もみして1~2晩漬けておくとシャキシャキとした食感を残しながらも、程よく水分が抜けてしんなりと食べやすくなります。食感を楽しみたいならばこの頃に使うのがおすすめです。さらに、2~3日程漬けておくと塩がよく染みてそのままでも漬物のようにおいしくいただくことができますよ。
すべての具材が揃ったら、ごはんに混ぜ合わせればできあがりです。蒲焼に付属しているタレも忘れずに加えましょう。グリーンや黄色の差し色が美しい一品になりました。
食べ応えのある混ぜごはんには、市販の白だしを使ったお吸いものを合わせます。爽やかな香りの青じそを最後にふわりとあしらって夏らしく仕上げましょう。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「キュウリを切ったもの(冷蔵)」のみです。
キュウリはほとんどが水分なので、何もせずに乾燥した冷蔵庫の中に入れておくと中心にスが入ってしまったり、食感が失われてしまいます。みずみずしさや、シャキシャキ食感を保つためにもひと手間かけた保存がおすすめです。
「うなぎの混ぜごはん」の材料(4人分)
ウナギ(蒲焼き)・・・2枚
卵・・・2コ
砂糖・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
キュウリを切ったもの・・・全量
[A]
付属のタレ・・・2袋
白ゴマ・・・大さじ1
粉山椒・・・適量
ご飯・・・600g
「豆腐と青じそのお吸いもの」の材料(4人分)
絹ごし豆腐・・・200g
ニンジン・・・1/4本
青ジソ・・・5枚
[A]
水・・・3カップ
白だし・・・大さじ2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
グリルではうなぎを焼き直し、フライパンでは卵そぼろを、片手鍋ではお吸いものを作ります。
うなぎの温め直しに電子レンジを使うと、身がふっくらせず、本来のおいしさが半減してしまうことも。手軽においしく焼き立てのおいしさを蘇らせたい時には、断然グリルがおすすめです。直火の遠赤外線効果でふっくらと柔らかく、表面は香ばしく仕上がります。他にも、焼き鳥や冷めてしまった焼き魚にも使えるグリル技です。ぜひ試してみてくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
時短調理の肝は段取りです。
次に何をするかがわかっていれば調理の手をスムーズに動かすことができます。そのために必要なのが工程表です。今日のように3つの熱源を使用する献立では特に、工程表があるとないとではできあがり時間に大きな差が出ます。
使用するすべての食材と調理道具は事前にキッチンに揃えておきましょう。必要なものがすぐに手が届くので、さらに調理がスピードアップします。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
グリルでワンランクUP「うなぎの混ぜごはん」
うなぎの蒲焼きで作る簡単混ぜごはんです。市販の蒲焼きはグリルで焼き直して香ばしい味と香りを蘇らせます。甘く味付けした卵そぼろと、塩もみキュウリをアクセントにすれば飽きずに最後まで食べ進められますね。うなぎに付属されているタレは捨てずに、混ぜごはんの味付けに使いましょう。お好みで粉山椒を振ってください。
さっぱりと!「豆腐と青じそのお吸いもの」
爽やかな香りの青じそを最後にふわりとあしらった、夏らしいお吸いものを作りました。市販の白だしを使った手軽なレシピです。加熱が必要な具材は短冊切りにしたニンジンだけ。出汁で5分煮込んで、火が通ればできあがりです。白だしは普段から好みの味付けのものを見つけておくといいですね。