【夏の一汁一菜献立レシピ(6)】火曜日「タコと青じその和風パスタ 他」

梅雨に入ると天候と共に食欲も減退してしまいがちです。週が始まったばかりの火曜日は、そんなジメジメした日にも嬉しいカラフルな一汁一菜献立をご紹介します。

メインのタコと青じその和風パスタは具材となるタマネギ、茹でダコ、ニンニクを週末の下ごしらえでカットしておきました。ここまで下ごしらえしておけば当日の準備は青じそをちぎるだけOKです。献立のバランスを考えながら、週末にしっかり下ごしらえできていれば、15分でもちゃんと一汁一菜献立を作ることができます。

パスタの味付けは、シンプルに市販のめんつゆとバターだけ。意外な組み合わせですが、ほのかな甘みとバター醤油の旨味が後引くおいしさです。冷蔵庫にストックしてある調味料だけですぐに作れるので覚えておきたい味付けですね。

一緒にいただくスープにはしゃぶしゃぶ用の豚肉を使いました。さっとお湯にくぐらせるだけで火が通るので時短調理に最適です。トマトの酸味が加わって、さっぱりとしたこのスープならいくらでも食べられそうです。

今回使用する下ごしらえ食材は「パスタ用具材(冷蔵)」です。

週末の下ごしらえで、タマネギは皮を剥いてから薄切りに、茹でダコは3㎜厚さのそぎ切りに、ニンニクはみじん切りにしておきました。パスタソースは先にフライパンでニンニクを炒めて香りを引き出してから作り始めるので、保存の際はニンニクだけ他の食材とは別に、取り出しやすいようにラップでくるんでおきました。このちょっとした心遣いが効率よく調理をするためのコツですよ。

パスタ用具材･･･全量
青ジソ･･･2束
オリーブ油･･･適量

[A]
　バター･･･20g
　めんつゆ(3倍濃縮)･･･大さじ3

スパゲティ･･･280g
塩･･･適量

豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)･･･200g
豆苗･･･1パック
ミニトマト･･･8～12コ

[A]
　水･･･3と1/2カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ
　酒･･･大さじ1

塩、コショウ･･･各適量

深めの両手鍋ではスパゲティを茹で、フライパンではパスタソース、片手鍋ではスープを作ります。

スパゲティを茹でる時に気になるのが、吹きこぼれ。最近のガスコンロには立ち消え安全装置が搭載されているので、風や吹きこぼれなどで火が消えても自動でガスを遮断してくれます。もちろん、吹きこぼれさせない程度の火加減で茹でるのが最良ですが、この機能があれば、万が一の時にも安心ですね。

スパゲティを茹でる時間と同じくらいに時間を要するのが、お湯を沸かす時間です。15分の時短調理ではパスタを作る時はまず、お湯を沸かすところから始めます。工程表で手順を確認してから調理をすれば、スパゲティの茹で上がりとソースのできあがりをタイミングよく仕上げることができますね。

使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えたら、調理スタートです。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

タコと青じそが色鮮やかな、おしゃれなお手軽和風パスタです。味付けは意外にも相性のいい市販のめんつゆとバターの組み合わせ。たったこれだけの調味料で、簡単に和風パスタができあがりますよ。ささっと作れるので土日のランチにもオススメです。最後にたっぷりの青じそをちぎって入れれば、香り引き立つ仕上がりです。

みんな大好きな豚しゃぶをスープにしました。しゃぶしゃぶ用の豚肉ならば火通りもよく時短調理にぴったりです。また、豚肉のコクがコンソメスープに旨味をプラスしてくれます。豆苗とミニトマトをひと煮立ちさせて彩りよく仕上げましょう。ボリューム満点なのに、あっさりしたこのスープなら、じめっとしがちなこの季節でも、さっぱりいただけそうですね。