新しい週がスタートしたばかりの火曜日は、和食の一汁一菜献立です。
秋鮭と野菜の南蛮漬けは、秋鮭、かぼちゃ、レンコン、ミョウガと夏の終わりと秋の始まりの今の季節だから組み合わせることができる、旬の食材の出会いの料理です。
食材を揚げるときは野菜から揚げていきます。油を切ったら、すぐにタレに漬ける、を繰り返してテンポよく料理していきましょう。アツアツのうちに漬ければ味が染み込みやすいですよ。小さいお子さんがいるご家庭では赤唐辛子を抜いて作り、食べる時に好みで一味唐辛子を振りましょう。甘酸っぱいタレが体に染み渡り、疲れが吹き飛びます。時間があれば冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
一緒にいただくのは、時々無性に飲みたくなる赤だし味噌のお味噌汁。
せっかく作るならしっかり出汁を取りましょう。手間をかけた分だけ本格的で料亭の味のような味噌汁が家でも作れます。濃厚なコクと香ばしい香りの赤だし味噌には、力強い旨味と香りが特徴の煮干し出汁を合わせます。個性が強い味噌と出汁には、つるんと滑らかななめこと木綿豆腐がよく合います。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」、「煮干しの頭とワタをとったもの(冷蔵)」、「鮭に塩、コショウしたもの(冷凍)」の3つです。
「鮭に塩、コショウしたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきます。
「煮干しの頭とワタをとったもの」は前日の夜か当日の朝に、3カップの水に浸けて「煮干しの水だし」を作って冷蔵庫に入れておきましょう。
「秋鮭と野菜の南蛮漬け」の材料(4人分)
鮭に塩、コショウしたもの…全量
片栗粉・・・大さじ2
揚げ油・・・適量
[A]
砂糖・・・大さじ4
顆粒和風だし・・・小さじ1/4
酢・・・1/2カップ
うすくち醤油・・・大さじ1
水・・・大さじ2
赤唐辛子(輪切り)・・・1本分
カボチャ・・・100g
レンコン・・・100g
ミョウガ・・・2コ
「秋鮭と野菜の南蛮漬け」の材料(4人分)
煮干しの水だし・・・全量
ナメコ・・・1パック(100g)
木綿豆腐・・・100g
赤だし味噌・・・約大さじ2
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
秋鮭と野菜の南蛮漬けでは小鍋と揚げ鍋、味噌汁には小鍋を使います。
揚げ物には温度調節機能が活躍します。設定した温度になるとピピッと音でお知らせしてくれるので食材を入れるタイミングを逃しません。さらに食材を入れて下がった油の温度を自動で設定温度まで戻してくれる優れものです。ご自宅のガスコンロにこの機能が搭載されていれば利用しましょう。今回はしっかり火を通して、カラッと仕上げたいので170℃に設定します。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
煮る、揚げる、漬けると色々な調理方法からなる今回の献立は、作業がたくさんあって大変そうですが、工程表をしっかり頭に入れてから料理すれば大丈夫!
材料と調味料はすぐに手に取れる場所にそろえておくといいでしょう。
まずは、南蛮漬けのタレを作ることから始めます。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで出来立てを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
常備菜にも!「秋鮭と野菜の南蛮漬け」
そろそろミョウガも旬が終わる頃。秋鮭との組み合わせは今の季節しかできない出会いの料理です。甘酸っぱい南蛮漬けのタレで揚げ物がさっぱりといただけます。アツアツのうちにタレに漬ければ味が染み込みやすいですよ。小さいお子さんがいるご家庭は赤唐辛子を抜いて作り、好みで一味唐辛子を振りましょう。
煮干し出汁の「なめこと豆腐の赤だし味噌汁」
たまに無性に飲みたくなる赤だし味噌のお味噌汁。赤だし味噌には煮干し出汁を合わせます。力強い旨味と香りが特徴の煮干し出汁なら、赤だし味噌の濃厚なコクと香ばしい香りにも負けません。出汁からしっかりと取れば、まさに料亭の味。香りと旨味が溢れた味噌汁に仕上がります。