「トマトカレー」の材料(4人分)
[A]
ニンニク…10g
ショウガ…10g
タマネギ…30g
ニンジン…50g
トマト(皮付き)…400g
バター(食塩不使用)…30g
イタリア製唐辛子(種ごと使用)※…1/2本
塩…8g
カレーパウダー…12g
小麦粉…6g
ブイヨン…200ml
[B]
フォン・ド・ヴォー…100ml
ローリエ…1枚
タイム(ドライ)…少々
*盛り付け用
雑穀入りご飯…適量
トマト(80~100g程度)…4個
※イタリア製唐辛子が手に入らない場合は、カイエンヌペッパー(粉)1gで代用可。
【準備】
Aの野菜はみじん切りにします。
トマトはさいの目切りにします(種も使います)。
【作り方1】
鍋にバター、ニンニク、ショウガ、唐辛子を入れて火にかけ、焦がさない程度にソテーします。
【作り方2】
タマネギとニンジン、塩を加えてソテーし、水分を飛ばします(中火~弱火)。
【作り方3】
カレーパウダーを加えよく混ぜます。
更に小麦粉を入れて混ぜ、ブイヨンを少しずつ加えながらダマにならないように混ぜます。
【作り方4】
Bとトマトを入れ、沸騰したら弱火で煮込みます。
コンロ調理タイマー 15分
火を止めて急冷し、一晩寝かせます。
【作り方5】
雑穀入りご飯を自動炊飯機能で炊きます。
【作り方6】
【4】を鍋で温めて皿に敷き、中央に【5】と薄く切ったトマトを乗せます。
坂田幹靖(「GINZA kansei」オーナーシェフ)
1955年宮城県生まれ。東京・お茶の水「山の上ホテル」で修行後渡仏し、研鑽を踏む。1990年、東京・青山に「Kansei」を開店。2004年に銀座に移転し、現在に至る。
2011年、料理マスターズ受賞。2012年、フード・アクション・ニッポン受賞。
日本各地の優れた食材を積極的に使用した料理が好評を博している。
URL:http://ginzakansei.com/
フランス料理人としてカレーを作ったらどうなるだろうか?
一皿のお料理としての美しさと美味しさの完成度はデティールにこだわりすぎて本質を見失ってはないだろうかと自問自答しながら作り上げた100年後にも味わいたい一皿です。