早春の火曜日は、お腹も心も満足する一汁一菜献立はいかがでしょうか。
おしゃれなイタリアン牛丼には、甘味と酸味のバランスがいいトマトジュースを使います。こうすれば、手軽なのに、じっくり煮込んだような味わいになります。仕上げにとろ~りチーズを溶かして、ボリューム満点なアレンジ牛丼のできあがりです。
春の豆を主役にしたスープには、3つの下ごしらえ食材を使います。
スナップエンドウとサヤインゲンの筋はそのままだと食感の妨げになってしまいます。買って帰ったらすぐに取り除いて、塩茹でした後、まとめて冷凍してしまいましょう。筋取りは簡単な手仕事なので、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、一緒にワイワイと楽しい家族時間を過ごすのもいいですね。
シメジは小房に分けてから冷凍しておきました。水分量が多いキノコ類は冷蔵保存では傷みやすいので、冷凍が断然おすすめです。しかも、冷凍保存することで旨味成分がグンとアップしますよ。冷凍キノコはあっという間に火が入るので、炒め物やスープなどの鍋に解凍せずにダイレクトに入れて調理してしまいましょう。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「シメジを小房に分けたもの(冷凍)」、「スナップエンドウを茹でたもの(冷凍)」、「サヤインゲンを茹でたもの(冷凍)」の3つです。
すべてスープの具材になるので、冷凍のまま加熱して煮込みながら解凍します。
「スナップエンドウを茹でたもの」は6本分と12本分の2つに分けて保存しました。今日使うのは量の少ない方です。間違えないように袋に付箋を貼ったり、マジックで記入しておくといいでしょう。
「イタリアン牛丼」の材料(4人分)
牛肉(薄切り)・・・400g
塩、コショウ・・・各適量
小麦粉・・・大さじ1/2
新タマネギ・・・1/2コ
オリーブ油・・・適量
[A]
トマトジュース(食塩不使用)・・・2缶(1缶約190g)
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
ニンニク(すりおろし)・・・1片分
砂糖・・・大さじ1/2
中濃ソース・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/3
コショウ・・・適量
ピザ用チーズ・・・100g
ご飯・・・適量
パセリ(ドライ)・・・適量
「スナップエンドウとさやいんげんのスープ」の材料(4人分)
スナップエンドウを茹でたもの・・・6本分
サヤインゲンを茹でたもの・・・半量
シメジを小房に分けたもの・・・全量
ロースハム・・・4枚
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンでは牛丼の具材を、片手鍋ではスープを作ります。
どちらも煮込み時間2~3分と短いですが、そんな時ほどコンロ調理タイマーを活用してみてください。設定時間になるとピピっと音でお知らせしてくれるので、次の調理に取り掛かるタイミングを逃しません。しかも、残り時間をカウントダウンしてくれるので最後の1分でチーズを入れる、なんていう調理ができるようになります。チーズが溶けたベストなタイミングで食卓に出せるのは魅力ですね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
それぞれの料理の煮込み時間を上手に使って調理を進めます。工程表があれば、するべき作業がまとまっているので、次の行動が一目瞭然です。
また、今日使う食材は手に届く場所に並べておきましょう。欲しいものがすぐに手に取れるので時短調理の助けになりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
定番メニューをアレンジ!「イタリアン牛丼」
とろ~りチーズをトッピングしたおしゃれなイタリアン牛丼です。いつもの牛丼の材料なのに味わいはまるで別物です。トマトの程よい酸味と濃厚なチーズが食欲をそそります。作り方はトマトジュースを使って、牛肉とタマネギを軽く煮込こむだけ! パパっと簡単な一品です。
「スナップエンドウとさやいんげんのスープ」
豆ずくし! 春らしいグリーンが鮮やかなスープです。シャキシャキとした食感のスナップエンドウとキュッキュとした食感のさやいんげん、この2つの豆の食感の違いと優しい甘味を楽しんでください。あっさりとしたコンソメスープにはロースハムと冷凍して旨味をアップさせたシメジを加えて、味わいよく仕立てました。