【冬の一汁一菜献立レシピ(8)】水曜日「カリカリじゃことブロッコリーのパスタ 他」

慌ただしさが増す水曜日。今日は華やかな冬の一汁一菜献立を作ります。見栄えのする食卓で会話も弾みそうですね。

和風パスタの味の決め手は、カリカリ食感が楽しいじゃこです。低温でしっかり炒めて、旨味をじっくり引き出しましょう。他にも、ブロッコリーとマイタケを具材にします。ブロッコリーとマイタケは、週末の下ごしらえで小房に分けて冷凍しておきました。ブロッコリーはタイミングを計ってパスタと一緒に茹で上げます。

一緒にいただくのは食べるスープ! たくさんの具材を入れて旨味いっぱいに仕上げました。これ一杯でバランスよく栄養が取れます。週末の下ごしらえで下味を付けて冷凍しておいた鶏モモ肉は、柔らかく、味わいよくなってきた頃です。キャベツは一週間で半玉を使い切ります。葉を一枚一枚剥がして洗って、とキッチンを占領する下ごしらえは週末に済ませておきました。食べやすい大きさにちぎっておけば、すぐに使える便利食材になりますね。

今回使用する下ごしらえ食材は「キャベツをちぎったもの(冷蔵)」、「ブロッコリーとマイタケを小房に分けたもの(冷凍)」、「鶏モモ肉に下味をつけたもの(冷凍)」の3つです。

「ブロッコリーとマイタケを小房に分けたもの」は冷凍のまま使用します。
「鶏モモ肉に下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移します。水曜日と金曜日分の2つに分けて冷凍しましたが、今日は鶏肉が1枚入った袋を使用します。

ブロッコリーとマイタケを小房に分けたもの･･･全量

[A]
　サラダ油･･･大さじ4
　チリメンジャコ･･･40g
　ニンニク(つぶす)･･･1片

スパゲティ･･･280g
塩･･･適量
バター･･･20g
醤油･･･大さじ1～

鶏モモ肉に下味をつけたもの･･･1枚分
キャベツをちぎったもの･･･200g分
タマネギ･･･1/2コ
ミニトマト･･･8コ

[A]
　水･･･3と1/2カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

塩、コショウ･･･各適量
卵･･･1コ

フライパンではパスタの具材を炒め、片手鍋ではスープを作り、両手鍋ではスパゲッティとブロッコリーを茹でましょう。

ガスコンロの機種によっては麺ゆで機能が搭載されている場合があります。茹で時間を設定すれば、麺を入れるタイミングをお知らせしてくれるだけでなく、茹で終わりと共に自動消火をしてくれます。また、なんといっても嬉しいのが、加熱中に吹きこぼれがないように、ガスコンロが自動で火加減を調整して沸騰状態を保ち続けてくれることです。ご家庭のコンロに搭載されていれば、ぜひ活用してみてください。

お湯が沸くまでには思った以上に時間を要します。パスタを作る時は何はともあれ、お湯を沸かすことから始めましょう。そして、お湯が沸くまでの時間も無駄にはできません。今日はこの時間でスープを作ってしまいます。

今日の献立は、パスタとスープの調理を交互に行うので、必ず工程表で手順を確認してから調理を始めてくださいね。また、手際よく料理をするためには、使用するすべての食材を手の届く場所に揃えておくことも肝心ですよ。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

カリカリじゃこが心地いい、バター醤油で作る和風パスタです。食感の主役になるじゃこは低温で加熱してしっかりと水分を飛ばしてあげましょう。ブロッコリーとスパゲッティは一緒に茹でてしまいます。タイミングを計って同時に茹で上がるようにすれば、おいしいタイミングを逃しません。また、茹で鍋が一つ減るので後片付けが楽になりますね。

鶏モモ肉とキャベツ、タマネギ、ミニトマト、卵、カラフルな具材が見た目に楽しい、ボリュームいっぱいのコンソメスープです。たくさんの具材から出る旨味がスープに溶け出して、おいしさが詰まっています。特にキャベツの甘味とミニトマトの酸味が相性ぴったりです。最後に溶き卵を流し入れてふわふわ食感をプラスしました。