火曜日はインドの定番料理をアレンジして一汁一菜献立を作りましょう。
主菜のタンドリー風チキンは、本場インドでは陶器製の大きな窯、タンドールで焼き上げます。このタンドール、陶器の蓄熱性と炭火の遠赤外線効果で非常に高温になるのが特徴です。
今回は、本場の焼き上がりに近づけるために、パワフルな火力のグリルを活用しましょう。グリルなら、皮目がカリッと香ばしく、中はジューシーに焼き上がります。鼻に抜けるスパイスの香りがたまりませんね。
鶏肉は週末の下ごしらえで、マヨネーズやカレー粉で下味をつけておきました。肉の芯までしっかりとカレー粉の香りと調味料が染み渡ったチキンは、まさに本場の味です。
一緒に添えるポタージュは、香辛料の香りが強い主菜に負けない、爽やかなバジルの風味が印象的です。スープのベースとなる野菜はあらかじめ週末の下ごしらえで炒めておきました。ほとんどの工程が終わっているので、当日は再加熱してミキサーにかけるだけ。あっという間にできあがってしまいます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「スープ用野菜(冷蔵)」と「鶏モモ肉に下味をつけたもの(冷蔵)」の2つです。
「スープ用野菜」は、野菜をカットしてオリーブ油で炒めておきました。
「鶏モモ肉に下味をつけたもの」は、タンドリー風チキン用のスパイスや調味料をすべて加えて漬けこんでおきました。そろそろ芯まで味が染み込んできている頃ですね。
「タンドリー風チキン」の材料(4人分)
鶏モモ肉に下味をつけたもの・・・全量
ミニトマト・・・8コ
ベビーリーフ・・・適量
オリーブ油、塩・・・各適量
レモン(くし形切り)・・・4切れ
「バジルのポタージュ」の材料(4人分)
スープ用野菜・・・全量
[A]
水・・・1カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
バジル・・・6g
牛乳・・・3/4カップ
塩・・・ひとつまみ
コショウ(白)・・・少々
バジル(飾り用)・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
グリルではタンドリー風チキンを、片手鍋ではポタージュを作ります。
メイン料理はグリルで調理するので、コンロの上がすっきりとしていますね。グリルを使う利点は直火の高温で一気に焼き上げられることです。また、鶏肉の余分な脂を下に落としてくれるのでさっぱりと仕上がります。最近では表裏を返す必要のない両面焼きタイプもたくさん発売されています。これなら、鶏肉をグリルにセットするだけで手間なく一皿できあがってしまいますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
献立に合わせて、最短で作ることができる手順をまとめたのが工程表です。
今日は鶏肉をしっかりと約8分加熱します。レモンをカットし終わったら、すぐにグリルに鶏肉をセットしましょう。
手早く作れるレシピと工程表があるからこそ15分で献立を仕上げることができます。
調理を始める前に、食材と調味料を冷蔵庫から出しておいてくださいね。さらにスムーズに調理が進みますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んで召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
グリルで簡単!「タンドリー風チキン」
インドの定番料理タンドリー風チキンを、冷蔵庫に常備してある調味料で作ります。プレーンヨーグルトの代わりにはマヨネーズを使いました。これなら、このレシピのためにヨーグルトを買う必要がありませんね。鶏肉は、一口大サイズに切り分けてからグリルで焼くことで、短時間で焼きあがります。レモンを絞っていただきましょう。
さわやかに香る「バジルのポタージュ」
バジルの香りが印象的なグリーンポタージュです。フレッシュバジルを使うことで爽やかな風味が楽しめます。スープのベースにはタマネギとジャガイモを使い、ボリューム感と旨味のある仕上がりです。温かいままでも、冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけます。最後にバジルをあしらえば、見た目もおしゃれな一品に。