あっという間に新しい月ですね。暖かい毎日に何をするにも軽やかに進められそうです。
月曜日は和食店でいただくような一汁一菜献立をご紹介します。
旬のカツオは2種類の食感を楽しめる、プロのような仕上がりを目指します。一見難しそう、と躊躇してしまいがちですが、ポイントさえわかれば簡単に作ることができますよ。
まず、カツオはサクで用意することが肝心です。サクのままフライパンで20~30秒転がしながら表面を焼きつければ、表面はしっかりと香ばしいのに中はレアの状態に焼き上げることができます。こんなに手軽にできるなら自宅でもトライできそうですね。また、サクだとスーパーなどで刺身用にカットされたものよりもコストパフォーマンスがいいのでお得感もありますね。
合わせるのは、市販の卵豆腐をアレンジしたすまし汁です。
卵豆腐は冷蔵庫で冷やしていただくのが定番ですが、温めていただくと卵の優しい風味が引き立ち、心も体もほっとする味わいが楽しめます。具材のサヤインゲンは週末の下ごしらえで、ヘタとスジを処理して塩茹でしておきました。丁寧にスジ取りの仕事をしておくことで口に入れた時の食感がよくなります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「サヤインゲンを茹でたもの(冷蔵)」です。他の食材と同じように、冷蔵庫から取り出してキッチンに並べておきましょう。
サヤインゲンは週末に塩茹でしておきました。月曜日分は3本、火曜日分は5本、それぞれラップに包んで保存してあります。いつ使用する分か間違えないように、マジックや付箋で曜日を書いておくといいですね。
「カツオのレアステーキ丼」の材料(4人分)
カツオ・・・2サク(1サク約250g)
塩、コショウ・・・各適量
タマネギ・・・1/4コ
ブロッコリースプラウト・・・1/2パック
ニンニク・・・2片
オリーブ油・・・適量
[A]
醤油・・・大さじ3
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
すりゴマ(白)・・・大さじ2
ご飯・・・適量
「卵豆腐のすまし汁」の材料(4人分)
卵豆腐・・・3コ(約240g)
ニンジン・・・80g
サヤインゲンを茹でたもの・・・3本分
[A]
水・・・3カップ
和風だしの素・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1/2
塩・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではカツオのレアステーキ、片手鍋ではすまし汁を調理します。
カツオはガスコンロの温度調節機能を上手に使って、和食店に出てくるような一皿を目指しましょう。作り方はとってもシンプル。温度調節機能を180℃に設定して、カツオのサクを20~30秒ずつ転がしながら焼き付けるだけです。温度調節機能を使えば、自動で火力を調整してくれるので、中まで火が入りすぎることなく、ちょうどよい状態に仕上げることができます。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
調理を手際よく進めるために、最初に工程表を確認しておきましょう。大まかな流れを先に把握しておくと、次の動作に迷いませんね。
さらに、今日使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えておけば、欲しいものが欲しい時にすぐに手が届くので、さらに調理がスピードアップしますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
旬をめしあがれ!「カツオのレアステーキ丼」
旬のカツオをボリュームいっぱいの丼ぶりにしました。カツオはニンニクの香りを移したオリーブ油でサッと焼き付ければ、表面は香ばしく中はレアに仕上がります。甘辛いタレに絡めながらいただきましょう。香味野菜と一緒にいただけばさっぱりと食べ進められますね。和食店の一品のような出来栄えに家族が驚いてくれそうです。
手軽に!「卵豆腐のすまし汁」
市販の卵豆腐を椀種にして簡単なすまし汁にしました。卵豆腐は冷やしてそのままいただくのが定番ですが、温めるとふんわりと優しい食感を楽しめますよ。いつもと違った卵豆腐の味わいが新鮮です。ちょっと卵豆腐が使い切れなかった時などに重宝するレシピですね。