【春の一汁一菜献立レシピ(2)】木曜日「サワラの味噌マヨ焼き 他」

さあ、週末も目前です。木曜日は疲れた体に優しい和食の王道、焼き魚と味噌汁の一汁一菜献立をいただきましょう。
焼き魚というと、鮭やサバなどが定番ですが、今日は春ならではのサワラを味噌マヨネーズをのせて香ばしく焼き上げます。

魚は調理前に、表面をしっかり流水で水洗いした後、ふり塩をして魚の余分な水分を抜くことで魚の不要な臭みを取って、本来のおいしさを引き出すことができます。ただ、この工程を平日にするのは、なかなかハードルが高いですよね。今回は、週末の下ごしらえでふり塩までした状態で保存してあるので、調理当日は、表面の水分をふき取って焼くだけ。すぐに使えるのが嬉しいところです。

魚の下処理の方法について、詳しくは以下ページでもご紹介しています。参考にしてくださいね。

焼き魚には具だくさんの味噌汁を合わせます。具材の新じゃがいもは週末にグリルで焼いて火を通しておきました。皮が薄くて柔らかい新じゃがいもはあえて皮付きのままで、丸ごといただきましょう。グリルで香ばしくパリッと焼き上がった皮の食感は今だからこそ、ぜひ楽しみたいですね。

今回使用する下ごしらえ食材は「キャベツをちぎったもの(冷蔵)」、「ジャガイモを焼いたもの(冷凍)」、「サワラに下味をつけたもの(冷凍)」の3つです。

「ジャガイモを焼いたもの」は冷凍のまま使用します。
「サワラに下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。

「サワラの味噌マヨ焼き」の材料(4人分)

「新じゃがとワカメの味噌汁」の材料(4人分)

グリルではサワラの味噌マヨ焼き、小鍋では味噌汁を作ります。

焼き魚にはやはりグリルが適役です。グリルなら表面にパリッと焼き目を付けてくれて、旨味を逃がさずにジューシーに焼き上げてくれます。おいしく焼くポイントは、強火で一気に加熱すること。焦げ付きや焼きすぎを気にして弱火にすると、必要以上に焼き時間がかかり、身の水分とうまみが抜けて仕上がりがパサついてしまいます。魚を焼く時には覚えておきたいコツですね。

今日の主菜、サワラの味噌マヨ焼きはグリルで2段階に分けて焼きます。サワラの焼き上がりのタイミングが重要ですので、工程表で確認してくださいね。

15分という時間の中でも、手順を頭に入れてから調理すると意外なすきま時間が生まれます。その間に食材の片付けや洗い物をしてしまいましょう。

さあ、すべての食材をキッチンに揃えたら調理スタートです!

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

漢字で魚へんに春と書くサワラ。いつでも比較的おいしくいただける魚ですが、西京漬けや麹漬けなど調味されたものを口にすることが多いかもしれません。今日は、サワラの切り身に味噌マヨネーズを乗せてグリルで香ばしく焼きました。淡泊な身に濃厚なソースがマッチします。冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもぴったりですよ。

新じゃがいもやワカメ、豆腐が入った具だくさんの味噌汁です。皮が薄くて柔らかい新じゃがいもは皮付きのままグリルで焼いて香ばしさをプラスしました。グリルで焼くと甘味が凝縮されるだけではなく、食感が生まれて食べ応えが増します。いつもの具材でも、グリルで焼くひと手間を加えるだけでガラッと違った味わいになります。