【冬の一汁一菜献立レシピ(5)】木曜日「ホウレン草のクリームペンネ 他」

木曜日は、心も食卓も華やぐ洋風一汁一菜献立で、週末に向けてあとひと踏ん張りしましょう。

グリーンが美しいホウレン草のクリームペンネは濃厚でコクのある仕上がり。
週末の下ごしらえで、ホウレン草をペースト状にしてあるので、あっという間にクリームソースができあがります。ペースト状の冷凍ホウレン草は長期保存ができて、スープ、カレー、オムレツなどに加えれば色鮮やかになる上に、栄養も満点に! 使い勝手がいいストック食材になります。スーパーなどで安く出回った時には作り置きしておきたいですね。

トマトのレッドがきれいなチキンスペアリブ入りミネストローネでは、週末に下準備しておいた野菜を使います。野菜を細かくサイコロ状にするのは意外と時間を取られてしまうものですが、余裕のある週末に下ごしらえしておけば自家製ミックスベジタブルのできあがり。解凍せずに使えるので、鍋にそのまま投入してしまいましょう。これなら、包丁やまな板の出番も不要。洗い物や片付けも減るので時短料理にぴったりの食材ですね。

今回使用する下ごしらえ食材は「ミネストローネ用野菜(冷凍)」、「ホウレン草をペースト状にしたもの(冷凍)」、「チキンスペアリブ(冷凍)」の3つです。

スープの材料にする「ミネストローネ用野菜」は冷凍のまま使用します。
「ホウレン草をペースト状にしたもの」と「チキンスペアリブ(冷凍)」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。

ホウレン草をペースト状にしたもの･･･全量
ベーコン(塊)･･･100g
オリーブ油･･･適量
牛乳･･･1カップ
生クリーム･･･1カップ
粉チーズ･･･30g
バター･･･20g
塩、コショウ･･･各適量
ペンネ･･･1袋(約250g)

チキンスペアリブ･･･全量
ミネストローネ用野菜･･･全量
キャベツ･･･100g

[A]
　カットトマト缶･･･1缶(400g)
　水･･･2カップ
　コンソメスープの素(固形)･･･1コ

砂糖･･･小さじ2～
塩、コショウ･･･各適量
パセリ(ドライ)･･･適量

クリームペンネの調理にはペンネを茹でる鍋とフライパン、ミネストローネには鍋を使用します。

スープやパスタを茹でる時にはコンロ調理タイマーを使用すると便利です。設定した時間になると自動で消火してくれるので、安心してコンロに調理を任せられます。他にもトロ火でゆっくり煮込む料理や、乾麺やレトルト食品の加熱の際にも重宝しますよ。

※コンロ調理タイマーが使用できるバーナーは機種によって異なります。

最初に工程表に目を通しておけば、今日の献立もちゃんと15分で作ることができます。
今回はペンネを茹でるためのお湯を沸かしている時間を有効活用します。15分を上手に使えばこんなに手の込んだ料理を食卓に並べることができますよ。

手早く調理をするためにも、使用する食材と調味料はキッチンにすべて出してから調理を始めましょう。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

ホウレン草のグリーンがきれいなパスタです。牛乳と生クリームで作るこっくりと濃厚なクリームソースに、仕上げに粉チーズとバターを加えてさらにコク深い味の一品に。ペンネはアルデンテに茹で上げて手早くソースと混ぜ合わせておきましょう。そうすると食卓に並ぶ頃にはちょうどいい食感に仕上がりますよ。

チキンスペアリブを加えて、旨味とボリュームをプラスしたミネストローネです。本来はベーコンを使うことが多いですが、骨付きの鶏肉を入れることによって骨から出る出汁がスープにコクをプラスしてくれます。トマト、ジャガイモ、キャベツ、ニンジン、タマネギとたくさんの種類の野菜が一度に食べられて栄養バランスも抜群です。