いよいよ本格的な寒さがやってきましたね。
2月最初の一汁一菜献立は家庭料理の定番を組み合わせました。
和風ショウガ焼きはぶりを漬け込まずに作れる手軽な時短レシピをご紹介します。漬け込みいらずの秘密は、ジンジャーソースと焼く前の下準備です。
ジンジャーソースは、週末に下ごしらえしてあるので、当日は焼いたぶりに絡めながら煮詰めれば、香味野菜がみぞれのように変わり、食べるソースへと変身します。
焼く前の下準備では、ぶりに小麦粉をふっておくのがポイント。そうすることでぶりの表面やタレにとろみがでて、タレ絡みのいい仕上がりになります。
漬け込み時間を省いても、アイデアと工夫でおいしくいただくことができますね。
ただし、小麦粉をまぶす前にぶりに塩をふることは忘れずに。魚の生臭みを取るための大切な手間なので、するべき手間を省かないことが「おいしい!」への近道です。
合わせていただく味噌汁は、週末に下ごしらえしておいたバターで炒めたタマネギが隠し味になります。しっかりと炒めて甘味を引き出したタマネギをプラスすることで、普段の味噌汁よりもコクと風味のある味わい深い一品になります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「ブロッコリーを小房に分けたもの(冷蔵)」、「ジンジャーソース(冷蔵)」、「タマネギを炒めたもの(冷蔵)」の3つです。
ブロッコリーを小房に分けたり、タマネギをくし形切りにしてバターで炒めるなど、ほんのちょっとした手間なのですが、下ごしらえしてあるのといないのでは、調理時間に大きな差が出てしまいます。段取りよく調理を進めるためにも、ぜひしっかり下ごしらえしておきたいですね。
「ぶりの和風ショウガ焼き」の材料(4人分)
ブリ・・・4切れ(1切れ約100g)
塩・・・適量
小麦粉・・・大さじ1
サラダ油・・・適量
ジンジャーソース・・・全量
ブロッコリーを小房に分けたもの・・・1/2株分
水・・・適量
塩・・・ひとつまみ
ミニトマト・・・適量
「ジャガイモとキャベツの味噌汁」の材料(4人分)
ジャガイモ・・・ 1コ(約100g)
キャベツ・・・100g
タマネギを炒めたもの・・・1/2コ分
水・・・3カップ
顆粒和風だし・・・小さじ1/2~1
味噌・・・約大さじ2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
ぶりの和風ショウガ焼きと付け合わせのブロッコリーにはフライパンを、味噌汁には小鍋を使用します。
ひとつのフライパンでブロッコリーの塩茹で、ぶりのショウガ焼きを作るので、フライパンから目を離せません。そんな時はコンロ調理タイマーが活躍します。味噌汁の調理をタイマーに任せてしまえば、おいしいタイミングを逃さすに調理することができます。時間がくると自動で消火してくれるのも安心ですね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
すべての食材と調味料をキッチンに揃えたら、味噌汁の具材となるジャガイモとキャベツを切り、ぶりに塩を振ります。味噌汁にタイマーをセットしたら、加熱している間にぶりの和風ショウガ焼きに取り掛かりましょう。
ショウガ焼きと付け合わせの2つの調理でフライパンを使い回すので、テンポよく調理を進めるために工程をチェックしてから始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
旬を味わう!「ぶりの和風ショウガ焼き」
ぶりを漬け込まずに作る手軽な時短レシピです。その秘密はソースにあります。すりおろした香味野菜がみぞれのように仕上がるので、ぶりをソースに絡ませながらいただくことができます。小麦粉をまぶしてカリっと焼いたぶりの切り身と、ショウガの香り立つジンジャーソースが絶品です。ご飯がどんどん進みそうですね。
バターが決め手「ジャガイモとキャベツの味噌汁」
和風出汁と味噌がベースの定番の味噌汁にひと工夫。具材となるタマネギは下ごしらえの段階からバターでしっかり炒めて甘さを最大限に引き出します。味噌とバターとの相性は抜群! バターの香ばしい風味とコク、ジャガイモとキャベツ、タマネギの甘味が加わることで、いつもとガラリと印象の違う味噌汁に変身しますよ。