【秋の一汁一菜献立レシピ(5)】金曜日「牛肉と里イモのバターしょうゆ炒め 他」

待ちに待った週末です。金曜日はバター香る一汁一菜献立をご紹介します。

秋から冬へと移り変わるこの時期は旬の根菜が出回り始めます。
牛肉と里イモのバターしょうゆ炒め、ごぼうとにんじんのポタージュと、どちらも根菜のおいしさをバターの香りが引き立ててくれる料理です。

牛肉と里イモのバターしょうゆ炒めの里イモは、週末の下ごしらえではグリルを使って焼き上げました。炒めるだけでは出せない、素材が凝縮した味を楽しめます。

根菜の旨味を丸ごと楽しめるポタージュは、ゆっくり味わうと根菜の香り、甘味をしっかり感じられます。
滑らかな口当たりに仕上げたい時はミキサーを使うことをおすすめしますが、ポタージュはハードルが高そうで家庭では作ったことがない、ミキサーをしまい込んでしまっている、という方にはミキサーを使わずに作る方法もあります。

野菜を柔らかく茹でた後にマッシャーで潰したり、野菜をすりおろしてから加熱してみてください。素材のつぶつぶ感が残り、食感が残る仕上がりは食べ応えがあります。ぜひ挑戦してみてくださいね。

また、少し材料をアレンジして、バターをオリーブ油に、牛乳を豆乳に代用してもいいですね。ヘルシーで軽やかに仕上がります。

たくさんあった下ごしらえ食材もこれで最後です。
今日使用する食材は「サトイモを焼いたもの(冷凍)」、「牛モモ肉(冷凍)」、「ポタージュ用野菜(冷凍)」、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」の4つです。

「ポタージュ用野菜」はすぐに火にかけて調理するので、時間の節約のためにも朝に冷蔵庫に移して解凍しておきます。「牛モモ肉」も朝のうちに冷蔵庫に移しておきましょう。
「サトイモを焼いたもの」は冷凍のまま使用します。

牛モモ肉･･･300g
サトイモを焼いたもの･･･6コ分
タマネギ･･･1/2コ
万能ネギ･･･1/2束
ニンニク(スライス)･･･1片分
サラダ油･･･適量

[A]
　醤油･･･大さじ2と1/2
　酒･･･大さじ2

バター･･･20g
糸唐辛子･･･適量

ポタージュ用野菜･･･全量
小麦粉･･･大さじ1
水･･･1カップ
ブイヨン(固形)･･･1コ
牛乳･･･1と1/2カップ
塩･･･適量
万能ネギを小口切りにしたもの･･･適量

バターしょうゆ炒めにはフライパン、ポタージュには加熱用にお鍋と仕上げ用にミキサーを使用します。

フライパンで炒め物をしていると油跳ねが気になるもの。最近のガスコンロは天板の素材に強化ガラスで出来たガラストップやホーローにガラスコーティングを施したガラスコートが主流になりつつあります。表面が滑らかで汚れが落ちやすいので、汚れが乾く前になるべく早く拭き取れば、ガスコンロをきれいに保つことができますよ!

今回の献立ではスープを先に作り始めます。スープを煮込んでいる間にバターしょうゆ炒めを作ります。

手順を整理してまとめた工程表を見ておけば、あれこれ次の動作に悩むことがありません。スムーズに調理が進みますよ。

食材と調味料をすべてキッチンに揃えたら、料理を始めましょう。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

バターとしょうゆの取り合わせはどんな食材もおいしくしてくれる鉄板の味付けですね。もちろん牛肉と里イモにも好相性。香りを生かすためには、バターとしゅうゆを出来上がる直前に加えましょう。香ばしい香りが立ってきたら火を止めます。すぐにお皿に盛り付ければいい匂い! と家族が自然と食卓に集まってきそうですね。

寒い季節には心も身体も温まるポタージュスープを飲みたくなりますね。ごぼうとにんじんはしっかり炒めて甘さを引き出しました。ごぼう独特の旨味と香りを主役にしてにんじんの甘味、牛乳とバターのコクと香りを加えて子どもも大人も大好きな味になりました。オレンジ色のにんじんが入るとスープが優しい色に仕上がります。