週末まであとひとふんばり! 木曜日はショウガが味の決め手、中華の一汁一菜献立です。
涼しい日が多くなってきたこの季節に、体を芯から温めるショウガを効かせた料理で体調を整えましょう。
そもそもショウガの栄養素には大きく2つの種類があります。
生のショウガに多く含まれるジンゲロールと、加熱や乾燥をさせると増えるショウガオールという成分です。
最初のピリリとした辛さが特徴のジンゲロールは抗菌作用が高いと言われています。カツオなどの刺身の薬味によく使われていますね。魚の生臭みを和らげるだけでなく、食中毒のリスクを減らしてくれます。
じんわりとした辛さのショウガオールには血の巡りをよくする効果があります。冬は特に血行が悪くなりがちなので、どんどん料理に取り入れて体の中から温めていきましょう。
ショウガの効果は加熱によって変わるので、特徴をよく知って使い分けられる様になれば、ショウガ上級者ですね。
今回はそんなショウガを使って、海鮮あんかけ丼とレンコンとショウガの中華スープを作ります。
あんかけ用香味野菜とレンコンスープ用野菜は週末に下ごしらえしてありますね。これさえあれば15分の時短調理もラクラクです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「あんかけ用香味野菜(冷凍)」、「レンコンスープ用野菜(冷凍)」、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」の3つです。
冷凍野菜はそのまま料理に使用します。薄く切ったり、すりおろしたりしてあれば、解凍せずに鍋に入れてしまってもすぐに火が通るので手軽です。
時間のかかる炒めタマネギも、安く手に入った時や、消費しきれないな、と思った時に薄切りにして炒めておけば、すぐに使える万能冷凍食材になりますよ。
「海鮮あんかけ丼」の材料(4人分)
シーフードミックス(冷凍)・・・2袋(340g)
あんかけ用香味野菜・・・全量
チンゲン菜・・・2株(約200g)
ニンジン・・・100g
ゴマ油・・・適量
[A]
水・・・1カップ
酒・・・1/2カップ
片栗粉・・・大さじ2
砂糖・・・小さじ2
オイスターソース・・・大さじ3
醤油・・・大さじ1
コショウ・・・適量
ご飯・・・適量
「レンコンとショウガの中華スープ」の材料(4人分)
レンコンスープ用野菜・・・全量
サラダ油・・・適量
水・・・2カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ2
牛乳・・・1カップ
塩、コショウ・・・各適量
水溶き片栗粉・・・適量
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
あんかけ丼にはフライパン、スープには小鍋を使います。
今回もタイマーが大活躍しますので、ご自宅のガスコンロにコンロ調理タイマーが搭載されていればどんどん活用しましょう。
なんといっても嬉しいのが、時間が来ると音でお知らせしてくれた後に自動で消火をしてくれること。キッチンタイマーだとこうはいきませんね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
スープに使う野菜はすでに下ごしらえしてあるので、材料の準備はあんかけ丼だけです。
シーフードミックスを塩水で解凍する、野菜を切る、調味料を合わせておく、という準備を最初の5分で終わらせます。
調理の全体の流れは工程表で先に確認しておくといいでしょう。
すべての材料を揃えたら調理開始です。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
お手軽なのに本格的!「海鮮あんかけ丼」
オイスターソース×醤油の組み合わせはご飯が進む、鉄板の味付けです。海鮮の出汁にニンニク、ショウガ、ゴマ油の香味が加わり本格的な味わいの一品が出来上がります。冷凍シーフードミックスは下処理も不要で、手軽に色々な種類の海鮮が使えるのでおすすめです。
体ぽかぽか!「レンコンとショウガの中華スープ」
体の芯からポカポカと温まる、すりおろしレンコンとショウガをたっぷり使った中華風とろみスープです。とろみは強めにつけたほうがスープ全体がまとまり、口当たりよく仕上がります。トッピングにスライスしたレンコンを添えれば、見た目だけでなくシャキシャキ食感が絶妙なアクセントになりますよ!