【秋の一汁一菜献立レシピ(3)】火曜日「厚揚げのきのこあんかけ 他」

涼しい日が多くなってきた10月の最初の火曜日は秋を感じる一汁一菜献立をご紹介します。

メイン料理の厚揚げはめんつゆをベースに爽やかな香りのショウガを効かせた、ほっこりと温まるとろみあんと一緒にいただきます。秋らしくきのこを加えました。

15分で一汁一菜献立を作るためには細かく調味料の分量を量ったり、出汁を取ったりする時間をかけられないシーンがあります。そんな時は市販のめんつゆを上手に使いましょう。めんつゆの特徴を知っていれば、いい意味での手抜きができるようになりますよ。
めんつゆは出汁とかえしの組み合わせから出来ています。かえしは、ほとんどの和食の基本の調味料である、醤油とみりん、砂糖から作られています。今回のあんかけの様にショウガを足したり、砂糖を足せば甘辛タレに、お酢を足せば即席ポン酢の様にも使えます。いつものめんつゆの味を覚えておくと、アレンジもしやすくなりますので、自分好みを見つけて常備しておくと便利ですね。

お味噌汁は鶏肉と根菜をたくさん加えて満足感いっぱいに仕上げました。週末に下ごしらえしておいた食材を使えばあっという間に出来上がります。

今回は「冷凍キノコ2種(冷凍)」、「鶏モモ肉(冷凍)」、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」の3種類の下ごしらえ食材を使います。

「冷凍キノコ2種(冷凍)」は保存容器に入れて冷凍保存してあるものをそのまま使用します。キノコは冷凍すると旨味成分が増すので生で食べるよりもおいしくいただけますよ。
「鶏モモ肉(冷凍)」は、朝のうちに冷蔵庫に移して解凍しておきましょう。

厚揚げ･･･3枚(約450g)
冷凍キノコ2種･･･全量
めんつゆ(3倍濃縮タイプ)･･･大さじ3
水･･･1と1/2カップ
ショウガ(すりおろし)･･･1片分
水溶き片栗粉･･･適量
万能ネギを小口切りにしたもの･･･適量

鶏モモ肉･･･1枚分
ダイコン･･･200g
ニンジン･･･100g
サラダ油･･･適量
水･･･3カップ
顆粒和風だし･･･小さじ1/2～1
味噌･･･約大さじ2
万能ネギを小口切りにしたもの･･･適量

厚揚げのきのこあんかけではフライパンを、味噌汁には小鍋を使用します。
どちらの料理でも調理タイマーが大活躍します。上手に活用することで作業のタイミングを逃さずに調理することができます。時間になると自動消火してくれるので、時間とガス代の節約にもなりますね。

まずは食材を切るところから始めます。
味噌汁は炒めた材料に水を加えて、沸騰してから5分間煮込みます。味噌汁のタイマーをセットしたら、厚揚げのきのこあんかけを作りましょう。15分で一汁一菜献立を作るためには、工程表で全体の流れを把握して、順番通りに調理しましょう。

すべての材料をキッチンに揃えて、調理開始です!

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

とろみあんはめんゆつをベースにして、ひと味足してショウガの爽やかな香りアクセントにしました。具材は秋らしく、きのこをたくさん入れましょう。厚揚げはめんつゆで軽く煮込めば、出汁を含んでジューシーな仕上がりになります。とろみあんと一緒にアツアツを口に頬張れば体がほっこりと温まる一品です。

鶏モモ肉、ダイコン、ニンジンを炒めてから作る味噌汁は、肉と野菜の旨味が両方楽しめる具沢山で食べ応え抜群の一品です。具材を先にしっかり炒めることで、香ばしい焼き目も旨味と深いコクを持つ最高の調味料となります。水を入れて煮込む時は鍋肌や鍋底に付いた焦げをきれいにそぎ落として、スープの旨味に変えましょう。