カレンダーは10月に変わりました。秋レシピも3回目ですね。週の始めの月曜日は、旬のかぼちゃとチンゲン菜を使った一汁一菜献立で元気をチャージしましょう。
かぼちゃには、夏に採れる品種と、秋から冬に旬を迎える品種があるのをご存知ですか?
煮物などで食べ慣れたホクホクと甘いかぼちゃは、実は後者の品種です。
今出回っているかぼちゃは夏に収穫されたものを3カ月程熟成させたものです。この品種は採れたては水分が多いので、熟成させることで程よい水分量となります。
この季節のかぼちゃはグリルとの相性がぴったりです。
週末の下ごしらえでは、両面焼き水なしグリルで加熱します。高温で加熱できるグリルなら、さらに余分な水分が飛んでホクホク感と甘味が凝縮します。
涼しい日が多くなり葉物野菜がスーパーに並び始めました。中華料理によく登場するチンゲン菜はクセが少なくて、白菜のようなシャキシャキとした歯ざわりで使い勝手がいい食材です。中華に限らずナムルやおひたし、炒め物などに合いますが、調理方法に悩んだらスープに仕立ててみましょう。
加熱するとグリーンが濃くなり、彩りのいい一品になります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「カボチャを焼いたもの(冷蔵)」です。
週末に簡単な下ごしらえをしておくと、平日の料理時間が驚く程短縮できます。
かぼちゃはグリルで焼いて、甘味と旨味を凝縮させてあります。また、固いかぼちゃは切り分けるだけで一苦労。加熱の手間と切り分ける手間を週末にしておくことで、15分で一汁一菜献立が出来上がります。
「かぼちゃの肉巻き」の材料(4人分)
豚ロース肉(薄切り)・・・16枚
カボチャを焼いたもの・・・全量
サラダ油・・・適量
[A]
めんつゆ(3倍濃縮タイプ)・・・大さじ1
水・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1
七味唐辛子・・・適宜
「わかめとちんげん菜のスープ」の材料(4人分)
チンゲン菜・・・2株(約200g)
ワカメ(乾燥)・・・3g
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1と1/2
醤油・・・小さじ2~
コショウ・・・少々
白ゴマ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
肉巻きにはフライパンを、スープには小鍋を使います。
肉巻きの豚肉はカリッと香ばしい焼き色をつけて仕上げたいですね。そんな時は温度調節機能180℃がおすすめです。少し高温で焼くと余計な水分が出ずに、香ばしさが引き立ちます。
同時調理をしながらフライパンを高温にキープするのは至難の業ですが、温度調節機能を使えば自動で温度管理をしてくれますよ。ご自宅のガスコンロに搭載されていればぜひ活用してみてください。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
調理の前にまずは工程表をチェック!
全体の流れがわかる工程表に目を通しておけばきっちり15分で2品が出来上がりますよ。
最初の5分でチンゲン菜を切り、肉巻き用の調味料を合わせて、かぼちゃに豚肉を巻き付けます。スープ、肉巻きの順で調理に取り掛かりましょう。
さあ、すべての材料をキッチンに揃えて調理スタート!
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
ホクホクおいしい!「かぼちゃの肉巻き」
ホクホクのかぼちゃを豚ロース肉で巻いた、ボリューム満点のメイン料理です。タレにはひと手間かけて、市販のめんつゆに少し砂糖を足します。そうすることでご飯のお供にぴったりの甘辛いタレに変身します。かぼちゃはグリルで余分な水分を飛ばしながら加熱すれば、甘味と旨味がぎゅっと凝縮されて食べ応えが増しますよ。
シンプルに!「ワカメとチンゲン菜のスープ」
さっと火を通してシャキシャキ感を残したチンゲン菜を楽しめるスープです。ワカメとゴマを入れて中華風に仕立てました。乾燥ワカメは沸騰したスープに入れるだけなので戻す手間がいりません。スープにもうひとつ具材が足りないな、と思った時にパッと振り入れるだけなので常備しておきたい便利なお助け食材ですね。