まだまだ暑い日が続きますが、暦の上ではもう秋です。夏休み気分もすっかり抜けて、平常運転に戻ってきた頃ではないでしょうか。
月曜日は、これから脂が乗っておいしい時期を迎える青魚の王様、サバを使った一皿と、野菜たっぷりスープの洋風一汁一菜献立です。
オリーブ油とタイムの香りを移しながらカリっと香ばしい焼き目をつけたサバは、トマトソースでいただきます。焼きナスを敷いて、ブロッコリースプラウトを飾ればレストランで出てくるような一皿になります。簡単なのに華やかなこの盛り付けは、他の料理にも使えるアイデアですね。
トマトソースは休日の下ごしらえで仕込んであるものを使います。パパっと15分で作る時短料理でもベースがきっちりしているので、塩、コショウだけのシンプルな味付けでも素材を引き立てる名脇役に変身します。
トマトの鮮やかな赤が目を引くメインディッシュとは対照的に、スープはキャベツやサヤインゲンのグリーンを主役にしました。最初に野菜をバターで炒めるので、野菜の甘みが引き出されてスープにコクがプラスされますよ。優しい味わいのほっとするスープができあがります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「トマトソース(冷蔵)」です。
トマトソースは冷凍保存することもできるので、たくさん作って小分けにしておいて、パスタソースや炒め物などに使うのもおすすめですよ。
「鯖のソテー トマトソース」の材料(4人分)
サバ・・・ 4切れ(1切れ80g)
塩・・・適量
コショウ・・・適量
小麦粉・・・適量
オリーブ油・・・大さじ1
タイム(ドライ)・・・適量
ナス・・・2本
オリーブ油・・・大さじ2
トマトソース・・・180g
塩、コショウ・・・適量
ブロッコリースプラウト・・・1/2パック
「キャベツとインゲンのコンソメスープ」の材料(4人分)
キャベツ・・・150g
サヤインゲン・・・50g
タマネギ・・・1/4コ
バター・・・15g
水・・・3カップ
ブイヨン(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
サバのソテーに盛り付けるナスとメインの鯖にはフライパン、スープには小鍋を使います。
サバは中はふっくら、外はカリッと香ばしく焼き上げたいですね。ご自宅のガスコンロに温度調節機能が付いていれば、温度を170℃に設定して焼きましょう。温度調節機能を利用すると自動で一定の温度を保ってくれるので、焼きすぎて身がパサついてしまった、皮目がカリッと仕上がらない、などという魚料理にありがちな失敗が減りますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今回の工程表で確認しておきたいポイントは、ナスとサバを焼くタイミングです。
ナスが焼き上がったら、同じフライパンを利用して鯖を焼きます。最初に野菜を焼いてしまえばフライパンがほとんど汚れないので、途中で洗う必要はありませんね。また、フライパンを温めなおす必要もないので、ガス代の節約にもなります。
調理を始める前に、工程表を頭に入れておくと作業がスムーズにできますよ。
食材と調味料をすべてキッチンに揃えたら料理スタートです。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
彩り鮮やか!「サバのソテー トマトソース」
華やかに仕上がった今日のメインディッシュは、タイムの香りをまとったサバとトマトソースが好相性。休日に仕込んでおいたトマトソースはベースがしっかりとしているので塩、コショウだけのシンプルな味付けでも素材を引き立てる名枠役になってくれます。
コク深い「キャベツとインゲンのコンソメスープ」
最初にキャベツとサヤインゲン、タマネギをバターで炒めることで、野菜の甘みが引き立ちます。簡単に味が決まる固形ブイヨンはとても便利ですが、味が単調になりがちです。バターをプラスすることでコクがでて、ぐっと飲みごたえのあるスープになります。