週の前半、火曜には5種類もの下ごしらえ食材を活用した一汁一菜献立です。
鶏モモ肉のヨーグルト漬けは数日間漬け込むことでおいしさが増していきます。下ごしらえしておくからこそ生まれるおいしさですね。ヨーグルトの作用で驚くほどやわらかに、ジューシーになります。
香ばしく焼き上がったら、特製の万能味噌と一緒にいただきます。ニンニク、ショウガ、長ネギを炒めて赤だし味噌と練り合わせて作る万能味噌は甘辛くてコク深い味。ひき肉と炒めて肉みそに変身させたり、そのまま野菜につけてもおいしくいただくことができます。味噌田楽のようにコンニャクや豆腐に添えても相性がいいですね。肉、魚、野菜など、どんな食材にも合わせやすい万能味噌はたくさん作っておいて常備してもいいかもしれませんね。
豚ひき肉の旨味が溶け出したスープは、最初に肉をしっかり炒めて旨味を油に移すことがポイントです。最後にさっとスープにくぐらせたレタスがシャキシャキとした食感です。レタスとショウガが入るので肉のしつこさを感じずにスッキリといただけます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使う下ごしらえ食材は5つです。「青ジソ(冷蔵)」、「レタス(冷蔵)」、「万能味噌(冷蔵)」、「豚ひき肉(冷凍)」、「鶏モモ肉のヨーグルト漬け(冷凍)」を使用します。
冷凍保存してある「豚ひき肉」と「鶏モモ肉のヨーグルト漬け」は朝のうちに冷蔵庫へ移しておきましょう。
「ヨーグルト鶏の万能味噌のせ」の材料(4人分)
鶏モモ肉のヨーグルト漬け・・・全量
サラダ油・・・大さじ1
パプリカ(黄)・・・1/2コ
サラダ油・・・小さじ1/2
青ジソ・・・8枚
万能味噌・・・大さじ3
「ひき肉とレタスのスープ」の材料(4人分)
豚ひき肉・・・100g
レタス・・・200g
ショウガ・・・1片
サラダ油・・・大さじ1
[A]
ブイヨン(固形)・・・1コ
水・・・4カップ
塩・・・適量
コショウ・・・少々
ガスコンロで同時調理に挑戦!
ヨーグルト鶏の万能味噌のせに使う鶏モモ肉はフライパンを、つけ合わせのパプリカにはグリル、スープには小鍋と3つの熱源を同時に使用します。
ゆっくりと火を通したい鶏モモ肉は低中温の160℃で焼くのが理想です。フライパンの温度の確認には水滴を落としてみてください。小さな気泡がぷつぷつと出る状態が160℃前後である合図です。とはいえ、温度の見極めは難しいですね。ガスコンロに温度調節機能が搭載されていれば活用してみましょう。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
下ごしらえ食材をたくさん使う今回の献立では、材料を事前に揃えてからスタートすると安心ですね。また、3つの熱源を使うので、工程表にしっかり目を通しておきましょう。
野菜の下準備が終わったら、鶏モモ肉を焼き始めましょう。その後でスープを作っていきます。それからパプリカをグリルに並べて焼き始めます。焦らず工程表に沿って調理を進めれば15分で料理が完成しますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運アツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
ご飯がすすむ!「ヨーグルト鶏の万能味噌のせ」
鶏モモ肉はひと手間かけて休日にヨーグルトと塩に漬けて下ごしらえしておきます。こうすることでヨーグルトの乳酸でやわらかく、驚くほどジューシーになります。香ばしく焼き色を付けた鶏モモ肉には万能味噌を添えていただきます。グリルで味をぎゅっと凝縮したパプリカと、青ジソを添えれば色どり美しい一品になりますね。
旨みがギュッ!「ひき肉とレタスのスープ」
豚ひき肉の旨味を味わえるスープです。肉をしっかり炒めることで旨味を油に移して、味を凝縮させます。ちょっとした焦げ目も味に深みを増してくれますよ。最後にレタスをさっとスープにくぐらせればシャキッとした食感が残り、色よく仕上がります。レタスとショウガが入るので肉のしつこさがなくスッキリいただけます。