【夏の一汁一菜献立レシピ(2)】木曜日「豚しゃぶアボカド丼 他」

今週も残すところあと1日ですね。忙しい方におすすめ、丼ぶりものと具沢山スープの一汁一菜献立では、ちょっと趣向を変えた変わり丼ぶりをご紹介します。

栄養バランスが偏ったり、マンネリしがちな丼ぶりものですが、アイデア次第でたくさんのバリエーションを楽しめる料理です。今回は豚しゃぶとアボカドの組み合わせはいかがでしょうか。

森のバターともいわれているアボカドはクリーミーな食感で良質な脂肪分が含まれた魅力的な食材です。さっぱりと湯通しした豚肉に合わせると濃厚で食べ応えのある丼ぶりになりますよ。温泉卵とマヨネーズベースのタレを回しかければさらに彩りと食べ応えがアップします。温度管理に気を遣う温泉卵は思い切って既製品を用意してしまいます。ほどよく手を抜けば毎日の料理が負担になりませんね。

スープは今が旬のオクラを主役にしました。それを引き立てるのは昆布と梅干し。下ごしらえ食材の梅入り昆布の水だしに、アクセントとしてさらに梅干しを添えます。梅干しを崩しながら自分好みの酸味に調整しながらいただきましょう。

今回は「茹でる」が調理のメインになります。2品とも食材はヘルシーですが、食材同士をうまく組み合わせているので物足りなさを感じないお腹大満足の献立ですよ。

週末にラップに包んで冷凍しておいた「豚薄切り肉」は、朝のうちに冷蔵庫に移しておきましょう。

スープに使う「梅入り昆布の水だし」は、前日夜に保存用ポットに3.5カップの水を入れ、そこに出汁用昆布14gと梅干し大きいもの1コを浸けて冷蔵庫に保存しておきましょう。

ご飯･･･適量
豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)･･･350g
レタス･･･50g
アボカド･･･1コ

[A]
　マヨネーズ･･･大さじ4
　醤油･･･大さじ2
　酢･･･大さじ1
　砂糖･･･大さじ1

温泉卵･･･4コ

梅入り昆布の水だし…全量
オクラ･･･6本
梅干し･･･大2コ
塩･･･ひとつまみ

「茹でる」作業が調理のメインとなる今回の献立では、ご自宅のガスコンロに「沸騰自動消火機能」があるか探してみてください。あると便利なこの機能は沸騰後に自動で一定温度に保温してくれます。食材を入れて下がった温度を自動で適正温度に調整してくれるので、上手に活用してみてくださいね。

オクラと豚しゃぶを茹でるお鍋は兼用してしまいます。茹で時間はそれぞれごく短いので、下準備が終わったらさっと一気に茹でてしまいましょう。生でも食べられるオクラは食感が残る程度でOKですよ。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
下ごしらえしてあるので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで、アツアツのうちに召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

豚しゃぶとクリーミーなアボカドの組み合わせが楽しい丼ぶりは、マヨネーズベースのタレと温泉卵を絡めて一緒にいただきます。豚しゃぶのお肉は肩ロースやバラ肉など、お好みの部位を使えば、さっぱり丼ぶりにも、こってり丼ぶりにも変身しますよ! ボリュームたっぷり、夏に食べたいお腹大満足の一品です。

オクラは小口切りにするとねばねばが強く出るので、スープにすると絶妙な喉ごしとなります。出汁のベースは下ごしらえしておいた梅入り昆布の水だしです。さらに梅干しを添えて崩しながらいただくので、出汁のほのかな梅干しの風味と合わさってさっぱりと飲み進められますね。