ノーリツのビルトインコンロ

ノーリツのビルトインコンロの特徴や機能とは?機種や価格を紹介

今では当たり前ともなった両面焼きグリル付のビルトインガスコンロや、グリルでダッチオーブンが使えるビルトインガスコンロなども、ノーリツが初めて開発しました。 また、掃除のしやすいフラットな構造や丸洗い可能なゴトク、バーナーリングカバーなど、日々のお手入れのしやすさもノーリツのコンロならではの魅力です。

最終更新日:2024年09月24日公開日:2024年07月01日

目 次

この記事でわかること

  • ノーリツのビルトインコンロの機種と価格帯がわかる!
  • ノーリツのビルトインコンロの特徴と魅力がわかる!

ノーリツのビルトインコンロの機種と価格

ノーリツのガスコンロには、家庭用にはテーブルコンロとビルトインのタイプがあります。
本物志向にこだわるのなら、ビルトインがお薦めです。ビルトインは、機能性や意匠性が高い商品が多いです。
隙間や凹凸が少ないためキッチンでの作業もしやすく、掃除も簡単です。

ビルトインコンロ

2024年09月24日

ビルトインコンロとは?特徴・メリットやテーブルコンロとの違いを徹底解説

キッチンと一体となっているビルトインコンロは、使い勝手やメンテナンスの利便性やデザイン性の高さから選ばれているコンロです。 この記事では、ビルトインコンロの特徴やメリット、テーブルコンロとの違いについて紹介します。これからビルトインコンロを検討する方はぜひご覧ください。

東京ガスでは、現在ノーリツ プログレ、オルシェ、ネスト、プラスドゥを取り扱っております。 
HPに掲載されていない商品のご提案も可能ですので、お問い合わせください。

機種名

販売価格
(税込・基本工事費込)

型番例

天板の種類

親水アクアコート

フラット
グリル

グリル
調理器具

燻製

お料理サポート
(オートメニュー・調理サポート)

アプリ
連携機能

スモークカット

プレート
ルック機能

感震停止機能

鍋なし
検知機能

プログレ

205,425円~

N3S14PWASKSTEC

ガラス

波型プレートパンLグラネ・キャセロールL


(スモークオフカット)

オルシェ

142,166円~

N3WU3PWASKSTEC

ガラス

-

ロティプレート

-


(クリーンモード)

-

-

プラスドゥ

182,289円~

N3WS9KJTKSTED

ステンレス

×

-

ダッチオーブン

-

-

-

-

-

-

-

ネスト

117,872円~

N3WU5PWAP2STE

ガラス

×

-

なし

-

-

-

-

-

-

-

※2024年6月時点での価格です。同じ商品シリーズにおける最低の販売価格を表示しています。異なる商品の価格は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、
こちら

プログレ

プログレ

型番:N3S14PWASKSTEC
販売価格:205,425円~(税込・基本工事費込)※

プログレは、美しいディテールと、使いやすい操作性に優れたコンロです。

マルチグリルとコンロの多彩な調理機能が特徴です。
焼く、煮る解凍のほか、パンの発酵焼き上げや、グリルを使った燻製料理や低温調理もできます。

手入れのしやすい親水アクアコートや、フラットな庫内のグリルアプリを使った調理など、家事の時短と美味しい料理の両立が可能です。

商品の詳細はこちら

※2024年6月時点の価格です。同じ商品シリーズにおける最低の販売価格を表示しています。異なる商品の価格は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、
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オルシェ

オルシェ

型番:N3WU3PWASKSTEC
販売価格:142,166円~(税込・基本工事費込)

オルシェは2023年8月に発売した最新のビルトインコンロです。
温度クック機能によって温度が表示されるため、調理中も温度調節がしやすく、自動で温度キープも行えます。

また、焼き加減や具材を投入するタイミングもわかりやすくなることから、日々の料理の再現性も高まるでしょう。

ほかにも、新登場したアプリ「つなぐレシピ」と連携することで、1,700以上ものレシピの自動調理が可能です。

コンロのバーナーにもこだわっており、らせん状に火が出ることで鍋底にあたる面積を増やし、小径化によって省ガス効果も見込めます。

商品の詳細はこちら

2024年6月時点の価格です。同じ商品シリーズにおける最低の販売価格を表示しています。異なる商品の価格は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、
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プラスドゥ

プラスドゥ

型番:N3WS9KJTKSTED
総額:182,289円(税込)~(税込・基本工事費込)

ステンレストップが印象的なプラスドゥは、4,510kcal/hと家庭用コンロ最大クラスの高火力で、本格的な料理を楽しめます。

それにあわせてゴトクも鋳物製の全面ゴトクを採用しており、鍋ふりや鍋ずらしにも対応していることから幅広い調理方法に対応しています。

また、ダッチオーブンが付属しており、食材を入れるだけで『焼く・煮る・蒸す』といったさまざまな調理を簡単に楽しめます。

メンテナンス性についても考えられていて、実用性の高いステンレス天板は耐久性があってお手入れもしやすいと、実際に使用している人からも好評です。

商品の詳細はこちら

2024年6月時点の価格です。同じ商品シリーズにおける最低の販売価格を表示しています。異なる商品の価格は商品ページ内でご確認ください。
商品のみの販売はしておりません。追加工事費がかかる場合があります。基本工事費の内訳は、
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ノーリツのビルトインコンロの特徴

ノーリツビルトインコンロの特徴は、日々のお掃除やお手入れのしやすさがあげられます。
毎日使うコンロは、なるべくきれいに使いたいという人も多いことでしょう。
そこで、ノーリツのビルトインコンロのお手入れ機能を紹介します。

サッとひとふき親水アクアコート

サッとひとふき親水アクアコート

いつでも清潔を保ちたい台所の中で、ガスコンロの油汚れは、掃除するのが面倒な場所の一つ。
特に、煮こぼれや焦げつき、油がついてしまったら、布巾でこすってもなかなか取れなくなっていきます。

でもノーリツのガスコンロならば、お手入れが簡単なのです。
ノーリツのガラストップコンロには、親水性コーティングが使われています。これは水を浸しておくと汚れが浮き上がり、こびりついた汚れも落ちやすくなる加工です。

これなら、料理の後でも、さっとひと拭きで掃除がしやすいです。

ふき取りやすいフラットなグリル

ふき取りやすいフラットなグリル

グリルはビルトインコンロの中でも汚れやすい箇所なので、掃除を面倒に感じて使わない人もいるかもしれません。
しかしノーリツのグリルは中がフラットで拭き掃除が簡単な構造になっています。

また、バーナーの位置にもこだわっており、両サイドではなく中央に設置することで側面も拭きやすく、ゴム手袋をした状態でも簡単に奥まで手が届きます。

グリルの内部はこびりつきを防いで油汚れも落としやすいセラミックコーティング仕上げを採用。
コンロの機種によってはサイドカバーと扉も外せることから、毎日使用しても負担になりにくいでしょう。

ノーリツのビルトインコンロの機能性

コンロを選ぶうえでどのような機能があるのかは、重要なポイントです。
ノーリツのビルトインコンロは調理機能や汚れ防止機能をはじめ、日々の料理を便利にする機能を多く搭載しています。
それぞれの機能について確認していきましょう。

調理機能

新しいコンロを検討する際に、調理機能を意識する人は多いのではないでしょうか。
ここではノーリツのビルトインコンロの調理機能を紹介します。
調理機能によっては日々の暮らしが快適になる場合もあるため、気になる機能があるか確認してみてください。

マルチグリルのキャセロール

マルチグリルのキャセロール

キャセロールはノーリツのマルチグリルに使用する専用の容器で、グリルに使用する容器としては深型になっていることが特徴です。
ほかにもグリルに使用できる容器として、波型プレートパンや浅型のプレートパンも用意されています。

それぞれの特徴は下記の通りです。

  • 深型のキャセロール
    深型のキャセロールは鍋のような形状となっており、煮物や蒸し料理のほかにもパンやチャーハンの調理も可能です。
    内側にはセラミックコーティングが施されているため、お手入れも簡単です。
  • 浅型のプレートパン
    一般的な浅型のプレートパンで、魚や肉調理からあたため直しまで幅広く活用できます。
  • 波型プレートパン
    下の部分が波型になっているため、肉や魚には焼き目がつきやすく、余分な脂も溝に落ちてヘルシーに焼くことが可能です。
    ほかにもトーストや焼きおにぎりにも使用できます。

燻製料理

燻製料理

ノーリツ プログレには、従来の焼く、煮る、蒸すなどのほかに、燻製モードと低温調理モードを搭載しています。

近年、キャンプブームなどで話題となっている燻製。
外でスモークするキャンプ飯ではなく、自宅でもマルチグリルならできるのです。燻製モードを使えば、スモークチップを使用し、チーズやソーセージ、ししゃもなどの様々な食材を、燻製ならではの香ばしい焼き上がりで仕上げることができます。

また低温調理モードでは、温度調整が難しいローストビーフや蒸し鶏、りんごのコンポートも、じっくりと火を通して仕上げることができます。手軽で美味しいことから、SNSでも話題となっている低温料理が簡単にできます。

いつものグリルで、一つ上の上質な味を堪能できます。

お料理サポート

お料理サポート

普段から、料理を作る機会がないと失敗しがちなのが、火加減。
焦がしてしまったことがある人は多いのではないでしょうか。

ノーリツのマルチグリルはグリル底に温度センサー付き下火バーナーが付いています。
このセンサーが温度を細かく見張ることで、メニューに合わせた火加減で調理できるのです。
火加減が自動ならば、失敗もなくなります。
ホイル焼きや、魚の姿焼きなどの「オートメニュー」と、焼く、温めるなどのメニューに応じた火加減で調理する「調理モード」を駆使すれば、レパートリーの幅も広がります。

アプリとの連携

マルチグリルアプリ

ノーリツのプログレやオルシェでは、専用アプリ「つなぐレシピ」との連携が可能で最近主流の家電のインターネット化(IoT)に対応しています。

アプリではコンロの点火状態や調理の目安温度以外にも、数百~数千種類のレシピから作りたいメニューを選んで、自動調理が可能です。

レシピはコンロに転送する以外にもレシピノートとしてカレンダーに登録し、メモや感想を共有することもできます。

また、アプリの利用によって、レンジフードを家の外から遠隔操作することもでき、稼働状態も確認できるため、外出先からの換気やレンジフードの消し忘れ防止に役立ちます。

汚れ防止機能

コンロの汚れ防止機能が高いと日々掃除が簡単になり、清潔な状態で快適にコンロを使い続けられます。
ここではビルトインコンロの汚れ防止機能を紹介します。

スモークカット・クリーンモード

スモークカット

スモークカット

クリーンモード

クリーンモード

スモークカット機能はプログレに搭載された機能で、グリルの排気口からの煙を従来の約80パーセントカットし、ニオイも約92パーセントの削減が可能です。

そのため、機密性の高い住宅でも、窓を開けて換気をすることがなくグリルを使え、部屋にあるカーテンや絨毯へのニオイ移りも軽減できるでしょう。

さらにオルシェにはクリーンモードが搭載されています。

クリーンモードはグリル内のニオイだけでなく、べたつきも軽減できるため、魚などのニオイや油が出やすいものを焼いた後でも、次に使用するときは快適に使えるでしょう。

安心安全機能

ノーリツのガスコンロには全シリーズに共通した安心安全機能が搭載されています。
それぞれの機能の特徴は下記の通りです。

安心安全機能

特徴

全口焦げつき自動消火機能

鍋底の焦げつきを感知して自動で消火します。
(鍋の種類や材質によって差があります)

グリル過熱防止センサー

グリル内にある上下のセンサーが異常な温度上昇を感知すると自動で消化します。

グリル防炎機能

グリルの排気口から炎が溢れないようにする機能です。
過熱防止センサーと組み合わせることでより安全性を確保しています。

全口立消え安全装置

風や煮こぼれが原因で火が消えてしまった場合、ガスを自動で遮断する機能です。

全口消し忘れ消火機能

一定時間経過すると自動で消化する機能で全口のコンロ、グリルに搭載されています。
(焦げ付き自動消火機能が作動した際はそちらが優先されます)

調理油過熱防止装置

揚げ物の調理をサポートする機能で、過熱を防ぐために自動で火力を制御します。

早切れ防止機能

250℃近くになると自動で火力を調整して温度をキープする機能です。炒め物を使用する際も料理を続けることができます。
(条件によっては消化します)

安心安全機能の中には機種によって異なる機能もあるため、そちらについては、以下の見出しでそれぞれ紹介します。

プレートルック機能

プレートルック機能は、グリルの扉が開いてる状態で点火ボタンを押しても、グリル内のバーナーが点火しない安全機能です。

また、キャセロールやプレートパンといった専用の容器がセットされていない場合も、同様にバーナーの火が付かない仕組みとなっています。

プレートルック機能は調理中のうっかりミスを防ぐだけでなく、目が届きにくいグリル内の事故やいたずら防止にも役立ちます。
そのため、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。

感震停止機能

地震など突然の揺れが起きた際に、ビルトインコンロ側で自動的にガスの供給をストップして、コンロの火を消化する機能です。

ガスメーターのガスの供給は、震度5程度の揺れによってストップしますが、ノーリツの感電防止機能の感知は、震度4相当となっているため、それより前に火が消されてより安全性が確保されています。

また、調理中の振動では作動しにくくなっているため、誤作動によって調理が妨げられることもないでしょう。

鍋なし検知機

コンロの温度センサーに搭載された鍋の有無を検知する装置によって、コンロの上に鍋やフライパンが乗っていないと自動で検知して点火しない機能です。

コンロの上に何も乗っていない状態だと点火ボタンを押しても火がつかないため、事故や調理ミス、いたずら防止にも役立ちます。

また、バーナーが点火中の状態で鍋を離すと自動で弱火になり、さらに約1分後には消化するため、鍋を離したのに火を消し忘れてしまった時でも安心です。

ノーリツのビルトインコンロまとめ

Point1 ノーリツは日本で初めて両面焼きのグリルやダッチオーブンの使えるビルトインコンロを開発した高い技術力のメーカー。親水アクアコート、フラットグリル、スモークカットなどコンロのお掃除を楽にする機能も多彩です。

Point2 ガラストップでお手入れがしやすく、本格調理が楽しめるプログレは、人気で定番のコンロです。
また、最新式のビルトインガスコンロとして、オルシェもラインナップ。温度表示が可能で、自動で温度もキープできる多機能のコンロなど、お客様の用途に合わせて選ぶことができます。

Point3 ノーリツのビルトインコンロのリフォームは、約14.2万円からできます。
最高級機種のプログレも総額約20.5万円からリフォームできます。

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コンロの耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。

コンロの交換費用は10万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、一回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。

注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。

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  • この記事の監修者

    「東京ガスの機器交換」コラム編集チーム

    給湯器・コンロといったガス機器だけでなく、レンジフード・トイレ・浴室といった水まわり機器の交換に役立つ情報を幅広く発信していきます