ガスコンロのおすすめ25選! ビルトイン型と据え置き型の違いや選び方なども紹介

＜イチオシガスコンロはこちら＞

商品名	主な機能
ブリリオ｜パロマ	高いインテリア性を追求したデザイン ボタンひと押しで30分で自動消火 2種類の天板を選択可能
リッセ｜リンナイ	直火調理ができる「ココットプレート」に対応 広くゆとりのあるサイズ 温度調節機能を搭載

おすすめのガスコンロ一覧は、下表のとおりです。

ビルトイン型のおすすめガスコンロを、下表に示します。

各商品の詳細について、解説していきます。

ミドルグレードは、機能と価格のバランスの良さが特徴です。費用は抑えつつ高い機能を求める方におすすめのグレードになります。

• 高いインテリア性を追求したデザイン
• ボタンひと押しで30分で自動消火
• 2種類の天板を選択可能

パロマの「ブリリオ」は、ガスコンロにも高いインテリア性を求めるユーザーニーズから開発された製品です。幅わずか6mmの天板フレーム、フェイス部分の取っ手と点火ボタンが一直線上にまとめられたシャープなデザインによって、高級感を演出しています。

【スペック】

• 通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火する「コンロ30分消火あんしんモード」
• 天板は耐久性に優れた「ハイパーガラスコートトップ」か、デザイン性に優れた「クリアガラストップ」から選択

• 点火スイッチやグリル周りには丸みを帯びたデザイン
• ダブル高火力＆ダブルトロ火・ダブル温度調節機能を搭載
• ガラストッププレートが2種類

ノーリツが販売するスタンダードモデルの「ファミ」シリーズは、日常的に使うコンロとしての基本を追求し、シンプルな調理性能とお手入れ性を兼ね備えたビルトインコンロです。点火スイッチやグリル周りには丸みを帯びたデザインが採用され、柔らかな印象を与えます。

【スペック】

• ダブル高火力＆ダブルトロ火／ダブル温度調節機能を搭載して微妙な火加減の設定も可能。
• ガラストッププレートは「つやめきガラストップ」と「親水アクアコートガラストップ」の2種類から選べお手入れ性を追求

• シンプルで幅広いキッチンになじむデザイン
• キャップレスバーナー採用
• 高火力・温度調節機能を搭載

リンナイが展開するスタンダードシリーズである「センス」は、幅広いキッチンになじむシンプルなデザインが特長です。操作ボタンはフラット感があり、すっきりとした印象となっています。キャップレスバーナー」の採用によって、バーナーキャップの上部もフラットな仕上がりです。

【スペック】

• 3,610kcal/hの高火力を可能にする「Wワイド火力バーナー」
• 160℃～210℃までの幅広い調整レンジを備えた「温度調節機能」を搭載

• カラーバリエーションが豊富
• 温度調節機能やワイド火力、煮物機能などが搭載
• 魚を自動で焼き上げるオートグリル機能も搭載

リンナイが展開するもう1つのハイグレードシリーズが「マイトーン」です。カラーバリエーションが豊富で、カラー重視でガスコンロを選びたい方におすすめです。またガラストップ採用モデルには、75cmのワイド幅タイプも用意されているため、選択肢の幅広さも魅力となっています。

【スペック】

• 左右両方のバーナーに温度調節機能を搭載
• 直火調理ができる「ココットプレート」に対応したグリル機能

スタンダードシリーズよりも多機能で、デザインにもこだわったモデルが多いハイグレードシリーズ。調理好きな方におすすめのモデルが多くラインアップしています。

• 直火調理ができる「ココットプレート」に対応
• 広くゆとりのあるサイズ
• 温度調節機能を搭載

リンナイの「リッセ」シリーズは、キッチンとの一体感が生まれるすっきりとしたデザイン、そして高級感ある仕上がりの点火スイッチなどが特徴で、ハイグレードであることが一目でわかります。グリルは、大きなピザも焼けるゆとりあるサイズで、直火調理ができる「ココットプレート」に対応しています。

【スペック】

• ウェーブ形状のためノンフライ調理可能
• 左右両方のバーナーに温度調節機能搭載

• お鍋の温度を1℃単位で検知して液晶パネルに表示
• 専用グリル容器で油跳ねを99.9%カット
• スマートエコバーナーを搭載

ノーリツの「オルシェ」は、お鍋の温度を1℃単位で検知し、液晶パネルに表示するノーリツの独自技術を搭載しています。温度を視覚的に確認できるので、料理が得意な方はもちろん、苦手意識のある方や、料理を始めたばかりのお子さまにも使いやすいコンロです。

【スペック】

• 汚れを水で浮かせられる「親水アクアコート」を天板に採用
• ガス代が節約できるスマートエコバーナーを搭載

• オートグリル機能を搭載
• オートグリル機能は2回連続で使用可能
• リルプレート波型とオート機能を併用が可能

基本機能を備えた「ファミ　スタンダード」のワンランク上のモデルが、「オートグリル機能」を搭載した「ファミ オートタイプ」です。

【スペック】

• オートグリル機能で焼き加減が難しい焼き魚もおまかせで調理
• グリルプレート波型とオート機能の併用で「焼き魚」「トースト」「あたため」からメニューと焼き加減を選択

• フラットシンプルなデザイン
• ボタンひと押しで30分で自動消火
• クローズアシスト機能搭載でグリルの締め忘れを軽減

パロマの「フェイシス」は、ステンレスフェイス、プッシュ＆ダイヤル操作ボタンや、持ちやすくすっきりとしたグリル取っ手など、美しさにこだわったモデルとなっています。

【スペック】

• 通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火する「コンロ30分消火あんしんモード」
• 滑らかな開閉とグリルの締め忘れが少なくする「スムーズスライドレール」を搭載

• バーナー周りの焦げつき防止でお手入れ簡単
• 30分で自動消火し、火の消し忘れ防止
• 点火に連動して風量自動調整・省エネ

パロマのウィズナは、清掃しやすいヒートカットトップ、使いやすいオートメニュー機能、30分で自動消火する安心モード、感震停止機能、レンジフード連動で省エネ効果が特徴です。天板幅は60cmと75cmから選択可能で、シャインシルバーやマッティーブラックなどのバリエーションがあります。

【スペック】

• 温度キープ機能・オートメニュー機能搭載
• ヒートカットトップで焦げつきを防止するためお手入れ簡単
• コンロ30分消火あんしんモードで、火の消し忘れを防止

機能の充実と質感の向上を追求したプレミアムシリーズ。バックライト付きの液晶操作パネルや音声によるガイドなど、ぜいたくな機能を搭載したモデルがリリースされています。

• ガラストップの天板に火力が表示　
• プッシュ式のダイヤルを使用
• 『+R　RECIPE(プラスアールレシピ)』に対応

リンナイのプレミアムシリーズとしてラインアップされている「デリシア」は、ガラストップの天板に火力が表示される仕様です。調理中も視線を移動させることなく火力を確認できるため、使いやすさに優れています。

【スペック】

• 温度設定や湯沸かし機能などが設定できるようにデザイン　
• オート調理が可能なアプリ『+R　RECIPE(プラスアールレシピ)』に対応　

• 家庭用で最大級の高火力(約4,510kcal/h)を出力　
• 充実した調理機能を搭載　
• 「ワイドな五徳」が採用

リンナイの「デリシアグリレ」は、家庭用で最大級の高火力(約4,510kcal/h)を出力するリンナイのハイエンドモデルです。大型の鍋やダッチオーブンも安定する「ワイドなごとく」が採用され、本格的な調理を好む方におすすめのモデルとなっています。

【スペック】

• 家庭用で最大級の高火力(約4,510kcal/h)を出力が可能　
• 「親子バーナー」をはじめ「麺ゆで機能」「土鍋自動炊飯機能」「揚げもの温度調節機能」を搭載　

• 多彩な調理が可能なグリル機能　
• 幅広い調理に対応できるハイグレードなモデル　
• グリル操作部バックライト付き液晶画面と音声ガイド機能も搭載

ノーリツの「プログレ」は、細やかな火力調節が可能なコンロ機能、「焼く」だけでなく「煮る」「蒸す」「炊飯」「ノンフライ」など多彩な調理が可能なグリル機能を備えています。新たな燃焼方式により煙やニオイを大幅に軽減し、フラットなグリル庫内と洗いやすいプレート搭載です。ノーリツのコンロの中でも、グリルのお手入れが簡単な機種といえます。

【スペック】

• 細やかな火力調節が可能なコンロ機能　
• グリル操作部にバックライト付き液晶画面と音声ガイド機能も搭載

• 操作がしやすい大型の点火つまみ　
• 鋳物製の全面五徳　
• 家庭用コンロでは最大クラスの高火力　

ノーリツの「プラスドゥ」は、唯一無二のデザインで、本格的な調理を好む方に人気のロングセラーモデルです。料理店の厨房で使うような武骨ながら操作がしやすい大型の点火つまみ、重量のある大型の鍋やダッチオーブンも安定する鋳物製の全面五徳、4,510kcal/hという家庭用コンロでは最大クラスの高火力など、本格志向の方もご満足いただける機能を備えています。

【スペック】

• 4,510kcal/hという家庭用コンロでは最大クラスの高火力　
• グリルでプラスドゥ専用ダッチオーブン(付属品)を使えばさまざまな調理が可能

  　

• すっきりとした見た目と手入れのしやすさを両立　
• 専用アプリで調理ができる自動調理ガイドを搭載　
• 充実した安全機能

パロマの「クレア」は、機能と上質さを兼ねたパロマのプレミアムガスコンロです。段差を少なくしたデザインと広々と使える小径アイランド型グリル排気口を備え、すっきりとした見た目と手入れのしやすさを両立しています。

【スペック】

• 「ヒートカットグリル扉」や「あんしんモード」、「鍋なし検知機能」も備え、安全機能も充実　
• 専用アプリからメニューを選択すると簡単に調理ができる自動調理ガイドを搭載

ユニバーサルデザインでは、「だれもが使いやすいコンロ」であることをコンセプトに「アバンセ」「ユーディアエフ」「セイフル」の3つのモデルが販売されています。

• 天板にタッチスイッチを配置　
• 充実した安全機能　
• 子どもたちの安全に貢献するデザイン

パロマの「アバンセ」は、天板にタッチスイッチを配置した先進的なモデルです。安全機能も充実しており、着衣着火ややけどのリスクを低減する「エリアセンサー」を搭載。五徳のまわりに配置された9つのセンサーが、手や袖口を検知して、自動でコンロの火力をコントロールします。

【スペック】

• 五徳のまわりに配置された9つのセンサーでコンロの火力を自動コントロール　
• 着衣着火や、やけどのリスクを低減する「エリアセンサー」を搭載

• 操作状況や危険などを音声で知らせる「音声ガイダンス」を搭載　
• コンロ操作部を各バーナーの正面に配置　
• 点火時のLED点灯がわかりやすい表示カラーが採用

リンナイの「ユーディアエフ」は、分かりやすく安心感が持てるように、操作状況や危険などを音声で知らせる「音声ガイダンス」を搭載しています。音声の高さやスピード、音質などは、聞き取りやすいように工夫されています。また、コンロ操作部を各バーナーの正面に配置することで、腰をかがめなくても操作パネルが見える設計です。

【スペック】

• 操作状況や危険などを音声で知らせる「音声ガイダンス」を搭載　
• LED点灯がわかりやすい表示カラーが採用し視認性の向上にも細かく配慮　

• 文字が大きく操作もシンプルに設計　
• 安全面に配慮した機能が充実　
• 操作パネルが「コンロ」と「グリル」で色分け

リンナイの「セイフル」は、文字が大きく、操作もシンプルに設計されたユニバーサルデザインモデルです。タイマー設定などの操作パネルを「コンロ」と「グリル」で色分けすることで操作の間違いを防ぐデザインになっている他、機能の作動状況などを音声でお知らせする機能も搭載されています。

【スペック】

• タイマー設定などの操作パネルが「コンロ」と「グリル」で色分けされ誤操作を防止　
• 消し忘れ防止や揺れを検知して自動消火する機能などを搭載

参考)ガス機器見積もり・交換｜東京ガス

据置型のおすすめガスコンロは、下表の8つです。

商品の具体的な特徴や機能について、解説します。

注）「東京ガスの機器交換」では据え置き型のお取り扱いがございません。そのため、お求めの際はご自身でお求めください。

基本的な性能を抑え、コンパクトで使いやすいのがスタンダードシリーズです。ハイグレードなモデルと比較して機能や天板の素材に違いがありますが、安全性能などで劣ることはありません。手軽にガスコンロを買い替えたい方におすすめのグレードです。

• 遠赤外線セラミックバーナーを採用　
• 「ココットプレート」使用でお手入れが簡単　
• 安全性にも配慮した豊富な機能が特長

リンナイの「ラクシエ」シリーズのシンプルモデルである「クラシエファイン」は、グリル料理が手軽にできるタイプです。業務用機器にも使用される遠赤外線セラミックバーナーを採用し、食材をこんがりおいしく焼き上げます。

【スペック】

• 業務用機器にも使用されている遠赤外線セラミックバーナーを採用
• 「湯沸かし機能」、「コンロ調理タイマー」などを搭載

• 華やかな光沢を加えたホーロー素材を採用　
• 「無水両面焼グリル」を採用　
• 「オートメニュー機能(魚焼き)」を搭載

ノーリツの「NLW2291」シリーズは、華やかな光沢を加えたホーロー素材を採用しており、調理後のお手入れが簡単です。調理性能では、「無水両面焼グリル」が採用され、上下の炎で同時に食材を加熱するため、途中でひっくり返す必要がありません。

【スペック】

• 「無水両面焼グリル」が採用され途中で食材をひっくり返す必要なし。　
• 「オートメニュー機能(魚焼き)」、「グリル調理タイマー」、「煮込み機能」を搭載

• 「ハイパーガラスコートトップ」が採用　
• 「オートメニュー機能」を搭載　
• 火災を未然に防ぐ「フレームトラップ」を搭載

パロマの「エブリシェフ」はその名の通り、毎日の調理における使いやすさを考えたモデルです。天板には、ホーロー用鋼板に2層のガラスコートをかけた「ハイパーガラスコートトップ」が採用され、傷がつきにくく、重い物を落としてもひび割れの心配が少ないです。

【スペック】

• 傷つきにくい「ハイパーガラスコートトップ」を天板に採用　
• 「オートメニュー機能」、「煮込み・煮もの機能」、「炊飯・湯沸かし機能」などを搭載

各メーカーが力を入れているのが、ハイグレードシリーズです。センサーを搭載したバーナーによって、ガスコンロにお任せで調理できる多彩な機能を搭載したモデルが販売されています。

• ガラス天板の温度上昇を抑える「イージークリーン」を採用　
• 「焦げつき消火機能」「立ち消え安全装置」を搭載　
• カラーバリエーションが豊富

リンナイの「ラクシエ」シリーズは、ガラス天板の温度上昇を抑える「イージークリーン」を採用しており、掃除のしやすさがさらに向上したモデルです。また全シリーズ共通で、安心機能と便利機能に優れた温度センサーをコンロに標準装備しています。鍋底の温度をセンサーが感知して油の発火を防ぐ他、炒め物の際にも鍋底が高温になると自動での火力調節が可能です。

【スペック】

• 安心機能と便利機能に優れた温度センサーをコンロに標準装備　
• ガラス天板の温度上昇を抑える「イージークリーン」を採用

• ガラスコートトップを天板に採用　
• 「ツインシールド構造」を採用　
• ガスコンロ任せの調理が可能

ノーリツの「NLW2290」シリーズは、艶やかな光沢が特長のガラスコートトップが天板に採用されたモデルです。バーナーリングの2カ所にパッキンを装着することで、煮こぼれによる器具内部への侵入を防ぐ「ツインシールド構造」を採用しています。そのため、一体成型フラット構造と併せて、毎日のお手入れが非常にしやすい機種です。

【スペック】

• 煮こぼれによる器具内部への侵入を防ぐ「ツインシールド構造」を採用　
• 「無水両面焼グリル」「オートメニュー機能」「グリル調理タイマー」「煮込み機能」などが搭載

• デザイン性にこだわったスタイリッシュさが特長　
• ハイパーガラスコートトップを天板に採用　
• 石窯風調理ができる「ラ・クック、ラ・クックグラン」にも対応

パロマの「グランドシェフ」シリーズは、グッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高さが特徴です。トッププレート素材には、「ハイパーガラスコートトップ」を採用。ツインシールド構造によって、毎日の手入れもしやすくなっています。

【スペック】

• トッププレート素材に「ハイパーガラスコートトップ」を採用　
• 自動で火加減調整、自動消火する「煮もの機能」や「炊飯・湯沸かし機能」を搭載

• 天板には「ハイパーガラスコートトップ」を採用　
• グリル排気カバーをうすく小さくしたデザイン　
• 「ラ・クックグラン」に対応

「エス」シリーズも「グランドシェフ」シリーズと同様に、グッドデザイン賞を受賞しているパルマのコンロです。「調理タイマー」「炊飯・煮込み機能」といった機能や、グリル排気カバーをうすく小さくしたデザインによるすっきりとしたトップまわりが特徴となっています。

【スペック】

• 「調理タイマー」「炊飯・煮込み機能」といった機能を搭載　
• 　遠赤外線による効率的な調理が可能な「ラ・クックグラン」に対応

料理好きな方にうれしい多彩な機能を搭載しているのが、プレミアムシリーズです。天板にも高級素材が用いられていて、高い耐久性を誇ると同時に、美しい見た目が特長となっています。こだわりの据置型ガスコンロを探している方におすすめです。

• ガラストップにドイツ「ショット社」のCERANを採用　
• ココットプレート」が付属　
• 安全機能が充実

リンナイの「ラクシエプライム」は、安全機能が充実した「ラクシエ」シリーズのプレミアムモデルです。ガラストップには、ドイツ「ショット社」のCERANが採用され、高温やキズに強く高い耐久性を備えています。

【スペック】

• ガラストップに耐久性の高いドイツ「ショット社」のCERANが採用　
• さんまも丸ごと焼けるゆとりある奥行きの「ココットプレート」が付属

ガスコンロには主に2つの設置タイプがあり、ご自宅のキッチンに合うタイプの中から選べます。まずは、ガスコンロのタイプを知ることから始めましょう。「ビルトイン型」「据置型」のそれぞれの特長について、詳しく解説します。

「ビルトイン型」は、システムキッチンに埋め込む製品です。キッチンとの一体感があり、見た目の美しさが特徴的です。調理台との境目もフラットにできるため掃除や手入れもしやすく、使い勝手に優れたタイプです。また、充実した機能や細かな火力設定ができる操作性の高さも料理を頻繁に行う方にとっては魅力的でしょう。

機能が多い分価格も高めに設定されているのがデメリットと言えます。交換にはガスの配管作業ができる資格が必要となるため、専門の業者に依頼する必要があります。

ガス栓とホースでつなげば、ガス台に置くだけですぐに使えるのが「据置型」です。ガス栓にガスホースを接続するだけで簡単に設置できて取り外しも簡単な点が特長となっています。ガスコンロ台に収まる大きさの製品を選べば、どこのメーカーの製品であっても設置が可能です。サイズや魚焼きグリルの有無などのバリエーションがあり、価格も手頃なものが多いのでご自分のライフスタイルに合わせて選びやすいです。

据置型は、ガスコンロと壁との間に食材のカスや油などがたまりやすく、こまめな掃除が必要な点がデメリットと言えるでしょう。ゴム管が折れ曲がったり、捻じれたりしないように注意すれば、ご自分でも設置が可能です。
ご自身でガスコンロを設置する際は、お使いになるガスの種類と一致しているかを必ず確認しましょう。ガスには都市ガス（12A・13A）とプロパンガス（LPG）があります。ガスコンロはガスの種類ごとに製造されており、適合しないものを接続してしまうと危険を伴うためご注意ください。

注）「東京ガスの機器交換」では据え置き型のお取り扱いがございません。そのため、お求めの際はご自身でお求めください。

さまざまな製品が市販されている中で、何を基準に新しいガスコンロを選べばいいのか迷っている方に、チェックするべきポイントを8つ紹介します。ポイントを参考にすることで、ご家族の人数や用途に見合った製品が選べるようになります。

ガスの種類は都市ガスとプロパンガスの2種類です。自宅のガスの種類がわからない方はホースの色を確認しましょう。ベージュ色のガスホースであれば都市ガス、オレンジ色のガスホースであればプロパンガスです。

また、ガスコンロによって、使用するガスの種類が決められている場合があります。自宅で使用しているガスの種類と、ガスコンロで決められたガスの種類が異なる場合は使用できないため、事前の確認が大切です。

世帯人数や料理の量、必要なコンロの口数は異なります。

単身世帯や夫婦のみの世帯では、1口タイプでも良いでしょう。複数料理をする場合は2口、煮込み料理など鍋を置いておきたい場合は、3口あると便利です。

また、据置型では2口が多いですが、ビルトイン型の場合、コンロの数は3口タイプが主流です。

コンロのサイズは、ビルトイン型と据置型で選び方が異なります。

ビルトイン型の場合、コンロのサイズは、トッププレート(鍋などを置く五徳の下の天板)のサイズで表され、主に横幅が45cm、60cm、75cmの3種類があります。使用しているガスコンロを確認して、同じサイズのものを選びましょう。

据置型のサイズは2通り展開されていて、横幅が60cmのタイプと56cmのタイプがあります。キッチンに合うサイズのものを選びましょう。また、火災予防のため前方・後方・側方を15cm以上、上方を100cm以上空ける必要があります。

ガスコンロの安全機能として、調理油過熱防止機能や消し忘れ消火機能などがあります。

2008年以降のビルトインコンロにはSiセンサーという装置がすべて搭載されています。このセンサーが鍋底の温度やバーナーの炎を検知することで油の発火や消し忘れを防ぎ、コンロを安全に使えるようになっています。

他にもガスコンロによっては感震停止機能や鍋なし検知機能など安全にガスコンロを使う機能があります。万が一の事故を未然に防ぐためにも、安全機能を搭載しているガスコンロを検討しましょう。

ガスコンロに付いているグリルの性能もさまざまです。必要なグリル機能が備わっているガスコンロを選びましょう。

例えば、グリルで調理する場面の多い焼き魚ですが、焼き時間や火力を自動で調整してくれるタイプのグリルが便利です。

サイズもワイドサイズと通常サイズがあるので、世帯人数やよく調理する料理によって選ぶのがおすすめです。

操作方式には、「レバー」「ダイヤルボタン」「つまみ」などがあります。

標準的なコンロでは「レバー」が採用されていることが多く、押すだけで確実に点火することができます。

「ダイヤルボタン」は、フラットなデザインにすることができるため、すっきりしたデザインで、お手入れが簡単なのがメリットです。一方、使用する部品数が多いため、価格がやや高くなる点はデメリットといえます。

ガスコンロによっては、火力を自動調節したり、設定温度をキープしたりできる便利な機能が備わっているため、火加減を調整する手間を軽減できます。

またココットプレートなどを活用すれば、焼き魚やノンフライ調理などがスイッチひとつで調理可能です。

メーカーによって、専用調理器具が複数展開されているものもあるため、調理時間の短縮したい方は便利機能をもとに選ぶのがおすすめです。

天板の焦げつきにくさや、グリルの汚れにくさ、ガスコンロ全体の掃除のしやすさといった、手入れのしやすさも重要な要素です。

最新のガスコンロは、コンロ内部に汚れが入りにくい工夫や、部品が取り外せて洗いやすい構造になっています。

キレイを保つ工夫が備わっているガスコンロを選び、掃除の負担を減らしましょう。

ガスコンロの種類によっては、さまざまなデザインや色が展開されている商品があります。ピンク、シルバー、ブラックなど、お部屋とマッチする色や好きな色から選ぶことも可能です。

ガスコンロメーカーのおすすめは、「パロマ」「リンナイ」「ノーリツ」の3社です。いずれのメーカーも業界トップクラスのシェアを持ち、新しい機能を搭載した製品を数多くリリースしています。豊富な実績と高い技術力を活かした製品づくりで、安全性にも優れた製品が多いです。

リンナイは、名古屋に本社を置く給湯器や暖房機器などを幅広く製造・販売しているメーカーです。技術力に優れた企業で、これまでに数々の世界初となる技術や製品を生み出してきました。ビルトインコンロでは、アプリを使ったオート調理や無水調理等、多彩な調理が可能な調理器具『ザ・ココット』を付属しているプレミアムガスコンロ『DELICIA(デリシア)』シリーズ、据置型ガスコンロでは「ラクシエ(LAKUCIE)」シリーズを展開中。高火力でデザインにもこだわったWeb販売限定コンロも販売しています。また、誰もが使いやすいガスコンロをコンセプトに、早くからユニバーサルデザインモデルの開発・販売を手掛けてきたメーカーでもあります。

ノーリツは神戸市に本社を置く企業です。給湯器や温水暖房機器などを中心とした住宅設備機器の分野で高いシェアを持ち、今も業界をリードし続けています。厨房分野では、日本で初めてビルトインコンロを発売したハーマンと統合し、業界トップクラスの高効率バーナーを開発するなど、利便性だけでなく、環境性にも配慮した開発を行なっています。「ビルトインコンロでは、つくるは、もっと楽しくできる。」をコンセプトに商品開発をしており、細やかな火力調節と多彩な自動調理が可能な「プログレ(PROGRE)」シリーズ、調理中の温度表示や調理サポート機能も充実した「オルシェ(Orche)」シリーズなど、グレード別に豊富な製品を展開中です。

名古屋市に本社を置くパロマも、国内を代表するガス器具メーカーです。その歴史は古く、1911年に母体となる企業が生まれ「パロマ」の商標を展開しはじめた1950年代以降に事業が拡大。1970年代には北米への本格進出を果たし、世界的なガス給湯機器メーカーとして知られています。ガスコンロでは、プレミアムガスコンロ「クレア(CREA)」シリーズ、シンプルデザインが特長の「フェイシス(FACEIS)」シリーズなどを展開しています。

ガスコンロが故障した場合は、修理をして使い続けるというのも選択肢の１つです。比較的新しいガスコンロであれば、交換ではなく修理した方が費用面での負担が軽くなる可能性が高いでしょう。ご自身で修理か交換の判断が難しい場合は、どちらも対応できるガス会社などに、修理が可能かどうかご相談してみるのがおすすめです。

修理を依頼する場合は、以下の内容を事前に確認しましょう。

ガス機器は扱い方を間違えば重大な事故を起こす可能性もあるため、作業内容によっては有資格者でなければ対応してはいけないものもあります。修理資格制度を設けて、作業品質を意識している業者の方が安心です。
東京ガスでは、必ずガス機器の修理に必要な資格をもったスタッフが対応しますので、安心してお任せいただけます。

修理を依頼する際は、事前に見積もりを確認しましょう。料金が安すぎたり、説明が不十分だったりする場合は注意が必要です。見積もりにない追加費用が請求されことがないか確認しましょう。

ガスコンロの修理にかかる時間は、症状や作業内容によって異なります。
メーカーから交換用部品を取り寄せて対応する場合は、在庫の確認や調達までに1週間程度の時間が必要となるケースもありますが、部品在庫がある場合や汎用性の高いパーツや配管等の交換で済む場合は、訪問当日に2～3時間程度で作業完了するケースが多いです。
東京ガスでは、ガスコンロをはじめとしたガス機器のトラブルに最短で当日ご訪問し対応いたします。お困りの際はぜひご検討ください。

ガス機器の修理費用は、出張費(故障診断料等含む)、技術料、部品代で構成されるのが一般的です。故障箇所によって作業内容や費用が異なるため、まずは故障箇所の診断・見積もりを依頼しましょう。
東京ガスでは、修理前に費用総額のお見積もりを提示し、金額確定後に追加請求することはありません。価格体系は以下の通りです。

【東京ガスの修理費用の価格体系】

• 修理基本料(税込4,400円。出張費、故障診断費、簡易的な一次対応費を含む)
• 技術料(作業内容に応じて算出されます。)
• 部品費(部品交換した場合にかかります。)

注)2024年10月現在の情報です。

ガスコンロには据置型やビルトイン型、カセットコンロなどの種類をはじめ、コンロの数や大きさ、性能など幅広い製品が販売されています。基本性能を抑えたスタンダードモデルから、機能性と質感を追求したプレミアムモデルまで、ランクやカラーバリエーションをもとに好みにあうモデルを見つけるのも良いでしょう。

「東京ガスの機器交換」では、ご紹介した3大メーカーを中心としたガスコンロの交換サービスを行っています。ご使用中の設備の写真撮影と必要事項を入力いただくと、最短当日注）、無料でお見積もりをご提示できます。設置状況が写真で判断できれば現場調査は不要で、お立会いただくのは工事当日のみです。


また、修理か交換かお迷いの方も、東京ガスは使用年数と利用状況、修理・交換の費用などを総合的に評価し、お客さまにとってベストなご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。