この記事でわかること
- ビルトインコンロの交換目安がわかる!
- ビルトインコンロを交換するメリットがわかる!
- 機種選びや設置の流れなどビルトインコンロ交換に関する疑問の答えがわかる!
ビルトインコンロの交換目安はおよそ10年
ビルトインコンロの交換目安は、およそ10年です。
ビルトインコンロは経年劣化してくると、天板やゴトク、ガスバーナーなどの汚れが落ちにくくなり、お手入れの手間がかかるようになります。
また、部品なども劣化するため「なんだか着火しづらい」などの不具合も生じてきます。
しかし、意外に長く使っているご家庭も多いもの。10年以上使い続けているというのなら、ビルトインコンロのリフォームを検討してみましょう。
また、ビルトインコンロは2008年の法制化によって、家庭用には「Siセンサー」と呼ばれる安全装置が搭載されています。
もし、まだSiセンサーコンロではないのなら、毎日の安心・安全な暮らしのためにも、ビルトインコンロを交換することをおすすめします。
2024年09月24日
ビルトインコンロの寿命とは|交換時期の見極め方を紹介
「火のつきが悪い」「火力調整がしづらい」「ガス臭い」などの不具合を感じている場合、それは寿命を迎えている可能性があります。 不具合のなかには、放っておくと不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険性もあるため、交換時期の見極めが重要です。 ビルトインコンロの寿命や、交換時期の見極め方、故障または寿命を迎えた際の対応などについて解説します。
最新のビルトインコンロに交換するメリット
現在、ビルトインコンロに不具合がない方にとって交換するメリットが感じられないかもしれません。
しかし、最新式のビルトインコンロに交換することで生活を豊かにしてくれるポイントがたくさんあります。
そこで、リンナイのデリシアを例に、ビルトインコンロを交換すべき理由を紹介します。
料理をより楽しめる調理機能が搭載
最新のコンロは料理をより手軽に楽しめる便利な機能が搭載されています。
たとえば、スイッチ一つで火加減を調整してくれるオート機能、遠赤外線セラミックバーナーを採用したグリル、アプリの連動で行える自動調理などを利用することで、手間なく料理ができます。
ほかにも最新式のコンロには、さまざまな便利な機能や特徴があります。
調理性でコンロを選びたいという方はこちらも参考にしてみてください。
サッと拭くだけ掃除が簡単
最新式のコンロに交換したことで、お手入れが楽になったというお客さまがたくさんいらっしゃいます。
特にガラストップを採用したコンロは、汚れが付きにくく、焦げ付きにくい構造になっていて、サッと拭くだけで汚れも落とせます。
加えて、スモークオフ機能が搭載されており、従来のガスコンロに比べてニオイや煙を大幅カットできることから、部屋にこもるニオイも気にする必要がありません。
安全機能が充実!もしものときに安心
最新式のコンロは安全機能も優れていて安心です。
リンナイデリシアには、以下のような機能が備えられています。
- 火の消し忘れを検知し自動消火
- 地震を検知してコンロの火を自動消火
- 鍋が乗っていないと点火せず、1分間鍋が乗っていなければ自動消火
消し忘れ防止の自動消火機能は、使用状況に応じて30分~2時間の間隔で設定できるため、使用中に消えてしまう心配もありません。
また、安全機能は上記以外にも搭載されており、安全性の面を重視するなら最新式のコンロはおすすめです。
ビルトインコンロを交換する前に確認しておきたいこと
ビルトインコンロの交換を検討しているのであれば、現在使用しているガスの種類やコンロのサイズ、そもそも新しいビルトインコンロに対応しているのかを確認しておくとスムーズです。
それぞれ交換前に確認しておきたいポイントを見ていきましょう。
①ビルトインコンロの設置に対応しているか
まずは、現状のキッチンにビルトインコンロを設置できるかどうかを確認しましょう。
ビルトインコンロからビルトインコンロへの交換が基本になりますが、その他のタイプでも交換可能なケースはあります。
ビルトインタイプ | セクショナルタイプ | テーブルコンロ | |
---|---|---|---|
ビルトインコンロへの | 交換可能 | コンロ台ごと交換 | 場合によっては可能 |
ビルトインタイプからの交換
システムキッチンの天板に埋め込まれるように設置されているタイプ。
交換する形で、新しいビルトインコンロを設置可能です。
ただ、ビルトインコンロの下にガスオーブンがある場合、その交換の有無で選べるビルトインコンロが変わります。
- オーブンを交換する:メーカーを問わずコンロの機種を選べる
- オーブンをそのまま残す:オーブンのメーカーと同じコンロを選ぶ必要がある
- オーブンを撤去して、収納庫に変更する:メーカーを問わずコンロの機種を選べる
セクショナルタイプからの交換
セクションタイプは、コンロ台とガスコンロが一体化したタイプです。
ビルトインコンロに変更する場合は、専用のキャビネットを使用してコンロ台ごと交換します。
テーブルコンロからの交換
ガステーブルとも呼ばれ、独立したコンロ台の上に据置きのガスコンロが乗っているタイプです。
基本的に、テーブルコンロからビルトインコンロへの交換はできません。
ただし、専用キャビネットを使用して、ビルトインコンロへの交換が可能なケースもあります。詳しくはお問い合わせください。
②ガスの種類は何か
ガスの種類は、都市ガスかプロパンガスの2種類に分けられますが、それぞれのお使いのガスに対応したガスコンロでなければ使用できません。
そのため、交換前に現在住宅で使用しているガスの種類を必ず確認してください。
お使いのガスの見分け方としては、プロパンガスのボンベの有無やガス漏れ警報器の設置場所が上か下かどうかを確認する方法があげられます。
一番手っ取り早い方法は、ガスコンロやガスメーターを確認することです。
「12A」や「13A」といった表記があれば都市ガス、「LPG」の表記があれば使用するガスはプロパンガスです。
③設置されているサイズは何cmか
ビルトインコンロの天板のサイズには、大きく分けて60cmと75cmの2タイプがあり、交換する際は、基本的に現在設置しているサイズと同じ大きさのコンロを選びます。
交換の際にサイズを変更することも可能ですが、たとえば、75㎝のコンロから60㎝にすると、以前のコンロの設置跡が残ってしまう可能性があります。
また、反対に60㎝から75㎝にする場合は、消防法によってレンジフードのサイズも75㎝かそれ以上に変更しなければならなく、追加工事が必要になるかもしれません。
2024年09月24日
ビルトインコンロのサイズを解説!サイズごとの特徴の違いを比較
キッチンのリフォームを検討する際に、意外と見落としがちなのがビルトインコンロのサイズです。 設置するビルトインコンロのサイズによってキッチンの使い勝手は大きく変わります。 それぞれのご家庭に合ったコンロ選びができるように、本記事ではビルトインコンロのサイズと特徴についてご紹介します。
ビルトインコンロを交換する際の流れ
ここでは、ビルトインコンロの交換の流れをご説明します。
1.お写真確認/お見積もり
現在の設置状況などが分かるようお写真をいただき、ご希望のコンロでお見積もりを作成します。
2.工事日の調整
現場調査が不要と、お写真から判断できましたら、早速工事日の調整をさせていただきます。
※状況によっては現場調査が必要な場合がございます。
3.工事当日
作業による傷や汚れが付かないように、キッチンの床を養生します。
4.既存のコンロ取り外し
既存のコンロを取り外します。
5.周辺部分の掃除
取り外したコンロ周りの汚れを掃除します。
6.ビルトインコンロの取り付け
新しいビルトインコンロ、配管を取り付けます。
7.試運転
コンロが正常に作動するか、接続不良やガス漏れがないかを試運転で確認します。
8.操作説明
操作方法をお客様にご説明して、工事完了となります。
ビルトインコンロの交換に関するよくある質問
ここでは、ビルトインコンロの交換に関して、よくある質問とその答えをまとめます。
どのビルトインコンロがおすすめ?
ビルトインコンロは各メーカーから販売されており、それぞれ機能や特徴が違うため、どのコンロを選ぶべきか悩んでしまいます。
自分にとって最適なビルトインコンロは、安全性やデザイン、お手入れのしやすさ、調理機能の充実さなど、何を重視するかによって変わってきます。
つまり、優先したい条件や機能を決めたうえで機種を絞っていくと、希望のコンロを見つけやすいでしょう。
東京ガスがおすすめするコンロはこちらでも紹介しております。
コンロのおすすめ商品
2024年09月24日
おすすめのビルトインコンロを目的別に紹介!
調理性・お手入れ性・安全性など、性能の向上が近年著しいビルトインコンロ。 複数のメーカーから、いろいろな機種が販売されていて、どれを選べば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、リフォームのプロが選ぶおすすめのビルトインコンロを目的別にご紹介します。 人気の機種をランキング形式にして上位3つずつご紹介するので、この記事を参考にご自宅に合ったビルトインコンロを選んでみてください。
ビルトインコンロの交換費用はどれくらい?
ビルトインコンロ交換の費用相場は、グレードによって変わります。
それぞれのグレードの費用相場を、以下で見てみましょう。
- スタンダードモデル:~100,000円
- ハイグレードモデル:110,000~140,000円
- プレミアムモデル:180,000円~
※工事費含む販売価格です。
このように、グレードによって価格と機能性が異なってきます。
また、既存のコンロがどのタイプかによって工事内容も変わってくるため、場合によっては追加費用がかかることもあります。
交換作業は自分でできる?
「ビルトインコンロを、自分で交換することはできるのかな?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
ビルトインコンロの交換は、ガス管の接続、ガス漏洩チェックなど、有資格者のみが作業できる工程があり、自分で行うことができません。
「簡易内管施工士」「ガス機器設置スペシャリスト」、「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格が必要で、無資格の人が作業を行うのは非常に危険ですので、自分での作業は避けてください。
ガス栓とガスホースの交換はDIYでもできなくはないですが、安全・確実に交換ができるように、すべて専門業者に任せることをおすすめします。
2024年09月24日
ビルトインコンロの交換には資格が必要?必要な資格を解説!
ビルトインコンロの交換には専門の資格が必要です。 今回は、交換に必要な資格の種類やどのような資格を持っている業者へ依頼すべきかをご紹介します。 万が一、資格を持たない業者へ依頼してしまうとどのようなリスクがあるのかまで知っておきましょう。 ビルトインコンロの交換業者選びで失敗しないための参考にしてください。
ビルトインコンロの交換はどこの業者に頼めばいいの?
ビルトインコンロの交換を行う業者は主に以下の4つがあげられます。
- リフォーム会社
- ガス会社
- 家電量販店・ホームセンター
- インターネット販売業者
金額や特徴はそれぞれの業者によって異なり、たとえばリフォーム会社は、ビルトインコンロの購入と工事を同時に依頼しやすく保証や施工の安心感もありますが、その分割高になりやすいでしょう。
一方インターネット販売業者は、ビルトインコンロの選択肢が多く価格も安いものの、保証内容や信頼性がわかりにくいため、事前の見極めが必要です。
2024年10月22日
ガスコンロの交換はどこに頼む? 対応できる業者の選び方
ガスコンロの交換を頼める業者は、ガス会社や家電量販店などさまざまです。テーブルコンロは自分で交換できますが、ビルトインコンロの交換は専門知識が必須なので業者に依頼しなければなりません。業者によって価格や工事までの流れが異なるため、それぞれの特徴を理解する必要があります。この記事では、ガスコンロを交換する際の業者の選び方を解説します。業者選びで不安な方は参考にしましょう。
ビルトインコンロの交換まとめ
ビルトインコンロの交換目安はメーカーによって異なるものの、おおよそ10年程度とされています。
また、コンロの交換によって機能が増えるだけでなく、安全性やメンテナンス性の向上など多くのメリットが得られるため、もし目安期間よりも長く使っているのであれば、コンロの交換を検討しましょう。
その際はコンロのサイズやガスの種類、希望のコンロが住まいの環境に対応しているかどうかを事前に確認しておくとスムーズです。
おうちの機器なら、東京ガスの機器交換!
コンロの耐用年数注)は約10年です。また、メーカーには保有期間を定めている部品もあり、長期間使用の際に修理を受けられないケースもあります。
コンロの交換費用は10万円以内に収まることが多いです。10年以上経つと故障の頻度も増えるため、1回の金額は修理の方が安くとも何度も修理を繰り返すよりも新しい機器に交換することをおすすめします。
注)各メーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準使用期間を指します。